真実はどこに------!?
いよいよラストに向けていろんなところで暴露と進展がありましたね(^^)
魔王の苦しみや悩み、そして直人の後悔と懺悔。
手に取るように分かるその痛みに共感する部分が多かった回でした!!
直人は領を憎んでいるのか?
そうしおりに問われるも、自分のせいで殺人犯になった領のことを思うと、分からなくなるという。
「残酷ですよね」
それでもそんな過去があるから、今の直人があるのだ。
もう直人は十分傷ついたから、これ以上傷つく必要はないのだというしおり。
すべてを受け入れる決意をした彼女は言う。
「真実から逃げないでください」
葛西が自白した今、救えるのは麻里だけ。
証言してくれと頼む直人ですが・・・。
自分はどうなってもいいからと、葛西は麻里のために殺人犯になることを決める。
だがそれを別室で聞いていた麻里。
この告白に動かないんじゃ女じゃないでしょ。
だがこれで窮地に立たされたのは、兄・典良。
麻里が裏切っていたのも知っていたけれど、最後は自分の元へ戻ってきてくれると信じじていたという。
そして絶対別れないと宣言する典良。
彼なりに麻里のことを愛していたのでしょうけど、体面をまず気にするのは親子だよね(^^;)
だが父はこれが最善の策だと言う。
では自分たちの気持はどうでもいいのかと問う典良。
自分たちに何があろうと、ずっと対面だけを装った父。
ようやく本音を言えた典良ですが・・・。
では、葛西が白と判明したので、宗田殺しの真犯人は誰なのか?
この直人の問いには流石に典良は動揺してましたね~♪
典良いいよ、劇団ひとり上手いじゃん!!
すべては領の思う通り進んでいる。
葛西のアリバイが証明される。
それは麻里の願いだったから受け入れろと葛西に勧める領。
そして、すれ違いざま領に問う直人。
「これで満足ですか!!」
直人は大切な人の命を奪った領を心底憎もうとするのだが、
秀雄と領の母のことが浮かんで、それができないという。
あなたを投じて、自分を見ているようだという直人。
自分と同じ顔をしているというのだ!!
それは自分の罪を後悔している顔。
「一緒にしないでください」
動揺しつつ、去ろうとしたその時、直人は「友雄」と領の名を呼び、頭を下げる。
ずっと謝罪したかったという直人。
刑事になって人の役にたてば、許されるような気がしていたと涙ならがに語る直人。
「あなたをこんな目に合わせたのは僕です」
「今さら何を言われても、結末は変わりません」
「あなたは俺をどうしたいんですか」
死ねというなら死ぬとまで言う直人。
「答えはもう、もうぐそこまできています・・・」
その答え。
それは直人宛に送られてきた赤い封筒。
そこに入っていたのは・・・なんと典良が宗田の殺された倉庫から出てくる写真。
それですべてを悟った直人。
・・・でもこの封筒は山野が勝手に送り付けたもの。
友雄を救えなかったという山野に「あなたはもう十分償いました」
そう言い残し、領は最後の仕事だと山野に指示を出すのだった・・・。
そして・・・しおりに見てもらった葛西の万年筆。
そこに見えた真実。
わ~兄を告発することになるなんて(><)
直人もどこまで辛い立場に立たされるんだか。
ま、この件に関しては、直人はとばっちりの方が多いんだよな。
でも関係者は親友で、兄ですからね・・・
辛いなぁ・・・。
そのころ、病気が悪化していることを受けて、芹沢は遺言状を書く。
自分がもし倒れたら、領に息子を支えて欲しいと殊勝なことまで言いだしてるし(><)
ま、一応芹沢も彼なりに息子たちを愛していたということなんだよね。
伝わりにくい感情ですけど。
ちゃんと直人が言った事故って話も信用してましたし。
だがその言葉を聞いて、領はこの11年芹沢家のことだけ考えていたと、
自ら告白したのだ!!
あの日の言葉通り、ここまできた領。
11年前の選択は、息子を思っての決断だったという芹沢。
だが、それは結果的に息子を奪われた友雄の母を更に踏みにじってしまったのだ!!
「私はあなたを許さない!!」
だが、この事で領もまた多くの人を傷つけたはずと上げ足を取る芹沢。
「君も曲がった線をまっすぐだと信じているだけだよ」
そう、あの事件の真実。
直人は秀雄を刺していないのだから!!
あれは不幸な事故。
それでも秀雄は死んだ。
それについては、芹沢は「すまなかった」と潔く頭を下げたのだ!!
これでは領の思いはどこへいけばいいのか?
そりゃ11年の復讐が一気に解決されたんだから、一瞬真白になるよな。
聞きたかった芹沢からの謝罪。
でもそれで終わりなのか?
どうすればいいのか分からないといったところですかね。
そして、典良の元へ、捜査の手が伸びる。
同行を促したのは・・・直人。
「人が過去を忘れても、過去は人を忘れない」
典良に罪の償いを求める直人。
そして領は・・・教会でしおりと再会する。
「暗いトンネルから出てきて」
「もう、戻れないんです」
「これが本当の僕です」
名前も過去もすべて捨てたと言って涙を流す領。
片方だけの涙は印象的でしたね~♪
「自分を捨てないでください!!
あなたはみんなに愛されるべき人なんです!!」
「僕には・・・愛なんて必要ない・・・!!」
そう言って、しおりの掴んだ手を放してしまった領。
そして、肩を落とす直人。
中西から差し出された赤い封筒。
戦おう、一緒に。
そう励ます中西。
入っていたのは、2枚のカード。
それは・・・次のターゲットが直人だという印!!
次回いよいよ「魔王」も最終回。
今回は前半はやけに編集急ぎました~(><)
って感じでしたね。
ものすごい話早くて、1カット入れるのに必死って編集だった気がしました。
焦りすぎて、ついてくのが大変とかいうより、もっとじっくり見たかったなぁという印象でしたよ。
ま、もともとオリジナルでは話が2倍以上あるわけですから。
それをここまで集約するのも大変だろうしね。
とにもかくにも次回、どういう結末を迎えることになるのか。
領・・・友雄の復讐は果たされるのか、直人の懺悔は受け入れられるのか。
芹沢は?
めちゃ楽しみです~♪
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