エドガーの決意。
そしてリディアの心。
舞台は妖精界へ-----------!!
自らの死の予感とリディアへの思いに苦悩するエドガーの前にアーミンが現れる。
一方、酒に酔って強引に迫ってきた上に、アーミンの名前を呼んだエドガーを信じることが出来なくなってしまったリディア。
ある夜、リディアの夢の中に現れたケルピーから、バンシーの死の予言でエドガーの命があと数日だと聞かされる。
そしてリディアは、屋敷から姿を消したエドガーが青騎士伯爵の義務を果たすため、一人でユリシスのもとへ行ったのだと確信し、バンシーの琥珀を持って妖精界へ行く決意する。
「こんなに近くにいても、あなたのことが分からない」
そう言って涙を流すリディア。
「これ以上私を傷つけないで・・・」
妖精の世界へ行くと、走り出すリディア。
リディアの名前を呼ぶけれど、彼女はもう振り向いてはくれない。
エドガーは自分の叫び声で目を覚ます。
だが・・・酔った勢いでリディアに何をしたか全く覚えていなかったエドガー。
思わずレイヴンに八つ当たり(><)
「酔っぱらって自制心の吹き飛んだ狼の所に、彼女みたいな子羊を放り込んだりしたら、いけないんだ」
・・・なんだか言い聞かせるみたい(^^)
でもそれに対してレイヴンってば、
「でもエドガーさまは、酔っていない時も、そう変わりません」
わははははははは!!
大爆笑しちゃったじゃないかぁぁぁ!!
言うなぁレイヴンってば♪
ってかよく言った!!
褒めてしんぜよう♪
リディアを抱きしめてしまいたいと思わない日がないという、エドガー。
その思いのまま、リディアに花束を持って会いに行くのだが・・・。
今すぐ結婚しようってプロポーズ。
「僕たちは夕べ結ばれたんだろ?」
え~~~~エドガー最悪
それすら覚えてないんだ。
しかもそれに便乗して結婚はないでしょ(><)
でも実際は何もなかった。
それが逆にリディアを傷つける結果になってしまったんだよね・・・
「あなたが求めていたのは、あたしじゃないわ!!
抱きしめておいて、他の女性の名前を呼ぶなんて最低っ!!」
そうだそうだ~!!
しかもそれすら覚えてなくて、誰?とかって聞いてるし(><)
うわぁ、こりゃエドガー救いようがないわ
「信じたいと思った時に、あなたはあたしを失望させるの。
だからもうあなたのことは信じない!!」
そう言ってエドガーを追い出すリディア。
泣きはらした目が痛々しいのに、更に涙を流すリディアが切ない
でもそりゃもう信じられないよなぁ。
他の女の名前呼ぶのは一番やっちゃいけないでしょ。
折角心を開こうとしたところだっただけに、余計に傷ついちゃったよね・・・
で、エドガーってば、屋敷に帰って、自分が寝言で言いそうな女性の名前、レイヴンに聞いてるし(><)
でもレイヴンってば、アルファベット順でいいですかって(><)
何人いるんだよっ!!(あはは)
その頃、ポールの父の遺品の絵画の1枚。
リディアに似た女性が描かれた絵について談義するエドガーとポール、スレイド。
結局この絵の作者は分からないまま。
だが公爵家で以前見たことがあるというエドガー。
だがポールの父が殺されたのはプリンスであることには変わりない、
その絵の解析を始めたエドガー。
盾に書かれたその文字を拾うと・・・。
青騎士伯爵の子孫に託した、グラディスからのメッセージだったのだ!!
災いのプリンスの血を断てと!!
それが青騎士伯爵に課せられた運命。
だがバンシーの記憶を取り戻すことができる本物の青騎士伯爵がいるのなら、自分の存在は邪魔になる。
更にエドガーはバンシーの死の預言を受けた者。
リディアへの愛は・・・エドガーの中では本物なのかなぁ。
でもそうならアーミンの名前が何故あそこで出てきたのか、本当不思議。
だが、心残りが多すぎる。
未遂だったこと、そんな残念だって言うなら、酔っぱらうな!!
名前間違えるなっ!!
だが・・・その時、噴水の中から姿を現したのは・・・なんとアーミン!!
一瞬驚くエドガーだが、
「実にプリンスらしいやり方だな」
とにやりと笑みをうかべるのだった・・・。
その頃、リディアは馬の姿をしたケルピーの背に乗り、草原を駆ける。
月まで・・・!!
だがその時、月の指輪の管理人である妖精のコブラナイが現れそれを阻止したのだ!!
なんとケルピーってば、リディアの夢の中まで入ってきて、妖精界へ浚おうとしていたというのだ。
すぐに月の指輪をしろというコブラナイ。
だが・・・リディアの指が止まる。
しかも婚約が何だと吐き捨てるケルピー。
「どうせあの伯爵は、数日の命だ」
その言葉に驚きを隠せないリディア。
なんとエドガーの持っていた琥珀はもう燃えてしまったというのだ。
エドガーが婚約指輪をはずしたのはそのせいだということに気づいたリディア。
そして・・・リディアは自ら月の指輪をはめ直したのだ!!
何故そんなことをしたのか?
自分の気持ちに、そしてその理由を知りたいと、自らエドガーに会いに行こうと決意するリディア。
「死ぬ覚悟を決めたっていうなら、生きる道だって探せるはずよ。
エドガー、あなたはひとりじゃないんだもの---------」
早速エドガーに会いに行くリディアだったが・・・エドガーはいないという。
だがその時、ポールが琥珀の手がかりが分かったと、リディアにグラディスの絵の秘密を教えるのだった。
だがそこへコブラナイまで現れたのだ!!
月の指輪が彼が役に立つと言って、リディアについてきてしまったらしい。
指輪にそんな力が?
そして、琥珀のありかを知らないかと尋ねるリディア。
コブラナイは絵を見て、彼女の髪の毛が琥珀なのだと言ったのだ!!
琥珀はあまりに高価なものなので、ポールもそのことに思い当らなかったようで・・・。
そして、リディアは、エドガーは青騎士伯爵としての義務を果たすため、ひとりでユリシスの元へ向かったと確信する。
だから自分はこの絵を持って、バンシーの元へ行こうと言い出したのだ!!
妖精界への扉を開けるコブラナイ。
そこへ飛び込むリディアとポール。
バンシーも彼女の言葉なら聞くかもしれないということで、ポールも一緒に行くことに。
いなくなったエドガーを探すレイヴンの前に現れたニコ。
なんだかんだ言いつつ怪盗コスがえらく気に入ってるようで、今回はマントと仮面をずっとつけてるし(>▽<)
自分も妖精界へ連れて行けというレイブンに対し、自分が連れて行くと・・・現れたアーミン。
姉弟の再会・・・のはずなのに、なんでこっちもあまり驚かないかなぁ
ま、いいけどさ。
ってことで、レイヴンとニコ、アーミンも妖精界へ!!
そして・・・ふたつの月を眺めるエドガーを迎えにきたのは・・・ジミー。
あっという間に黒妖犬に姿を変えて見せる。
どうやら、ユリシスはフェアリードクターでもあるようで・・・。
なんか、限りなくエドガーが不利な状況だねぇ。
分が悪い
それに時間ももう残されていないようだし・・・。
そして、エドガーとユリシスの対面。
エドガーはもともとプリンスの次の器として育てられていたのだという。
だがその目だけはどんなことがあってもまっすぐ折れなかった。
だがエドガーの覚えているユリシスはもう少し年上だったという。
自分は二人目のユリシスだと宣言する彼。
プリンスにそう思わせる記憶を操作されたユリシス。
だが青騎士伯爵家の血は、もうユリシスだけしか残されていないというのだ!!
果たしてどちらが本物の青騎士伯爵にふさわしいか。
賭けをしようと提案するエドガー。
プリンスに次期候補と言われていたエドガーを羨ましいとさえ思っていたユリシス。
それは嫉妬と羨望。
次回「ふたりの青騎士伯爵」
さて、ふたりでどんな賭けを見せてくれるのか。
そして妖精界へやってきたリディアたち。
果たしてエドガーは無事助かるのか?
琥珀は見つかるのか?
次回の戦い、見逃せません!!
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伯爵と妖精(1)