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カテゴリ:書
中秋の名月 皆様はご覧になられたでしょうか? コロナ禍で不安な今年 殊の外 月は美しく輝いていたように思います。 扨 月と言えば鴈 昔から絵になる組み合わせです。 鴈には鴈信 と言う言葉があります。 つまり手紙の事です。 書を学ぶ人には大変重要であり身近なものと言えます。 昔ある人が地方に流された時 鴈の足に文を縛り付けて放したところからこの言葉が生まれたとか。 唐の太宗は王羲之の尺牘を二千通余も集めたと言われています。 王羲之の尺牘は今も私達の書生活を豊かにしてくれていますが。 (書簡 尺牘 鴈信は皆手紙を指す言葉です) 今私達がメールのやり取りをしているのと同じように昔の人々も書簡のやり取りをしていた? イエここにちょっと違いが! 書にはソレの文化に対する知識や認識が必要とされます。 だからこそいつまでも優れた書法文章が心を動かし学ぶ意欲をかき立ててくれるのだと思います。 王羲之に学ぶ カナリ手強い相手ですが 如何でしようか 名月を見てこんな事を考えていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.04 12:48:56
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