最終決戦-----------!!
ある意味この作品が、今期一番どんな最終回を迎えるか心配だったんですよね(^^;)
最終決戦に向かうセバスチャンとシエル。
女王陛下が天使に作らせていた建設途中の「聖なる橋」へ向かうのだが・・・。
それは、なんと人柱でできた橋だったのだ!!
こんなものが「聖なる橋」だというのか?
苦悶に歪む顔が無数に浮かび、うめき声をあげる橋。
恐怖だね。
悪魔よりよほどタチが悪い。
足手まといだから残れというセバスチャンに対し、自分も行くというシエル。
そして・・・恍惚と焼けたロンドンの街を見下ろすアッシュと再会するセバスチャンたち。
女王は魚の目になっていた。
過去ばかり見て未来を見なくなってしまった女王は、もう浄化するしかなかった為、殺したというアッシュ。
シエルは最後の命令を下す。
「奴を、天使を殺せ!!」
「イエス、マイ、ロード」
どうやらこの橋が完成すれば結界になるという。
それだけは阻止しなければならないこと!!
不浄を身にまとう天使-------。
霧のように現れたその黒い塊の不浄たちは、死者の心。
それはセバスチャンを覆い、更にシエルにまで襲いかかってきたのだ!!
アッシュとアンジェラが交互に姿を現す。
動けなくなってしまったセバスチャンに向かい、最後の審判を下すアッシュ。
女のアンジェラが受け入れられないのなら、アッシュのまま、セバスチャンの奥深くまで貫いてやると宣言!!
・・・これさぁ、絶対腐女子狙ってるよね(^^;)
思わず「どこをずっぷり貫くの~?アンジェラ~?」なぁんて思っちゃったじゃん。
だが振り上げたアッシュの剣は・・・。
あぁ、セバスチャンの腕がぁぁぁぁ(><)
斬り落とされてしまった腕が宙を舞う。
狂気だなぁ。
アッシュよ。
更にロンドンの街ではグレル、葬儀屋、更にウィルたちが不浄な魂狩りを始める。
なんと黒い魂になってしまった死者たちには、もう心がなく、シネマティックレコードがないというのだ!!
すごいなぁ、心がないと何もフイルムに映らないんだ!!
ウィルも今回ばかりは大盤ぶるまい♪
グレルにデスサイズまで返して、暴れるのOKしてるし!!
「ご機嫌DEATH☆」
最後にありがと~♪
儀式を邪魔され、不利とみたか、プルートゥを呼ぶアッシュだが・・・。
彼はすでに使用人たちの手で葬られていたよう。
だが、怒りの攻撃をくらわされたセバスチャンは、シエルを庇って背中に天使の羽を刺されてしまったのだ!!
そしてシエルの耳元でお願いごとをするセバスチャン。
・・・だから~!!
このシチュエーションも狙いすぎなんだって(><)
腐女子大喜び♪
セバスチャンがいいというまで、
「目を閉じていてください」
そして・・・目を閉じたシエル。
セバスチャンは真の姿を現す。
黒い羽に包まれたその姿。
悪魔登場~♪
ま、ここはアニメですから。
上手く白と黒、そして血のコントラストでごまかして見せてくれましたね。
だが戦いに巻き込まれ、鉄板の端まで飛ばされてしまうシエル。
かろうじてその手一本で体を支え、宙に浮かぶ身体。
「坊ちゃん、後10数えるまで生き延びれますか?」
あぁと答えたシエル。
そしてカウントダウンとともに、血しぶきが舞う!!
ゼロとともに、光を放ち、消えたアッシュ。
「終わりましたよ、坊ちゃん」
セバスチャンの浮かべる顔は今まで通り、穏やかな笑みだったのだが・・・。
その時、シエルの手は、鉄板を離れてしまうのだった-------。
ここ、無音だったのでものっそドキっとしたわ~。
この演出はよかったなぁ。
でCMだし(><)
河へ落ちるシエル。
その身体が光る。
「嘘つき、ですね。
10数えるまで生き延びていると約束したのに。
まだ死なせません」
お前は何者だと尋ねるシエルに、
「坊ちゃんの前では、あくまで執事ですよ」
と答えるセバスチャンだった・・・。
そして・・・・夜が明ける。
「聖なる橋」は、なんと天使そのものを持って完成したのだ!!
なんて皮肉。
その死体で橋がくっついて完成してるし(><)
ようやく火が沈火し、ロンドンでは、早速復興のために人々が力強く生き始める。
そこにはカリーパンを配るソーマ王子とアグニの姿が!!おお!!
あらら??
女王陛下健在?
どうやらこれは偽りの女王らしい。
だが、たとえ偽物でも、人々が信じれば、それが本物になりうるかもしれない。
エリザベスは、シエルを待って、ファントムハイブのあの指輪に似た青い花を何度も摘むことにしたよう。
青い指輪を作って・・・だがそれが風に飛ばされ、川へと流れてしまったのだ。
それでも何度も、何度でも作ると言うのだった・・・。
そして・・・シエルは、シネマティックレコードの見える河をセバスチャンの渡し船に乗っていた。
死への葬送。
最後まで責任を持ってセバスチャンがシエルを死へ導くという。
シエルを思う人たちの心の光が、シエルの周りを囲む。
それを「綺麗だ」というシエル。
長い旅路のお供にと、屋敷を去ったタナカさんが書き綴った日記。(←彼はどこへ行ったんだろ?)
それをシエルに渡すセバスチャン。
底に書かれていたのは、女王が父を殺そうとしていたことを、父は知っていたという記載が。
すべてを知ったシエルには
「憎しみからは、何も生まれない」
それを知ってもらいたいという。
だが、もう復讐する相手も、自分も存在しないのだ・・・。
だがその時、青い花の指輪が流されてくる。
それを親指にはめるシエル。
「ボクは、ただのシエル・ファントム・ハイヴだ」
そしてシエルを最後の場所へ誘うセバスチャン。
そこは、ファントム・ハイヴ家の焼け跡に似ている気がするなぁ・・・。
痛みを感じさせないよう、なるべくやさしくすると言うセバスチャンへ、最後の願を口にするシエル。
「生きていたという、痛みを魂にしっかり刻みつけてくれ」
セバスチャンの手が、シエルの眼帯を外す。
・・・ごめん、セバスチャンのシエルに触れる手つきが、いちいちHぃんですけどっ(>▽<)
「では、坊ちゃん---------」
そしてセバスチャンの紅い目と、笑みを浮かべた顔が近づくのだった-----------。
えぇぇぇぇ!?
これで終わり?
まるで映画のようなラストのEDでしたなぁ。
テロップが出てきたので、ちょっとびっくりしましたわ。
ED後続きがあるのかと思えば、やっぱりそれでENDで・・・。
拍子抜けといえばそう。
でもキレイに終わったと言えばそうなのかなぁ
続きは想像にお任せしますって逃げとも取れますが(←オイ)
最終回なので、気合い入った絵が、本当きれいでした。
この作品、最後まで絵の雰囲気とか背景はとてもよかったもんなぁ。
それはとてもよかったと思う。
でもやっぱり途中でオリジナル展開になってからは、正直なところ何を目指してるのかわからなくなり、私的に低迷しましたわ・・・。
キャラは原作の設定にここまで記載されてなかったグレルや葬儀屋がものすごくいい味出てたのは、これはひとえに潤じゅんと諏訪部っちの演技の賜物でしょうね♪
対して扱いが悪かった劉。
・・・正直何をしたかったのか、彼の退場は無駄・・・という感じが否めなかったです。
勿体ないなぁ。
使用人たちはなかなか個性的で、過去が面白かったですね。
こういう奇抜な設定は生きてたんだけどなぁ。
リアルタナカさんとかもよかったし・・・って彼は一体何者だったのか?ですけどね。
う~~ん。
総じて、私的にはこんな、いい面も多々あったのに、それを生かしきれずに終わった・・・という印象です。
盛り上がりがなかったんですよ。
アッシュの正体とかも気になってたけど、彼に魅力がなかったからなぁ・・・。
それが敗因か・・・
日野さんは頑張ってたんですけどね・・・。
ま、全体的にアクションで見せるとかって作りじゃないから、静な作品ですし。
黒い執事には踊らされましたけどね♪
小野Dは今後セバスチャンが代表作になることは間違いないでしょうね。
真綾ちゃんもお疲れ様でした♪
ってことで、半年間お世話になりましたみなさまありがとうございました!!
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