大政奉還は成したけれど、西郷と大久保の望みは王政復古。
帯刀は地官納地を慶喜に勧めて、戦にならないようにすること。
あらら、すでに薩摩でも、二手に分かれてしまったようですね・・・
一方大奥では、天璋院の言葉に安堵し、それを支えに厳しい冬を過ごしているよう。
長州と薩摩が手を組んで幕府を責めてくるのか・・・?
目下の心配はそれだけ。
その頃、土佐藩を心配して万次郎は帰郷するという。
だが、帯刀は足を病で患っているという。
逆にこれは西郷や小松にはラッキ~♪
そりゃまさに鬼の居ぬ間に・・・だよね。
この病気ってでも突然だったねぇ。
もう少し何か前フリあれば分かりやすかったかもですけど。
あれじゃ一瞬大久保さん達が何かしたんじゃないかと思っちゃったもん。
すぐに王政復古の大号令を発そうとする岩倉。
先手必勝ってことで、なんと慶喜不在の中、その命が発せられたと。
岩倉もセコイなぁ。
で、慶喜には地官納地を求めると。
そりゃ徳川は完全になめられてるよね。
では慶喜が納地を返せば戦は避けられるか?
だが今は先は何も分からないのだ。
しかも、薩摩と長州を敵に回すつもりなのか、慶喜は自分こそが日本の代表者だって外国に言っちゃったし(><)
ややこしくなってきちゃったし
ろくなことしないなぁ、慶喜は・・・。
何かしたいと思っていても足の患いで思うように動かない身体。
天璋院を救いたい、その一心を貫けばよいと言うお近さんかっこよすぎるっ!!
妻の鏡のような人だよねぇ。
私だったら、まだそんな昔好きだったひとのこと引きずってるのか!?
って怒り心頭だけどね。
肩を貸して行った先は、今和泉家。
母に天璋院に薩摩に戻れと説得してほしいと申し出たのだ!!
このままでは薩摩と徳川が戦をすることになるかもしれない。
だが母は言う。
「あの子はもう、徳川の人間です」
やっぱり分かってるなぁ。
きっともう天璋院に薩摩に帰れと言っても聞かないんだろうなぁということも・・・。
「薩摩のおなごには、薩摩のおなごの筋の通し方というものがあるのです」
帯刀、今度は久光の元へ行き、直談判。
薩摩に天璋院を呼び戻してもいい許可をくれと!!
で、そのお許しの出た手紙を持って帯刀はお幸に再度願い出る。
そして母は娘に手紙を書く。
「薩摩にお帰りいただきたいのです」
あなたとまた家族として暮らせるなら・・・。
母の願いをお聞きとどけくださいますように。
それでもやはり天璋院の言葉は「徳川の人間」
誰が願おうと、帰るわけにはいかない。
「徳川の人間として、この大奥を守る!!」
だが重野は薩摩に帰された方がいいと言う。
滝山は反対!!
ここでの唐橋を挟んでの3人の小気味いい芝居がとっても楽しかったわ。
「あのぅ~」
って、最後、唐橋一人でお菓子食ってるし(あはは)
もし戦になって薩摩の者により手にかけられれば、あまりにむごいこと。
ようやく滝山も折れ、天璋院が薩摩に帰ることを願いでるのだった。
それも皆、天璋院の身を案じてのこと。
その心を受け入れ、それでも天璋院は言う。
「そちたちこそが、わたくしの家族」
最後までこの大奥で、一緒に・・・。
心が決まった天璋院は、もし薩摩が戦を仕掛けてきたら、戦うと宣言。
礼を言う天璋院に涙して礼を返す滝山と重野。
唐橋の、子供みたいな泣き方が笑いなんだけど、涙でしたわ
そして母もやっぱり天璋院が戻って来ないことを知っているのだ。
「私の子だから----------」
流石です!!母!!
そして・・・薩摩を名乗る輩たちが、江戸で騒乱を起こす。
それに徳川が乗ってきたら薩摩の勝ちってわけ。
錦の御旗を持って幕府討伐にいよいよ動き出した西郷さんたち。
だが、戦だけは避けねばと、耐えろと言っていたのに、水戸がそれを守れず、江戸の薩摩の屋敷を焼き打ちしてしまったのだ。
もはや戦は避けられないのか!?
そして、ここにきて病のため薩摩で落ち込むしかできない帯刀。
自分が今までやってきたことは何だったのか・・・。
そして天璋院は徳川と大奥を守ってくれるように、
観音菩薩に祈りを捧げるのだった-----------。
次回「慶喜救出」
徳川家の落日なのか、次回またまた大きな動きがありそうですね。
挑発乗ったもん負けですけど、慶喜じゃぁなぁ・・・。
次回どういう救出劇が見られるか、楽しみです!!
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