時代はECOに向かう小さな政府の姿が見えてくる。
■火曜朝閑『徒然亭閑話 Vol.11』■ ひんやり感じられる朝の空気を肺いっぱいに吸い込んで、まずは、新しい朝に感謝する。 今朝は、ガソリン価格の高騰がどのような事態を引き起こすのか、見守ってゆきたい。 東京では車が姿を消しつつある。通行台数が減り、渋滞が少なくなっている。一番影響が大きいのが駐車場だ。空きが増え、利用時間が短くなっている。ガソリン価格が1リットルあたり180円台と高騰し、車の使用を控えるドライバーが実際に増えてきたのだ この傾向は都市においてはこれから顕著になってゆくだろうか。 もう自家用車は贅沢品となる。 車関連企業は確実にECOの時代に突入する。 公共事業、特に道路建設による景気浮揚策もできなくなる。 これからは通行量の予測調査する度に工事の着工のGOサインが出しにくくなってくる。 車が走らない道路はいらない。高速道路も採算割れに追い込まれる。 春の揮発油税のドタバタはなんだったのだろうか? 時代はECOになったのです。小さな政府にならざるを得ないのです。 (徒然亭閑話 08.07.08)JOIN“井原線ウォークと備中の窓”『井原線まちおこし横丁』