林の死------------。
狂いだしたビトの人生。
呆然と立ち尽くすしかできない。
ようやく花が目を覚ますが・・・。
「どうしよう、殺しちゃった・・・・」
涙するビトを抱きしめるしかできない花だった・・・。
一方、ビトを心配した一馬たちは美奈子の部屋に向かう。
そこで見たのは、林の死体。
第一発見者となってしまった一馬は、この圧倒的に不利な状況でもかなり落ち着いているよう。
それが救いだよね。
昔ちょっとだけいたことがある富士山の見える町。
最後にそこに花と向かうビト。
何故一馬にまず連絡しなかったんだろう・・・。
それが悔やまれて仕方ない
まずそこに気づいてほしかったわ・・・ってそれ言っちゃ、話が繋がらないか(^^)
最寄駅についたビトたち。
その時、丁度一馬から携帯に連絡が入る。
「ごめんなさい。迷惑かけて・・・ごめんなさい・・・」
その言葉しか言えないビト。
そして一馬に居場所を告げたビトだが、どうやらその後をあのイヤミ刑事がつけてきたよう。
あぁ、最悪(><)
この刑事、こういうのだけは鼻が効くというか・・・。
だが、全国に指名手配されたビト。
花ちゃんは人質扱いにされたり・・・世間ってそういう尺でしか見れないんだねぇ。
「なんでこんなことになっちゃったんだろう。
僕はただ・・・普通に生きたかっただけなのに・・・」
救いはその花がビトが自分を守るために、と思ってくれてること。
人を殺したビトに、変わらない笑顔を見せてくれる花ちゃん。
それだけでビトにはまだ人を信じられる力が沸くはず。
力になる
そしてふたりは約束通り、富士山を見ることが出来る。
「一緒にいてくれて、ありがとう」
朝焼けの中、ふたりでみた景色。
そこで自首するというビト。
罪を償ってくると決意をするのだった----------。
だが、たまたま借りた旅館のトイレと公衆電話。
TVで流れていたニュースでビト本人だと知ったとたん、怯えて逃げる人々。
危害を加えるつもりはないと言っても、結局は「拳銃で人を殺した人」としか世間は見てくれないのだ。
それを刑事は事をおおごとにさせてるだけ。
酷いやり方だよなぁ。
ここはやけに派手にやってくれたもんね。
引き離されるビトと花ちゃん、一馬のシーンがちょっと長かった・・・気もしましたけど(^^)
自首するって一馬も中に入ってるのに無茶するわ。
ビトは完全に悪者扱い。
キ~~~っ!!
マジムカツクわあの刑事(><)
3か月後、ビトが起こした事件の裁判が始まる。
またも北川との対決のようで・・・。
そして、一馬は告白する。
実は一馬は在日コリアンだったというのだ!!
あの元カノと結婚したかった。
どうやら彼女もそう思っていたよう。
だが、両親の猛反対があったからだ結局別れることになったという。
在日。
韓国名だというだけでいじめの対象になり、色んな法の規制に引っ掛かり、日本人扱いをさせてもらえない経験をしてきた一馬。
在日は弁護士までにしかなれないという。
選挙権も持たないというのだ。
一馬の意地。
そして・・・彼女と別れたことがきっかけで、帰化することを決めたという一馬。
今でこそ笑ってる一馬。
彼もいろいろあったんだね。
だからビトと出会って、一馬も変わろうとした・・・変わったんだ。
笑顔で一生懸命なビト。
「自分で自分の人生否定してどうなるんだ?
俺の人生、誇りを持って笑顔で生きていかなきゃな。
お前がそう思わせてくれたんだよ。
お前の笑顔がな」
一馬をよろしくお願いします。
そう言ってしおりに頭を下げる元カノ。
「俺が心からの本当の笑顔を取り戻させて見せる」
今からの戦いはビトひとりだけのものじゃない。
自分のためにも戦うという一馬。
なんだろ。
泣きそうになっちゃった。
中井さんの演技に引き込まれましたわ。
そして、裁判員制度の始まってすぐのこの事件。
ビトを裁く人たちがここで加入してくる。
戦いが始まる。
ビトにとっても、みんなにとっても、長く辛い戦いが。
運命の裁判、開廷---------!!
次回は長い裁判の話が続くのかしら。
ビトは正当防衛が認められるのか?
でも確かにそれでも人を殺すのはよくない。
あの時どんな選択があったのか?
逆にそう問いたいね。
でも・・・ここで裁判員制度の話をメインに持ってきすぎて話が見えなくなるのだけはやめてほしいなぁ。
あくまで主役はビトでいてね・・・。
次回また落ち込むのかなぁ・・・救いプリーズの方向でお願いします(><)
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