美しい涙---------。
前回からの続きで、今回も過去編がメイン。
どうやらこれですべてキャスリーンとマハティの過去が明かされたようです。
キャスリーンのシャワーシーンを見てしまったマハティ。
だがそれで殴られる意味が分からないよう。
結局そのゲンコツは従者のジャビルが受けることに(^^)
ま、マハティにすればふにゃっふにゃしたものって感覚しかないようですけど・・・しっかり見てるんじゃん♪
そして、マハティを追ってきた刺客たち。
ジャビルに名誉ある死を宣言するマハティ。
そして追い詰められたマハティは、彼らに屈するでもなく、なんと傅かせたのだ!!
王が死ねば国も滅びる。
「愚かな」そう言うマハティの言葉に刺客たちは説得させられ、次々とひざまづくのだった・・・。
彼は生まれながらの王。
自分とは違う世界の人。
そう感じるキャスリーン。
だが、ジャビルは大丈夫かと心配するキャスリーンに、王が死を許す、それがラギネイではこの上ない栄誉だというマハティ。
その言葉に納得できないキャスリーン。
自分のために死んでくれた人をそんな風に言うなんて王の資格はないという。
そんなマハティは嫌いだというと・・・。
マハティは思わずキャスリーンに手をあげてしまう。
だが怒りの形相でにらみつけたキャスリーンが見たのは・・・。
羞恥のカケラも見せず、ぽろぽろと涙を流すマハティの姿。
女は守ってやれという言う母との約束を破らされたことが悔しいよう。
そのあまりに純粋で美しい涙に、心を奪われてしまったキャスリーン。
「なんてきれいな涙」
そのせいで、すっかり怒る気持ちも失せてしまったようです。
そして、キャスリーンは自分の境遇を語って聞かせる。
食べる物がなくて、ひもじい日々を過ごした事。
だから「あんたさ・・王様になったらみんなを幸せにしてあげてね
誰も寒さに震えたり おなかをすかせたりしないように」
キャスリーンの願いはそれだけ。
もう二度とジャガイモの皮を食べなくても済むように・・・。
そして、夜明けまでクラブに隠れることにするふたり。
そこでマハティにあったかいスープを飲ませるキャスリーン。
そんな温かいスープすら飲んだことがなかったマハティ。
温かいものが美味しいこと。
本当に何も知らない無知な自分を始めて自覚した彼。
王とは、国家とは?
「無知であるということは哀れなことだ・・・」
もしやジャビルはこの暖かさを知らずに死んでいったのではないのか?
それを思って涙するマハティ。
そんな彼を愛しげに抱きしめるキャスリーン。
そして・・・キスを交わすふたり。
「キャスリーン、お前は温かい」
自分にはこれしかない。
でも温かい腕でマハティを抱きしめて上げることはできる・・・。
次の日、キャスリーンに求婚するマハティ。
国家のためならあらゆる犠牲を払うという彼の姿、たった2日の間に何があったのか?
落ち着きと風格を醸し出している姿に呆然とする家臣たち。
だが・・・一般人、しかもキャスリーンのような白人との結婚など認められるわけがない。
だから意思を変えることはできないマハティを止められないなら、キャスリーンが姿を消すしかない。
たった二日。
それでもマハティを好きになっていたキャスリーン。
そして最後に一目でもと、フレドに連れられ、マハティを見に行った国際会議の場所。
その場でキャスリーンを見かけたマハティは、勢いよくその頭に巻いた布を取って見せたのだ!!
ラギネイ人にとって、頭の布を異性に見せるということは求婚の証!!
「私はお前に求婚するぞ!!」
「あんたって人は!!」
嬉しさを隠せないキャスリーン。
だがそこへ刺客が(><)
必死になって彼を守ろうとするキャスリーンに、助け起こされたマハティは、大丈夫かの前に「返事は?」ですって(^^)
流石に力が抜けたキャスリーンは彼の前で大泣き。
まさにこの子は!!って感じですね(^^)
そして帰国前、自分の妃に渡すつもりでつくらせた指輪をキャスリーンの指にはめるマハティ。
「必ずキャスリーンを連れに戻ってくる。
それまで彼女を頼む、我が友フレド。
すぐに、すぐにだ!!」
そして・・・彼はどうやら指輪だけでなく、赤ちゃんを置いて行ってくれたよう。
育てる楽しみを嬉しそうに話すキャスリーンに育ての親にと立候補するフレド。
そして-----------------。
「マハティ」
その名を呼んで目を覚ましたフレド。
どうやら彼は心臓が弱っているよう。
心配でたまらない花鹿。
だが花鹿はフレドの本当の孫じゃないかもしれないということをずっと不安に思っていたようで・・・。
昔、男の子の涙を見て感動したことがあると話していたキャスリーン。
真珠のように後から後から・・・。
でもその恋をした相手はフレドではなかったという。
「大好きなキャスリーンが大好きなフレドを裏切っていたなんて・・・」
それが不安だった花鹿。
それを聞き、フレドは花鹿に話して聞かせる。
キャスリーンのお腹の子には父親が必要だったのだと。
そして、この結婚は自分が申し出たという事。
ハリーを受け入れられたのは、彼の父親を自分も大好きだったから。
その言葉を聞き、花鹿は、それでも自分の祖父はフレドだけだと、その身体を抱きしめるのだった・・・。
その夜、フレドはずっと書きためてきたライフワークの小説を暖炉で燃やしてしまう。
恐らくそれには国家機密にも匹敵するような重要な内容が書かれていたはず。
それでも、真実は小説よりも奇なり。
立人はハリーと似ているというフレド。
でもハリーと違って組織のトップにいるには弱い面があるという。
「君は可哀相な子だということを自覚せにゃならない」
「肝に銘じます」
その言葉を聞き、彼の手をとり花鹿を頼むというフレド。
どうやら看護師を家に入れることだけはフレドは了承してくれたようで、ひとまず安心する花鹿。
だが・・・確実にやってくる。
嵐になる----------!!
ってことで、今回で過去編は終了。
ハリーの秘密も判明したわけで・・・。
ではその後、マハティとキャスリーンの再会はなかったのか?
それが気になりますよね(^^)
それはどうなるのか・・・今後ってことで。
次回「ヒトリ」
さぁ、次はどうやらユージィンやルマティとの再会!!
なんだか進展がありそうですね~♪
うふふ。
ちょっと成長したルマティの姿、楽しみです~!!
←よろしければポチっとお願いいたします♪
【送料無料選択可!】【初回仕様あり!】CHANGE/One / J-Min
【送料無料選択可!】花咲ける青少年オリジナル・サウンドトラック (仮) / アニメサントラ
花咲ける青少年 Vol.1