映画のスピンオフ・ドラマということで、主演が佐藤健くんだし、玉木宏さんだしってことで、かなり興味を引かれて見ました~♪
とりあえず内容は完全に映画の前振りってことのようで、主役は完全に健くんだし、玉木さんは傍観者で、完全にこのゲームの支配権を握っていただけという感じですね。
隆志が目ざめた時、ゲームを仕掛けた男、結城が現れる。
弾が一発入った銃とナイフを渡し、結城は言う。
赤と青の拘束衣を着た男がふたり。
どちらかの男が母親を殺した犯人。
そしてもう一人は、死んだと思われた父親だというのだ!!
どちらかを殺さなければ、隆志にとって大切な存在であるゆかりを爆弾で殺すというのだ!!
彼女は別の場所で爆弾を背後にセットされ、拘束されているようで、その映像を携帯電話で見せられた隆志。
一体何がどうなったのか?
タイムリミットは1時間。
さぁ、どうなる。
この緊張感ある現場から始まったドラマ。
始終前後する話に、なかなか頭を整理して文章にするのは大変だったのですが、なんとかまとまるといいけど・・・
赤い服の男は突然連れてこられたというサラリーマン。
青い服の男は自分を殺せと言い出す。
どうやら彼が隆志の本当の父親のようですが・・・。
隆志は養護施設「あすなろ園」の出身。
施設の前で捨てられていたのだという。
だが育ての親であるゆかりの父が亡くなったせいで事態は急変。
借金のせいで、施設が閉鎖に追い込まれてしまったのだ。
行くあてもなく子供たちはバラバラになり、隆志も家を追い出され、住む場所もない。
そんな時、やめさせられた工場で一緒だった男・浩介と再会する隆志。
彼から紹介された仕事は、中身を確認しないでA地点からB地点に運ぶだけという簡単な仕事。
だが、尾行がついてきたりと、なんだか危険な仕事になってきた感じ。
焦る隆志。
そして、隆志を待っていたのは勇気という男。
「変えてみるか?世の中を」
彼はどうやら隆志の事情を把握しているよう。
「あすなろ園」の再興を願っている彼の弱みを突き、まずは、2億という中山という政治家が受け取った政治献金を奪おうというのだ。
1億は自分達が奪い、1億は屋上からバラまけという結城。
「世界を変えよう」
そして言われるまま金をばらまく隆志。
人々は盛るように金を拾う。
そして・・・1億は収得金として警察に届け出ることに。
そのお金は代議士にとっては黒い金。
だからそれを自分たちのものだと申し出ることはない。
その金を資金にし、「あすなろ園」を再開させる隆志とゆかり。
それから結城の元で働くことになった隆志。
尾行だろうが何だろうが、過去の事件まで掘り起こしてやったという。
でも、金を奪うのは、黒い奴から。
その金を施設に配った隆志。
だが、その金であすなろ園を買い戻したことを不審に思われ、警察が目をつけられたよう。
だからあと1回だけ。
ゆかりに問い詰められ、再開のめどがたったあすなろ園に、胸を張って家に帰りたいと願った隆志だった・・・。
その頃、外島建設の裏で、何か隆志に関係する話が出てきたという結城。
16年前、島田という男が母子を殺し、一人息子を浚って行方をくらませたという事件が発生したという。
だがその島田も焼死体で発見され、死んでしまったという。
では1歳の息子はどこへ?
その子供が隆志かもしれないというのだ。
だが、その記事を書いた八木という男。
彼に話を聞くと、その焼死体は島田ではないという。
その記事を書こうとして上から差し押さえされたという。
だから、島田は名前を変え、新しい生活を送っているという。
これは一体どういうことなのか?
そして・・・父親と思われる人物に会いに行く隆志。
だが、彼は隆志の顔を見ても反応なし。
父親なら見ていてくれたはず・・・それは隆志の淡い期待だったのか・・・。
そして最後の運びの日、つい、荷物の中身を見てしまった隆志。
それは-----------拳銃。
やはりヤバイ仕事だったようで・・・
そのケースを持って外へ出た瞬間、後から襲われた隆志。
意識を失う寸前見た犯人の靴。
それは・・・・。
タイムリミットまで時間がない中、男たちに話を聞く隆志。
青い服の男は本当に父親なのか?
ではなぜ母親は殺されたのか?
16年前、1日にして、急に無人島になった島の秘密を暴こうとしていた、新聞社務めだった母。
1日で島民が死ぬという異常事態。
だが政府はそれを隠したというのだ。
だがその話を聞いていた時、赤い拘束衣を着ていた男は拘束を外し、落ちていたナイフで隆志を刺そうとしたのだ!!
それを庇ったのは島田。
なんてこったい(><)
隆志を狙う赤い拘束衣の男。
もみ合い、なんとかその男を倒させた隆志。
彼もやらなければやられると、16年前も必死だったよう。
だがその時、隆志に運びやの仕事を紹介した浩介が現れる。
彼は赤い拘束衣の男に不思議なワードを伝える、
ムウ。
その存在を知っているかと問うたのだ。
激しく怯え、首を振る赤い拘束衣の男。
それは、政府が作った組織。
たった1日で島民全てを殺してしまったのは政府。
それを隠ぺいしたのが当時の外務次官。
それを知っていた島田の弱みを見つけるために、いろいろ画策していた浩介と結城。
そこへ隆志という駒が飛び込んできたわけだ。
しかもおあつらえむきに彼には仕事がないという状況で、しかも園を救いたいと・・・。
島田の口をを割らすために使う駒には持ってこいの条件だったというわけね。
浩介は結城と共に革命を起こすつもりだったのだ!!
そう、隆志を襲ったのも浩介。
革命の礎になれ。
そう言って島田と隆志を殺そうとした浩介。
だが・・・その時、落ちていた拳銃を拾った島田が浩介に向け発砲。
彼にとって一番の後悔は息子を捨てたこと。
本当はずっと影から隆志を見ていたというのだ。
今その息子のために出来ることをした父。
「本当の恐怖は、大事なものを奪われるということだ」
そう言い残し、涙を流して死んでいった島田。
隆志はナイフで自分の両親を殺した男を殺そうとするも・・・・できない。
そして、ゆかりが拘束されている場所へ向かう隆志。
そこは以前自分たちが務めていた工場の近く。
「いざというときに人を殺せるか?
殺せないか?」
人はそのふたつに分かれるという結城の言葉。
発券したゆかりと爆弾の前に置かれた文章は「お前は誰も殺せない」
結城にはそれを分かっていてあえてこの人選をしたってわけだ。
すべて彼の手の中・・・ってことだね。
そして爆弾を前に、選択を迫られる隆志。
全ての責任は自分が負うから、ゆかりだけは助けてくれと結城に願う隆志。
七夕に子供たちと一緒に願ったのは「家族に会わせて」という願い。
だがいつも自分のそばにはゆかりたちがいてくれた。
家族はとっくに傍にいたのだ・・・。
子供たちや、ゆかりの事を想い、最後に笑って爆発を待つ隆志だった------------
そして再開の日を迎えた「あすなろ園」。
子供たちに残された隆志のメッセージ。
「家族集結!!」
家族を守って逝けた隆志はしあわせだったろうね。
そして、「準備は整った」と、隆志の両親を殺した犯人を殺す結城。
彼の目的は----------日本政府への復讐!!
「革命を起こそうか------------」
なんで、彼がムウの存在を知りたかったのか、ようやく画点がいきましたわ。
なるほど、かれはあの日、島から生き残った、ふたりの少年のうちの一人だったわけだ。
殺された大切な人たち。
だが政府はそれを公表しないで、島ごと抹殺したという感じですかね。
政府はその島で一体何をしたのか?
そして結城と、もうひとりの生き残りの少年、裕太郎(←今サイトで確認したら、彼は神父になってるのね)
彼らがどうこの事件に対してそれぞれ折り合いをつけるつもりなのか?
これはちょっと気になるね。
映画見に行こうかなぁ。
ドラマとしては、最後は感動・・・とかって触れ込みでしたが、そうでもなかったと思うね。
父の最期には涙だったけど。
でも健くんの最後の笑みは印象残ったね。
玉木さんがもう少し出番あってもよかったけど、それは映画で・・・ってことなんでしょうね。
やっぱ見に行くべきかしらん♪
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