ただ、惰性のように、生きていた-----------。
あの日から、朋也は仕事に没頭する毎日。
休日や、空いた時間を潰すため、浪費し、ただ生きているだけ・・・。
「この街は嫌いだ--------!!」
だがここを出てどうする?
何も考えないで生きる日々。
何もかも忘れたい日々。
渚と出会ったこと、結婚したこと、子供を作ったこと・・・。
そのすべてを忘れたかった----------。
あぁ、鬱展開の始まりですね・・・
分かってはいたけれど、かなり辛く悲しい現実です(><)
渚がいない・・・。
それはなんて寂しい毎日だろう。
あんなにしあわせだったのはまだたった2週間前の回だったのに・・・
そして、幻想で世界でも、雪が降り、少女が動けなくなる日が近づいてきたようで・・・。
人間ではないと気づいたロボットのボクがどうなるのか、少女はボクを抱きしめることしかできないのだった-------。
引き込もりがちの朋也とデートしようと、今日は早苗が家に来たよう。
季節はすでに夏。
休日にはみんなで旅行しようと言う早苗さんの「考えてくれましたか」攻撃に負けた朋也は、久しぶりに古河家と旅行へ行くことになったようです。
だが、約束した日、古河家に行くと・・・なんと書置きだけ残して、早苗さんと秋生は用事が出来たと姿が見えない。
家の中を駆け回る足音。
そして朋也が名を呼ぶ。
「汐」
扉の陰から朋也を窺うように見ていた、渚によく似た女の子・・・汐。
・・・・って、えぇぇぇぇぇぇ(><)
汐ちゃんってもうこんなに大きくなってたの!?
てっきり渚が亡くなって半年の夏の話かと思えば、もう既に5年後の話だったんだね。
こりゃ驚いたわ!!
でもこれは朋也には確かに辛いわ。
だって汐ってば渚そっくりなんだもん。
で、今は古河家で預かってるってことなんだね。
汐はどうやら、いつも一緒にいない父に対し、ものすごく興味あるようですが、どう接していいか分からないようで、物陰から見てるってのがいじらしいねぇ。
でも単語で会話してる姿がなんだか可愛い♪
朋也もなんだかんだ言いつつぶっきらぼうにだけど、ちゃんと汐の面倒みてるし。
壊れたおもちゃ直したり、ご飯作ったり。
クラナドはこういう何気ない日常ってのを見せるのが本当上手いんだよなぁ。
早苗さんも、秋生も一緒でない、初めて汐とふたりだけの時間。
きっと朋也はどうすればいいか分からないんだろうなぁ。
かと言ってどうすることもできないから、必死に面倒みるとかってこともないし。
この親子の微妙な距離感がねぇ、もどかしいやら、微笑ましいやら(^^)
お互いどうすればいいか分からないってのが、よく伝わってくるんだよね。
トイレに行けたって、いちいち汐が朋也に報告するのも、褒めてもらいたいだけなんだろうなぁ・・・。
ま、当然朋也には、できて当たり前だから自慢するなって事で片付けられてしまってますけど、これも父親に構ってもらいたい一心な気もするし。
そんな中、ほんの気まぐれだったのかもしれない。
帰ってこない早苗さんと秋生を待ち疲れて、当初の予定通り、旅行へ行くかと汐に尋ねる朋也。
それに対し、汐は「うん」と頷いたのだ!!
「俺でいいのか?」
って聞き返す朋也の気持ちがね。
驚きと、まさか行くと言うとは思わなかったって戸惑いが、ものっそ分かる!!
初めての親子の旅行。
ふたりは一体どこへ向かうのか-----------?
どんな旅行になるのか?
でもこの旅行も早苗さんたちの心配りなんだろうなぁ。
親子の時間を作るための作戦な気がする(^^)
でも最後に、朋也と一緒に歩きだした汐が、スキップし出す姿に・・・今回はやられたなぁ
こういう言葉でない行動とか、しぐさで示してくれる感情が大好きです♪
こおろぎさとみさんが汐かぁ。
なんかまんまって感じです。
でもエンドクレジットに渚の名前がないことが、とっても悲しかった・・・
もう登場はないんですかねぇ・・・さみしいなぁ。
でも後半は汐とのやり取りのおかげで、ものっそ気分的にも救われた感じです。
鬱だけで終わってたらかなり厳しいもんね。
流石子供パワー!!
次回「大地の果て」
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