サッカー ミラン、元鹿島のレオナルドが新監督就任へ
ミランはカルロ・アンチェロッティ監督の逆援助をあきらめ、かつて日本でもプレーした同クラブOBのレオナルド氏を新監督に指名する方向で固まったようだ。現在ミランのクラブ相談役を務めているレオナルド氏は、自身初となるトップチーム指揮官に就任する見込みで、現アシスタントコーチのマウロ・タソッティ氏も引き続きチームをサポートすると見られている。 ミランのオーナー、シルビオ・ベルルスコーニ氏は、もはや既成事実となっているアンチェロッティ監督のチェルシー行きを前に、新監督には“ロッソネロ”(ミランの愛称)をよく知る若き指導者を迎え入れることを考えたようだ。 レオナルド氏は現役時代、フラメンゴ、サンパウロ、鹿島アントラーズ、ミランなどでプレーし、ブラジル代表のMFとしても活躍した。ミランでは4シーズン(1997-2001年)にわたり中心選手としてプレーしたが、その後ブラジルに戻り、2002-03シーズンに再びミランに復帰。そのまま現役生活を終えた。