「そちの顔が悪鬼に見えるわ!!」
一瞬ひやりとした言葉でしたが、見た目の話って・・・晴信面白っ!!
最近晴信さんって性格変わってませんか?
天文11年(1542年)4月、諏訪頼重(小日向文世)と禰々(桜井幸子)の間に嫡男・寅王丸が誕生した。
勘助(内野聖陽)は諏訪を攻めるよう晴信(市川亀治郎)に進言する。
諏訪氏の同族・高遠頼継(上杉祥三)と密かに通じ諏訪を挟み撃ちにするというのが勘助の策であった。
高遠の願いを受けて武田が出陣したように見せかけ、頼重の怨みを高遠に向ける、そうすれば頼重は武田に素直に降伏し、結果として晴信の妹・禰々と寅王丸を救うことができると考えたのだ。
頼重は予想だにしなかった義兄・晴信の攻撃に、居館を逃れ、わずかな兵でのろう城を強いられる。
由布姫(柴本幸)は、兄の行動に動揺を隠せない禰々を、武田は裏切り者だと厳しく責め立てる。
さらに潜入していた教来石景政(高橋和也)の工作も成功し、頼重に従うものは20人ばかりとなってしまう。
討ち死にを覚悟した頼重だったが、そこに晴信の使者として板垣信方(千葉真一)と勘助が和睦を促しに訪れた。
勘助が狙った通り、同族・高遠の裏切りに激怒していた頼重は、武田に諏訪を滅ぼすつもりはないという勘助の言葉を信じ、和睦に応じようとする。
しかし、由布姫だけは勘助の言葉を信じなかった。
結局ヒサと平蔵はダメでしたね
もっと意気地出せよ、平蔵!!
嫁いだ後にヒサの身の心配したってしかたないじゃないの!!
これだからヘタレは・・・(><)
百足衆が設置され、出陣式を終え、諏訪へ向う武田一行。
間者として内通していていた景政が今回はいい活躍みせてくれましたね。
最後までおいしいキャラでした(^^)
だが勘助の読みが外れ、何故か高遠勢は動かない。
どうやら武田と諏訪が本当に戦をするのか、ぎりぎりまで伺って様子を見ようというのだ。
さぁ、勘助どう出る?
これについて、再度勘助に意見を求める晴信。
家臣は驚きを隠せない。
特に甘利。
面白いくらい勘助に敵意を見せてますね~♪
やっぱひとりくらいこういう人がいないと面白くないですからね。
私は結構甘利好きです♪
そして勘助の答えは・・・・桑原城の篭城策をとらせようとする作戦。
武田の軍勢を多く見せ、諏訪自ら退陣を促し、桑原城へ向わせると言うのだ。
退陣した際に、諏訪は上原城に自ら火をつけ、それを見た高遠は動くはずと読む勘助。
さすがです。
よくそこまで考えが及ぶよなぁ。
そして小山田が先陣を切って、甘利たちが動く。
それを見た景政、
「これまでじゃ、これまでじゃ」
って演技上手すぎ!!面白すぎっ!!
すべては勘助の思惑通りです(^^)
最終的に高遠がすべて画策したことになるのね。
もう騙し騙され、利用しまくりな世界です。
いかに先読みをして誰にどうついて、どう利用するか。
命をかけたゲームですよね。
でもそうそう上手くいくわけなくて・・・いや、そういかないからこそ面白い!!(笑)
間者として景政が見つかってしまった!!(><)
桑原城に残されたのはわずか20名のみ。
そこへ板垣と勘助が諏訪へと使者として参り、諏訪に改めて和議を申し出た。
すべては高遠の思惑で、諏訪が武田を攻めると言っていたと言うのだ。
だから晴信は諏訪を恨んでいないというのに安心する諏訪。
だが形として降伏を促す勘助と板垣。
だが騙されないと捕まえた景政をふたりの前に連れてくる諏訪。
目と目で会話する勘助と板垣。
こういうやり取りがめっちゃ好き~♪
勘助迫真の演技で、高遠に寝返ったと景政を殺そうとする勘助。
それを止めたのは諏訪。
迫真の演技です!!
景政めっちゃびびってましたよね(笑)
だがそこへあらわれた由布姫。
「わたくしは騙されません」
勘助を見て
「醜い悪鬼じゃ」
晴信と同じ言葉でも、全然違う意味に聞こえる『悪鬼』
してやったりの笑みを浮かべる勘助。
いいですねぇ(にやり)
この策士の笑みが、なんとも勘助らしく悪戯好きな感じがして(^▽^)
今回ようやく由布姫の姿が見えてきました。
美しさで言えばねね(←やさしい美しさですよね♪)
凛とした美しさと表現すればいいのか、強い意志を持っているのが由布姫と思いました。
前回気になったしゃべり口調も今回は気にならず、むしろ強い女のイメージを持たせてくれた気がします。
ま、彼女はこれでいくのかな?
今後勘助や晴信に対等に渡り合うためにはこれぐらい強い女性でないとダメなんでしょうね。
さて、次回
「運命の出会い」
いよいよ由布姫と勘助の対峙の時がやってきました!!
次回もめっちゃ楽しみです♪
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