私が感想を書いてる作品としては、今期一番に最終回を迎えたこの作品。
最後は盛り上げてくれて、面白いところで続きになってましたので気になってました!!
死闘の末に傷ついた図書隊。
世論が逆風となって襲う中、稲嶺はある決意を抱く。
カミツレの花言葉を胸に、堂上の快復を信じる郁。
いま自分にできること、愛するものを守りぬくこと......。
郁たちが見つけた答えとは?
堂上はあの炎の中救出された。
だが・・・。
失認・遂行機能障害がみられるというのだ!!
それは、こちらの話していることなどを理解できず、自発的に行動も出来なくなってしまったという症状。
確かに目の前で振られる手にもまったく無反応!!
怪我したときのショック状況が一因する、一時的なものだというのだが、本当に治るのか・・・?
「教官!!あたしです!!」
郁の呼ぶ声にもまったく反応がない堂上・・・。
つらすぎです(><)
これは思ってもみない方向に行ってしまったなぁという感じですわ。
しかも玄田もなんとか一命を取り留めたものの、まだ意識は戻らない状況。
もし二人とも戻ってこられなかったら・・・。
だが郁は努めて明るく「大丈夫よ」と言う。
無茶ばかりする人たちだから、今回は回復に時間がかかっているだけだと・・・
自分を励ますように言う郁でしたが・・・。
だが世間の評は、犠牲者が出たことで図書隊に不利。
自己責任と言われ、良化隊を支持する人たちのおかげで図書隊は窮地に立たされていた。
その頃麻子は稲嶺に呼ばれ、共感二人の容態が変わったら報告をするよう言われていた。
「期待してますよ」
初の女性指令を目指すと聞き、その志を貫いてくれと言う。
稲嶺はこんなとき・・・色々思うところが・・・。
そして郁は・・・毎日堂上の見舞いに行き、鍛錬に励んでいた。
そうしないと、堂上が復帰したとき、変わっていないとあわせる顔がないからと、麻子に言うのだった。
堂上の愛読書を郁に渡す小牧。
読み聞かせしてやってくれと・・・。
「坊ちゃん」を読み聞かせる郁。
だが何の反応もかえってこない堂上の瞳・・・。
キレイな澄んだ目をしているだけに逆に切ないんですよね。
いつもみたいに「笠原!!」って叫んでほしいと願ってしまいます(><)
だがもう一人、玄田の方は奇跡的に目を覚ましたのだ!!
なんと全身32箇所の銃創。
13時間にも及ぶ大手術。
そこから復活してきた玄田。
さすがです!!
だが稲嶺から辞令が下され、なんと2階級特昇だというのだ!!
それは置き土産のつもりなのか・・・。
稲嶺が何か動きそうです(><)
世論は良化隊に多数の犠牲者が出たことで、図書隊にその責任を取らせようとしているというのだ!!
稲峰はそれをすべて自分が背負って引責辞任するという。
稲嶺の図書隊に向けての最後の挨拶。
今回の辞任は先の戦いのせいではないと。
むしろその前段階で、水戸が無力化されていたことを見過ごし、図書隊に大きな損害を出したからこその辞任。
「人間にとって、表現の自由と、それを感受する自由は、生まれながらにして与えられる不可欠な権利です」
そういい残し稲嶺は去るのだった・・・。
だがメディアは図書隊に矢面に立つ人材を探していた!!
目をつけられたのは・・・堂上の見舞いに毎日通う郁!!
帰りを待ち伏せされ、早速インタビュー攻めに合う郁。
あまりに詰め寄られ、手にしていた「坊ちゃん」の本を落してしまい、それをあろうことか踏みつけられてしまったのだ!!
怒りの表情の郁ですが・・・そこで思い出した堂上の言葉。
「どんな状況でも、感情に負けない冷静さを身につけろ!!」
その言葉に支えられ、郁はカメラの前で宣言する。
「私たちにも、図書館の自由法という、法的根拠があります」
感動した本。
大切な本。
人が表現したものが、自分を豊かにしてくれる・・・。
それを奪う権利を誰かが持ってるのは間違っているというのだ!!
でもルールはルール。
無法でたくさんだ!!
「間違ったルールを疑いもせず生きていることは、生きているとはいえない!!」
そして胸ポケットから取り出した身分証。
描かれたカミツレ『苦難の中の力』
「私たちは絶対に負けません!!
守るべきものを、守り通します!!」
その宣言に仲間はみんな褒めて迎えてくれました♪
よく頑張りました!!
郁の言葉は図書隊全員の気持ちの代弁だったのだから!!
そして稲嶺の退任の日、なんとすべての図書隊員が自ら集り、稲嶺を見送ったのだ!!
敬礼する姿、ちょっと感動しちゃったかも♪
稲嶺はその腕にしっかりカミツレを抱いて、多くの理解者を得たことを、亡くなった奥さんに話しかけるのだった・・・。
だが世間が少し動いたようです。
なんと郁の演説を聞いた人々が、激励の手紙をたくさんよこしたというのだ!!
本が大好きな人たち。
図書隊を応援してくれる人々も、ちゃんといる!!
そんな人たちが贈ってくれたものの中に・・・なんとたくさんのカミツレの鉢まで!!
あちゃ~こりゃやられたかも(><)
うまいことカミツレというアイテムを使いましたね~♪
早速その鉢を持って堂上の病棟を訪れる郁。
部屋中に置かれたカミツレの花。
教官はいつもあたしの王子さまだった・・・。
「高校時代の憧れの王子さまじゃなくて、今目の前にいる、あなたが好きです・・・」
それでも堂上がいなければ、強く生きてはいけない・・・・
涙する郁の頭・・・撫でる大きな手が!!
「何で泣いてる」
うわぁ、キタ~~~っ!!
堂上待ってたよ~~!!(>▽<)
「あたしの一番大切なものが、今戻ってきたから・・・」
そう言って堂上に抱きつく郁。
カミツレの花畑効果もあってものっそキレイでしたね~♪
ベタな展開でしたけど、ちょっと感動しちゃったかも(^^)
郁の日常はまた戻ってきた。
メディアはどうやら慧が手を回して抑えてくれたりしたようで、それを麻子から聞いた郁。(←手塚と麻子も上手くいって欲しいですよね~♪)
なんとか世論も収束の方向に。
図書隊を応援してくれる人たちのため、郁は今日も訓練に励む--------------!!
あ~でも最後のキスはできすぎ?
ちょっとセコい気がしちゃったわ(^^)
ま、終わりよければ・・・かなぁ。
なんでこれ、ラブコメだけで全部見せなかったんでしょうか?
どうも図書隊と良化隊、メディア法とかそういう難しい設定に囚われて、1クールではその存在意義とかまでちゃんと把握できなかった印象があります。
未だに本でなんで戦争までしちゃうの?
って感覚がぬぐえません。
なんだかなぁですね。
堂上と郁とかって、キャラはたってただけに余計にそういうのが勿体無かった気がします。
結構原作では、それこそ規制に引っかかるような内容のものが多いと他ブログさんで拝見しました。
本来図書隊ってのはそういう仕事なんだと思うんですよ。
それが表現しきれてないんだったら、いっそそっち面はスパイスくらいで、ラブコメメインで行ってくれたらもっと共感できたかもなぁとか思いました。
中途半端な印象が最後まで残ったのが勿体無い作品でした。
でも堂上と郁、小牧なんてキャラは大好きでしたね~♪
彼らのその後も気になるので、機会があれば原作も読んでみたいですね(^^)
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