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3rd『Testimony of the Ancients』(1991/Roadrunner Records) ・2008's Members are) Patrick Mameli - Lead-Gt&Vo Tony Choy - Ba Peter Wildoer - Dr ・Former members: Randy Meinhart - Gt Martin van Drunen - Ba&Vo Patrick Uterwijk - Gt Marco Foddis - Dr Jeroen Paul Thesseling - Ba ・Discography: 1st : Malleus Maleficarum (1988) 2nd : Consuming Impulse (1989) 3rd : Testimony of the Ancients (1991) 4th : Spheres (1993) Live Album : Chronicles of the Scourge (2006) *tracks: →01-10(1988 Live-Rec) →11-18(1989 Live-Rec) …and Rare Tracks. PESTILENCEというバンドはのジャンル的には何かと聞かれると、アルバム毎に変わっていて説明するのがとても難しいバンドだが、Wikiに結構納得できる分かりやすいジャンル分けされていたのでそのまま掲載させてもらう。(↓) ・Thrash metal (1st~2nd:1987~1988) ・Progressive death metal (3rd~4th:1991~1993) ・Jazz fusion/death metal (4th~) ・Biography: オランダにて86年にパトリック・マメリ(Gt&Vo)を中心に結成。 結成当初は純粋にテクニカルなThrash Metalを演っていた彼らだったが、リーダーであるパトリックの果て無き探究心が、よりテクニカルに、アグレッシブに進化を重ねていった。そして2nd『Consuming Impulse』(通称:蟻ジャケ)において、Voはよりブルータルな吐き捨てタイプ、演奏陣もスピードや激しさだけではなく、より聞く者の恐怖感を煽るような邪悪に満ちたメロディやリフが増え、当時まだDeath Metalという言葉が一般的でなかった80年代末期において大筋でそのDeath Metalというジャンルを確立しつつあった。 2ndリリース時にはDeath Metalの先駆者であるOBITUARYやチャック・シュルディナー率いるDEATHからの影響を公言し、同等のレベルに達した彼らは、その後に行ったDEATHやCARCASSらと行ったUSツアーでも手応えを感じたバンドは、主にRoadrunner Recordsに所属のThrash~Death系バンドと数々の名盤を手掛けてきた名匠スコット・バーンズと共に『Testimony of the Ancients』を完成させる。 この3rdはVo兼Baのマーティンが脱退し、Ba不在だったため超絶テクニカル集団"CYNIC"の名プレーヤー、トニーチョイを招き入れて作成された事もあってか、サウンドクオリティの向上だけではなく、コンセプト・アルバム的な表現としてSE的に短い曲を挟みつつ進行していく事や、メロディアスな曲展開が増えたり、プログレ要素が顕著に曲に表れており、バンド史上最も高い評価を受けている。(もっとも、アグレッシブさでは2ndの方が上回っていると思うが…) 続く4thでは前作で高評価を得たスコット・バーンズを再び迎え、更に進化させたサウンドをとファンもメディアも期待していたのだが…実際にリリースされた4th『Spheres』はまずメンバーの風貌がリリース当時のオルタナ~グランジ系の小汚い(?)ファッション・センスにまず驚き、サウンドもスピード感が極端に減速し、曲自体もコンパクトな印象が目立ち、頻繁に挟まれる綺麗なキーボードが効果的に使われるなど、よりメロディックというよりもドラマティックなストーリー性のある楽曲が並ぶ。 今までずっと聞いたきたファンは面食らったが、プログレ・デス~ジャズ・フュージョン・デス(?)として聞くには新鮮なサウンドだと思う。(但しパトリックのデス声だけは変わることが無いのでビミョーだが...) ♪Pestilence - Out Of The Body ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Nlx2zj0VoG4&feature=related ※2nd収録曲 ♪Pestilence - Land Of Tears ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=Es8Rt3kShGo ※3rd収録曲 ♪Pestilence - Mind Reflections (PV) ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=xILa8pEFqQQ&feature=related ※4th収録曲 ♪Pestilence - Testimony of the Ancients - Reseda 10.05.90 6/9 ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=gXuj7ukzwUs&feature=related ※3rdのタイトル・トラック曲の90年Live映像。 最近になってPESTILENCEの中心人物だったパトリックに加え、3rdで助っ人としてそれ以上の活躍をしたトニー・チョイ(Atheist, Pestilence)、ショーン・レイナート(Cynic, Death)、トニー・ジェルンコビッチ(B-Thong, Transport League, Mnemic, M.A.N.)という最強メンバーを結集させ、"C-187"というバンド(プロジェクト?)名でアルバム『Collision』をリリースしたらしい。 ”C-187 ” Patrick Mameli (Gt) Sean Reinert (Dr) Tony Jelencovich (Vo) Tony Choy (Ba) Member Pic ⇒ http://www.c-187.com/images/band.jpg Band Site ⇒ http://www.c-187.com/ ◆Patrick Mameli about new band C-187 and release Collision ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=-Zo9zxMjK2A ・Toazted.comによるインタビュー ⇒ http://www.toazted.com/interview/1200/C-187.html ※パトリックによるアルバムリリースのコメント サイトでは音源も視聴可能なので気になる人は是非聞いてみてほしい。 今回の発起人であるパトリックの体型が10年間で激太りしてHIP/HOP~R&B系の人にしか見えないのが泣けるが...orz それに加え、本家"PESTILENCE"の方もトニー・チョイと共に今年になって再結成し、遅くとも来年早々にはアルバム『Resurrection Macabre』(タイトルだけは決まっているらしい)もリリースする予定らしいので気長に待ってみようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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