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井原線ふるさとじゃ~ナル

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2020.01.21
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カテゴリ:取材ノート
「井原線ウォークは1日にしてならず」
 平成11年1月11日、井原鉄道井原線が開業した日に発起した「井原線まちおこしネット」。あの日各種団体を集めて井原線沿線の活性化の勝手連を発足したのがハジマリだが、井原線まちおこしネットは一日にして発足したものではない。
 雪だるまも芯となる石ころがあってころころとまわりの雪をくっつけて大きくなる。コアとなる石ころなくして雪だるまは大きくならないのだ。
 元は、36年前、瀬戸大橋の仕事を辞めて井原に帰ってきて家業の畳屋を継いで本業だけでなくライフワークとしての地域のまちおこしを志したことに始まる。
 そのバックボーンにあったものは、産業開発青年隊の理念だった。「産業開発に挺して人類平和のため尽くさんことを誓う」当時の建設省の建設大学校の訓練所だった富士山麓の朝霧高原で植え付けられ育まれたものだった。
 海底から海抜86mまでのコンクリート打設などの南北備讃瀬戸大橋の施工管理の仕事をしていたが、結婚を機にふるさと井原に帰ってきて父の畳業を継いで職人になったが、畳屋だけじゃない地域貢献する事業を行いたいと「岡田産業有限会社」を開業した。
 土木屋さんから畳屋さんに転業だった。もったいないという声もあったが未練はなかった。
 家業に勤しつつ、地域の情報誌「へ~じゃけ~」を発行し、フリーマーケットなども開催した。地域の郵便局さんと「ふるさとネットワークI&Y」を起こし、井原線開業を機に「井原線まちおこしネット」を発足した。「井原線まちおこし楽市」や井原線(あい)沿線情報誌「しゃむねこ通信」の発行や特産品開発、そしてふるさと探訪として「ほのぼの岡田さんの井原線ウォーク」を毎月主催し続けている。
 第1回のウォークは平成11年3月だった。まだつぼみの堅い小田川の井原堤の桜を見るコースだった。あれからまるっと20年、今年で21年目となる。
 多い年には年間20回以上もウォーク企画を主催していた。現在も12~14回行っている。
 大きな組織にしないと続けられないと言われることもあったが、今は小さな組織というより小さな私個人の企画を中心に賛同者に助けていただくしくみだからここまで続いたと思う。
 「継続は力なり」「現場にこそ価値がある」、足で歩いたデータベースは宝だ。

・・・井原線ウォーク20周年&井原線まちおこしネット発足20周年を記念してふるさと井原、ふるさと井原線(あい)沿線、ふるさと備中國、ふるさと岡山・・・のウォークコースを記録として残す。井原線沿線の観光資源としてウォーキングガイドの編纂発刊を行う。





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最終更新日  2020.01.21 11:17:52
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