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テーマ:お勧めの本(7171)
カテゴリ:ビジネス書
こんにちは。
昨年、ご好評をいただいた銀行業界本の2019年版が出版されました。今回も、編集協力させていただいた本です。 タイトルは、「3日でわかる<銀行>業界 2019年度版 」。 3日でわかる 銀行 業界 2019年度版 日経就職シリーズ / 日経hr編集部 【本】 タイトル的には、去年と一文字しか違いませんが、現物のイメージはかなり変わりましたよ。 前回は、週刊誌サイズで、かなり大きな本という印象でした。今回は、A5サイズと、普通の本と同じ大きさです。 週刊誌サイズだと、イラストや図表が大きく見やすいというメリットがありますね。 ただ、カバンの中でかさばったり、満員電車の中で広げて読んだりするときは、多少ストレスを感じたかもしれませぬ。 今回は、コンパクトになって、電車の中とか、カフェとかで読むには最適。表紙もかわいいイラストで、お堅い銀行の就活本には見えないかも。 銀行業界は、現在、女性の働き方改革に熱心に取り組んでいます。女子学生も、この本を気軽に持ち歩き、ファッショナブルに銀行を目指してほしいと思いました。 字は多少小さくなりましたが、イラストや図表も引き続き見やすいです。ビジュアルと文章の比率が絶妙で、とてもわかりやすい。 また、普通の書棚に入るようになったので、前回は置いてなかった書店でも、見かけることが多くなりました。 就活生向けに書かれた業界研究の本ですが、一般の人たちにとってもなかなか魅力的なのですよ。 ここ数年の銀行業界は、まさにドッグイヤー。地銀の再編など、先行きが見通せないと思っているビジネスマンも少なくありませぬ。 今回、第一章の最新のトピックスを改訂しました。編集が日経新聞のグループ会社ということで、激変する金融業界の最新情報をゲットできるのもうれしいですね。 コンパクトにまとめられていますが、現役の銀行員でも、担当していなければわからない情報も結構あると思いました。 この本の最大の売りは、一冊で、業界と仕事内容、働き方の三つの情報が得られること。 それぞれ、個別の章が設けられており、一日一章マスターすれば、かなりの銀行通になるのは間違いありませぬ。 三つの情報のバランスも素晴らしく、銀行をスリーディーの視点から眺められて業界研究には最適です。事実、元銀行員にとっても、目からウロコの記述が満載でした。 昔、「一粒で二度おいしい」というキャッチコピーが話題になりましたが、この本はまさに、「一粒で三度おいしい」のですね。 手前味噌になりますが、私の担当箇所では、銀行員しかわからない銀行のトリビアを書かせていただきました。 私が就職活動をしたときは、これらの視点で書かれた業界研究の本がなかったと記憶しています。当時、今回のような本があれば、自分の適性に見合った職業選択ができたのですが…。 価格はなんと、税込み1,080円。内容からすれば驚くほどリーズナブルですよ。 この本だけで、銀行の面接で聞かれる業界がらみの質問には対応できると思います。あとは、自分の専門分野をきちんと説明できればベストですね。 銀行業界を志望される就活生は必見です。 学生以外でも、興味のある方は、是非、ご一読いただければ幸いです。 よろしくお願い申し上げます。 永嶋 信晴 3日でわかる 銀行 業界 2019年度版 日経就職シリーズ / 日経hr編集部 【本】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年10月18日 13時02分39秒
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