不毛地帯が終わったね。
◆ハーブティーを飲みながら2010 其の21◆ 先日、半年続いた『不毛地帯』が終わった。 最後のシベリアの抑留場面の壱岐正の回想シーンは何だか自分記憶にも刷り込まれているような感覚で見ていた。 唯々、抑留され極寒の地で意味のない作業を強いられる。 精神的に参ってしまうあの不毛の地、杭だけの墓標の並ぶシベリアの大地。 祖国へ帰る夢を果たせず命を落とした戦友の思い。 壱岐の脳裏に浮かぶ風景は私の体験していない記憶だがこんな不毛な風景が初めての気がしない。見たことのある風景だった。 私の父の記憶が遺伝子の中に流れているのだろうか? 父がソ連のタシケントに抑留されていたことは聞いたことはあるが詳しくは聞いていない。 でも吹きすさぶ極寒の風景の記憶があるように思う。 まだまだ遺骨はシベリアの大地に残されている。 日本の国のために油田を掘り当てた喜び。晩節の美学。いいドラマだった。 おいしい一杯だろうね。 (しゃむろっくMa。)楽天市場『井原線まちおこし横丁』~『クリックdeハッピーごろにゃんず』~応援クリックよろしくにゃ~ぉ