明後日になれば-----------!!
その願い虚しく、継美の目の前で逮捕されてしまった奈緒。
警察も長い別れを許してくれたなぁというヤボなことは置いといて、やっぱ別れのシーンは涙でしたわ。
いつもは視聴だけでレビューは書いてないんですけど、流石にこの展開にはせめて感想でも・・・という切羽詰まった感じになってしまいました。
前回は仁美のいきさつが語られ、怜南を愛して愛して・・・子育てに疲れてしまった姿が見られましたが・・・。
子供に自分は死んだって、そこまで言わせてしまった事で、何かが切れてしまったんでしょうね。
仁美の行動も理解できるんです。
怜南を捨てたのは事実だから、自分が何をしたのかも分かってるはず。
それでも本当は実の母親と暮らした方がいいなんて奈緒に言われても、今の仁美にそれを受け入れる余裕なんてないだろうなぁ。
ただ困らせてやりたい。
その延長線上に告訴があっただけ。
「嫌いだから」
そう藤吉に言った言葉もまた真実だと思う。
もちろん腹いせもあったでしょうし。
でも・・・今回は伊豆へ旅行へ行き、継美の新しい戸籍を手に入れるタイムリミットまであと1日だったのに・・・。
それが叶わないだろう事は分かってるだけに、常に緊張感漂い、刹那的なしあわせな姿、そして無邪気に未来を語る継美が切なかった。
警察を見て、怯えるように姿を隠さなければならなかった奈緒。
どうしてここでまたタイミング良く(?)銀行が締まってるんだか・・・
継美が最後に何を言おうとしていたのか?
焦って切ってしまった電話の内容が気になった奈緒が、必死に旅館まで戻ってきたその時・・・。
家族ゲームが終わりを告げた。
それでもずっと奈緒を「お母さん」と呼び続け、涙を流す継美を見て、警察はどう思ったろう?
誰が本当の親なのか?
誰の元にいる事が継美にとってしあわせなのか?
法律という壁がある事は百も承知だけれど、こういうケースでは、子供の意見も是非取り入れてもらいたい。
そう強く願ってしまいます。
親権争いをする親たちに振り回され、その中で拾われる子もいれば、どちらもいらないという親だっている時代。
どの親子の形が正解なのかなんて、法律だけでは決められないはずだと、こういうドラマや最近の酷い虐待ニュースを見てると思ってしまう。
しつけの延長。
そう言えば許されるのか?
子供は親に捨てられるのを怖がって黙っているのがほとんどでしょ。
でも、流石に仁美には虐待の疑惑がかけられ、彼女もまた法により逮捕されてしまうようで。
一生懸命が空回りする時ほど悔しい時ってないですよね。
子供がいなければ!!
そう思う時もあるかもしれない。
「新しい、大人の歯が生えてきたんだよ」
泣きながら電話で話そうとしていた事を伝える継美。
ここはもう涙でした。
葉奈も娘を守るために、自分の身体を犠牲にしてまで必死に尽くしてくれた。
それも愛から。
「母」の手。
この家族が再び同じ家に住めるようになれるのか?
継美はどうなるのか・・・。
次回もまたぐっと前のめりで見守る事になりそうです。
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