◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

歪んだ愛-------------！！



今回は矢霧の姉弟、そして、誠二にセルティと呼ばれた首に傷のある女の子の正体が判明した回。

やはり･･･な予想通りの展開でしたが、そこにセルティや臨也、静雄、そして帝人が絡んできた事で、ようやくお話が動き出した感じですね。

久しぶりに面白いと思えたわ。

やっぱこういうスピード感と、えぇ！？って展開を見せてくれなきゃね。

ようやっとかぁ･･･はぁ、長かった（わはは）




波江の叔父が密輸したという女性の生首。

それに魅入られてしまった叔父。
そして、それを見てしまった波江。

秘密を共有するるもりだったのか、その女性の首を弟に見せたのが、全ての始まり。


これもいわゆる一目惚れになるのか･･･。
虜になってしまった誠二は、それから何度も首に会いに来たよう。



姉と弟の決まりごと。

この街から出るな。

首に傷のある女の子と出歩くのは構わないが、それはどうやら池袋限定？

だが、誠二がジュースを買いに行っている隙に女の子は誠二の携帯を噴水に捨ててしまったのだ！！


行方が分からなくなった誠二を探すため、波江が接触したのは臨也。


どうしてそこまでするのか？

歪んだ愛情は、一歩間違えば、自分が気付いていないだけのストーカー行為。

だが、自分が歪んでいることも承知の波江。
そして弟もまた･･･。

「姉さん。俺、好きな人がいるんだ」

そう告白されたのはあの首の事。
やはり誠二はあの首に魅入られてしまったよう。

そこで波江は矢霧製薬に入社して、あの首の研究を始めたという。

その研究室のセキュリティカードを盗んだ誠二。

どうしても自分のものにしたかったその首。



だが･･･。

「姉さん。俺、人を殺しちゃったかもしれないんだ」

そう電話してきた誠二。


その頃、彼に付きまとっていたストーカー女。
つまり、杏里がずっと探している張間 美香に家に侵入され、首を見られてしまったので、殺してしまったというのだ！！

「大丈夫、絶対」

そう言って誠二を抱きしめた波江。

「どんな手を使ってでも、あたしが守る------------」


そして波江が行ったのが首のすげ替え？

でもそんなことが可能なのか？
波江の研究はそこまで進んでいたのか･･･。

では今保存されている「首」が美香のものなのか･･･これはまだ謎ですねぇ。



で、今回驚いたのは、その美香がしゃべったこと。

てっきりセルティ同様しゃべれないのかと思ってたわ。



「怖いの、どこか遠くへ--------」

臨也からのメールを受け取り、居場所がバレたかもと焦る美香。
誠二を引っ張るようにしてどこかへ向かおうとするのだが･･･。



それを静雄と一緒に目撃してしまったセルティ。

美香の顔を見て--------------激しい反応を見せる。

掴んだ手。

だが、美香はそれに驚き、恐怖の悲鳴を上げたのだ！！


そして、静雄の両膝にボールペンを突き刺した誠二。

痛いっ（＞＜）

でも、しずちゃんってば全然痛くなさそう。
流石というかなんというか･･･このひとには痛覚がないのか？


逃げ出した美香を追わせるため、かっこよくサングラスを外す静雄。

「一度言ってみたかったんだ。ここは俺に任せて先に行けって」

しずちゃんヒーロー♪




彼女を運命の人だという誠二。

必死に抵抗するも、それをものともしない静雄。

今度は掌までボールペン突き刺しちゃった（＞＜）

ひょえぇぇぇ～～！！

流石にそれは絆創膏では治らないんじゃなかろうか･･･しずちゃん、どんだけすごいねん

ま、お返しに、ハードな頭突きを喰らわされたから、これで誠二もノックアウトだったようですが。



一方、ようやく見つけた自分の首を必死に追うセルティ。

だが･･･逃げる途中、帝人とぶつかってしまった美香。

なんだか分からないけれど、首なしライダーに追われる彼女の手を取り、必死で逃げる帝人だった----------。



何故自分の首が他人の身体に付けられているのか？


必死に新羅に事実を報告するセルティ。

癇癪を起こすさまが可愛いのか、新羅ってば返って落ち着いて話を聞いているよう。

でも自分の目で見たわけではないから、直ぐには全部を信じるのは無理だろうなぁ。



たまたま都合よく出来立てほやほやの死体があったのか？

やはりポイントはそこかなぁ。

誠二のため。

歪んだ愛。

それを分かっていて、波江は禁忌を犯したのか･･･。



セルティを見て、悲鳴を上げた首。

その首が自分のものなら、何故そんな怯えたのか？
そんな首と話をしてどうなるのか？


だが、あの人形は自我を持ってしまったのか･･･。
誠二と二人きりになるため、携帯を水没させ、逃げ出した。


そして今、帝人の家に匿ってもらっているよう。

帝人も相当巻き込まれた異質のようですね（＾＾；）



そして、臨也が美香に送った「どこにいるの」メールに返信が返ってきたことで、臨也は事情を察したよう。


その居場所を見て、臨也は狂気の笑いを上げる。

「人LOVE！！

だから人間の方も、俺を愛するべきなのさ！！」



･･･このひとも相当歪んでる・・・というか、病んでるよね（＾＾；）



でも、美香は、やはり誠二を思う。

「行かなきゃ。ずっと誠二さん、あなたを愛してる--------」


そして、波江もまた同じように誠二を思う。

「誠二、あなたを愛してる---------」



さぁて、ようやくお話が動き出した感じですね（＾＾）

これで人物の新たな絡みも出てきたことですし、ここからの巻き返しの展開に期待しますわ。


何せ必死に新羅に自分の首の説明をするセルティ可愛いかったわ～♪

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