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My Natural Gardenの記録~昆虫と自然と自然農と鉄道模型と~

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2012.01.21
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カテゴリ:イタリア旅行
 ローマで2泊目の朝、5:45!に起床し、7:10にバスで出発しポンペイへ約3時間30分。ポンペイに着いて中に入るまで、私は正直大して関心を持っていなかった。古代ローマ時代に栄えた町が、突然のベスビオ火山の大噴火によって瞬時に埋めつくされたと説明されたのだが、どうせこじんまりとしたものだろうと高を括っていたからである。ポンペイの街の入口の門をくぐって中に入って驚いた。道の向こうが見えない程広いのである。
ポンペイ5_120115
ポンペイ5_120115 posted by (C)biokuma
ポンペイ2_120115
ポンペイ2_120115 posted by (C)biokuma
 すべての道は石畳であり、馬車が通った轍の跡がハッキリと残っていた。道の所々に水道の蛇口があり、水道が完備されていたことがわかる。また、発掘作業の時にあちこちに空洞があったため、その中に石膏を流し込んで型をとってみたら人々の苦痛に満ちた像が出来たという。実際の像が展示されており、ガスなどでやられて苦しむ姿がよくわかった。パン屋と思われる家では、石臼や現代でも使えるような石窯が残っていた。公衆浴場跡では、様々な工夫がされ現代でも通用するようなものであった。2000年も前にこのような高度な都市が存在したことに感銘した。
ポンペイ9_120115
ポンペイ9_120115 posted by (C)biokuma
 ベスビオ火山は、富士山と同じような裾野を持った山であったらしい。しかし、大噴火によって上半分が吹っ飛んで現在の様な形になったらしい。その後も度々噴火したことも事実である。1時間ほど歩いて、遺跡の四分の一程度を見たが、観光案内地図によればまだ半分位の部分が未発掘らしい。ポンペイは数日滞在してじっくり見てみたいものである。
 昼食は、スパゲッティー・ボンゴレであった。
 この後、再びバスに乗りアマルフィへ向かった。「アマルフィ海岸をドライブします」と渡された「旅のしおり」に書いてあったが、特に調べもせずに単なる海岸だろうと考えていた。ところが実際にアマルフィ海岸へ向かう道路に入って驚いた。断崖絶壁のあちこちに石造りの家が建っているのである。
20120115061533
20120115061533 posted by (C)biokuma
 また、『アマルフィ 女神の報酬』で織田裕二が走り回ったそうであるが、こんな崖っぷちの街にも大きなドゥーオモが建てられているのにも驚いた。この家々の間を縫うように細い道が崖の側面に作られており、さらにその道にたくさんの車が縦列駐車しているのである。当然、車のスレ違いは困難を極め、特にバスとのスレ違いはヒヤヒヤものである。おまけに曲がり角にはカーブミラーが必ずしも設置されておらず、警笛を鳴らしながらカーブするものの平気で突っ込んでくる車がいた。この道を延々と1時間以上走ってカゼルタへ向かう高速道路へ。今日は日曜日で車が少なく、かつシーズンオフのため観光客も少なく1時間程度で済んだようだ。シーズン中の平日は物凄い渋滞になるらしい。やはり観光はシーズンオフに限る。
 車の話が出たので一言。イタリアは遺跡ばかりなため、ちゃんとした駐車場がないのである。で、道路の路肩に公的な駐車スペースを設置しているが、当然足りないため道路のいたるところに駐車している。これに対応するためほとんどが軽自動車で小さいものが圧倒的に多い。さらに、彼らは縦列駐車で前後のスペースがほとんどない状態で止めている。一体どうやって出るのだろうと思ったが、なんとかなるらしい。したがって、小さな傷がいっぱいあるし、ほとんど洗うこともなくホコリだらけである。車は単なる移動手段と割り切って考えているそうだ。
 カゼルタのホテルの設備と規模は、今回の旅行で最高であった。しかし、夕食はニョッキとチキンのもも肉の蒸し焼きであり、相変わらず野菜がない。また、ニョッキが多すぎて、後で胃にもたれてしまった。明日はいよいよ帰国だ。残念だな~と考えつつ6日目が終了。
 





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Last updated  2012.01.22 12:47:10
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