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2009.04.12
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カテゴリ:その他
 前半部分は、本著のセールス・トークを聞かされる(読まされる)だけ。
 そして、第3章になって、やっと本編が始まる。
 でも、そこに書かれている内容は、
 巻末の折り込みページ、たった1ページに、ほぼ全てが示されている。

 本著の内容は、この折り込みページさえ読めば、ほぼ完璧に理解できる。
 これなら、確かに1分間で勉強完了。
 でも、全ての書物が、こんな風になっているわけはない。
 それらに対し、本著で学んだテクニックで、本当に対応できるのか?

   ***

「1分間勉強法」とは、本1冊を1分で読み、60冊分を1分で復習する方法。
(第14刷の折り込みページでは、「復讐」になっている!)
そのために使われるのが「タイムマジック」。
これで、本1冊が1分で読めるようになる。

その時、用いられるのが「ワンミニッツ・リーディング」という手法。
「リーディング」は“reading”ではなく、“leading”というところがポイント。
つまり、「読む」のではなく「導く」。
具体的には、本を右手に持って、2ページを0.5秒で、左手でめくっていく。

その際、視線は左手の甲全体に置いたまま、動かさない。
そうすると、「周辺視野」がページ全体を捉え、リーディングできる。
その時、感覚として、引っかかっる部分が出てきたら、ページの上端を折っておく。
これを、後でまとめていくのだ(まとめ方は後述)。

ここで問題は、リーディングした時、感覚として、どれだけのものが引っかかってくれるかということ。
「知らないこと」「分からないこと」は、引っかかってきにくいはず。
と言うことは、リーディングした時、ちゃんとそれを捉えることが出来るような状態を、
予め、頭の中に作り上げておくということが、必要になってくる。

ところが、著者自身が本著で述べているように、
「思い出すことに数秒かかるが、意味がわかる」ものや
「見たことはあるのだが、その意味が思い出せない」ものは、
比較的スムーズに勉強が進むけれど、
「見たことも聞いたこともない」ものをわかるようにするためには、多大な時間を要する。

つまり、「見たことも聞いたこともない」ものが少ない分野については、
「リーディング」によって、効率よく勉強できる可能性があるけれど、
そうでなければ、やはり基礎に戻って、きちんとした勉強を積み重ねていくしかない。
その時、「1分間勉強法」は、可能なのか?

   ***

それに比べると、「まとめ方」は、結構納得いくものだった。
それは、「カラー・マジックシート」なる、赤・緑・黄・青に色分けされた用紙に、
重要度別に、青いペンで書き込んでいくというもの。

「今すぐしなければならない重要なこと」は赤の欄に、
「しなければならない重要なこと」は緑の欄に、
「後回しにしてもいい重要なこと」は黄色の欄に、
「しなくてもいい重要なこと」は、青の欄に、それぞれ記入していく。

そうやって、分類しておくと、この「カラー・マジックシート」を後で見た時、
より重要なところが、一目瞭然になっている。
そして、さらにこの「カラー・マジックシート」を、
重要度に応じて、赤・緑・黄・青のカラーファイルに分類して、入れておく。

そして、赤いファイルは常に持ち歩き、毎日繰り返し見て暗記する。
緑のファイルは1週間に1度、黄色のファイルは1か月に1度、
青いファイルは1年に1度くらい復習する。
これによって、本60冊分の復習が、1分で出来ることになる。

これは、なかなかのアイディアで、誰でも出来そうな良い方法だと思う。
まぁ、この「分類する」という作業をすること自体に、実は、大きな意味があり、
その段階で、かなりの勉強ができてしまっているはずだ。
このことは、『7つの習慣』に書かれていた「時間管理のマトリックス」にも通ずるところがある。





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Last updated  2009.04.12 12:42:14
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