音無<V10-S>
<Golden Voice Carree> 縦47.8mm × 幅34.9mm × 13.3mm × 00mm 00g Cal.V10-S手巻 ........................................................ <Sはサイレント?> ヴァルカンは1947年からアラーム式腕時計を造る老舗の時計メーカーである 普通のアラーム時計なら音が鳴って時を知らせてくれるが <ゴールデン・ヴォイス>はサイレントである 60年もの長きの間造られた従来のアラーム・キャリバー<V10>から進化して <V10S>となった 機構的には変りはないようであるが 従来はピンを叩いて音を出していたものを <V10S>はゴムを叩くことによって音は出さずに振動が腕に伝わる仕組みになっている もしかして発想は携帯のマナーモードかな ならば<S>でなくても<M>でもよかったかもしれない 精悍なブラックPVDに包まれ スクウェアでシンプル大人の時計である・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ * 角型モデルは<キャレ>丸型モデルは<ロンド>と名称がある 角型モデルは<キャレ>は1950年代当時からのヴァルカンの社長兼開発責任者の<ロバート・ディティシャイム>の夢でもあった新しい角型ケースの腕時計を実現させたモデルである・・ 存在感のあるこのケース形状は<フレアード・カーペックス>と呼ばれ<フレアード>と<カーペックス>という二つの曲線 を持ち合わせている ケースサイドの<フレアード>と呼ばれる流線型のラインは 1950年代の女性達が身に着けていた <フレアー・スカート>からの発想であり ケースと一体となったラグと呼ばれる四本の足は 彼の母国でもあるフランスのエフェル塔をモチーフにデザインされているようだ・・・・・・ * Ref.100117.088Lグレー文字盤39mm x 12.5mm x 20mm 68g 50m V10-SPhoto ... http://unas.ankh.jp/ts-horiuchi/web/* 角型モデル<キャレ>がはじめに目に留まったが 丸型モデルの<ロンド>も クラシックなラインが 美しくてシンプルなモデルでいい 文字盤の数字もブレーメンボルドの書体で描かれ 落ちつた雰囲気を醸し出している この時計が発売されたのは2006年 その時のフレーズは『時を見るものから感じるものへ』 音を限りなく小さく抑え 振動によって優しく時を告げるサイレント・アラーム 誰にも知られることなく そっとあなただけに時間をしらせてくれる そんな時計なんです・・ ヴァルカンの創業は1858年 150周年記念の2008には<キャレ><ロンド>のテクニカルワークキットが発売されたそうです・ "YOUR HAND VULCAIN WATCH MAKING"と題して 自分自身で組み立てることが出来る 60の部品からなる機械式腕時計のキットです 自作できたら 磨くこと以上に愛着が湧きそうです・・・ ........................................................ ▼