仏の伊達さん----------。
期待のドラマ開始!!
主演が堺さんだし、これはもう見るしかないでしょ!!
一見すると、仕事ができないダメ刑事っぽい男なのに、その過去は壮絶なもの。
とある男に眼の前で両親を殺され、その悪夢に未だに苦しめられる日々。
そこへ宮城夏樹という死亡した元同僚だった相棒の妹が県警捜査一課にやって来る。
彼女の教育担当は伊達。
さて、今回の事件。
子供が改造銃で撃たれて死亡するという事件。
木内という検察庁の幹部を父に持つ男が出頭して、自分が改造銃を、補導歴のある新垣という、いかにもな男に脅されて改造銃を作ったと自供してきたのだ。
彼が子供を殺しているシーンを目撃させられたと言う木内。
警部たちは、発見された改造銃についた指紋からも、こぞって犯人は新垣だと断言するも・・・。
伊達だけは木内を捜査したいと言いだす。
殺害現場を捜査すると・・・。
たまたま別の事件で捜査していた伊達は、別の部屋にあったカメラが発見される。
そこで思わぬ事実が判明する。
残されたカメラに残された音声。
犯人は木内。
だが・・・彼の父は警察幹部。
上から圧力がかかり、偶発だと処理されて、彼を逮捕できなくなってしまう。
当然納得できないのは、宮城の妹・あすか。
目の前に犯人がいると分かっているのに捕まえられない理不尽さ。
木内は全く反省の色はなし。
では、犯人は一体誰が裁くのか---------?
息子を殺された両親に、悲しみの終わりはない。
どれだけ待っても、たとえ復讐したとしても、子供は戻って来ない。
犯人が警察官の幹部だからなのか?
そんな事が許されていいのか?
「これから俺たちはどうすればいいんだ」
この怒りや悲しみをどこにぶつければいいのか?
時間はずっと止まったままになってしまう。
涙を流して無念を訴える被害者の父。
だがその時、男の子の無くなっていた靴の片方が届けられる。
更にその箱の中には盗聴器まで!!
なんと、近くの店で木内はその靴が届けられて涙を流した母の声を聞いて笑っていたのだ!!
被害者の悲しみを愉しんでいた最低男!
復讐をしようとする被害者を止める伊達。
あなたが犯罪者になってはならない。
でも、このまま被害者は泣き寝入りしかないのか?
その夜、あすかと鑑識の久遠に被害者の家の見張りを任せ、伊達はなじみのルポライターの片桐冴子から情報を得る事に。
今回ももう、
あの噂の法の裁きを逃れた者たちが『神隠し』にあうのを待つしかないのか?
だが、その夜、
息子の死を自分のせいだと責め続けた母親が自殺未遂を起こしてしまう。
それを死なせてやればよかったと言う父。
そうすれば、苦しみから逃れられるから・・・。
鑑識の久遠が掴んだ事実。
動物虐待で上げられた場所が点で繋がる。
そして、次の犯行場所も。
「警察では木内を裁けない」
そして伊達は、木内を待ち伏せし、木内からあっという間に奪った改造銃を突きつける。
「お前に明日は来ない」
そして、銃声が響くのだった---------。
木内は・・・あれから行方不明だという。
どうやら、彼は海上に放り出された形になったよう。
運転できなければ、このまま死を迎えるしかないだろう。
死の恐怖を味わうがいい!!
同情はないな。
その現場に残されていたあすかが伊達のシャツに縫い付けていたボタンが落ちているのを発見した久遠。
やっぱりなんだかんだ言って伊達が関わっている事を彼も察したよう。
伊達の過去が意味深に挿入されるねぇ。
殺された両親をコンクリで固めようとしていた男を刺した伊達。
何故両親が殺されたのか?
彼の闇は----------。
面白かった!!
やっぱり法から逃れた犯罪者に限って、あんな態度なんだろうなぁ・・・って思わされた。
そんな犯罪者を、
法でなく同じような体験をさせる事で報復する。
神隠しとはいい方法を思いついたね。
でも、もし同じ形で海へ放り出してるんだったら、あの船を用意するだけでえらく金がかかりそうですけど(^^)
堺さん演じる伊達が、これからどういう風に勧善懲悪じゃないけど、法で裁けない犯罪者に制裁を加えていくのか?
そして彼の闇の部分は今の彼にどういう影響を及ぼしているのか?
まだまだ楽しみは多そう♪
二面性を上司の井筒は知ってるのかしら?
バーのマスターの三上も意味深な感じだし。
やっぱり定番の使えない捜査一課の存在も味があるし、鑑識課の久遠の錦戸くんもいい感じだし、これは期待できそうかな。
私はこういう犯罪なら許す派!!
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