◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

溝口は事故死-----------！？


この状況になっても、上がそう判断したよう。

宇喜田はまだ休暇扱い中だという事で、所在は不明。



真島は署内でも微妙な立場に立たされ、溝口に復讐したのではないかと疑われているよう。

もしや、真島は刑事を辞めるのか･･･。



「お前はもう、ひとりじゃない」

そういった真島は、芽衣子に会いにくる。

自分を止めてくれた芽衣子。
だが、その結果、彼女を危険に晒し、完全に自己防衛とはいえ、溝口を殺させてしまったこと。

「俺のために君にあんなことを･･･」

責任は取るという真島。

「君の事は俺が守る」


それを伝えにきたというのだ！！


･･･なんだかどちらかというと、面倒を自ら見たいと言い出してる感じだよな。
責任を取らせてくれって。



そして、刑事を続ける意味も分からなくなったと、真島は辞表を出すことにしたというのだ。




その頃、三沢という民事党の政治家の男を追っていた堂島。


この、三沢準という男が宇喜田を飼っているよう。


黒幕はこいつか。


しかも留学は経歴詐称だったよう。



そして、芽衣子から電話をもらった真島。

芽衣子は三輪から受け取ったお金を、自分には受け取る資格がないからと、奥さんに返して欲しいと願い出る。


そして、自ら自宅へと真島を案内したのだ！！

「私は家族をめちゃくちゃにした奴に復讐しました」


壁一面に貼られた事件関係者の写真と、赤く大きく×印を描かれた写真が。
驚愕する真島。


「みんな私が自殺するようにしむけました」

「どうして？」

あんなのは人間じゃない。


本当に悪い奴らには、誰かが罰を与えないと･･･！！


警察は信用できないは、自分が一番よく知っている。

「だから、自分の手で罰を与えた------」


芽衣子の生きる支えは、自分を陥れた者への復讐。
赤い封筒は、自分という存在を示すための、黒幕をおびき出すための餌。

「悪を･･･断ち切るために」


もちろんすべてが終わったとき、自分も罪を償うという芽衣子。


たったひとりで、家族の復讐を成し遂げようとした芽衣子を説得しようとする真島。


「俺も同罪だ！！」

だが、真島は自分とは違うと、受け入れない芽衣子。

そして、自分のようなものを裁くために、犯罪者側にきてはならないととめる。

「二度と私の前に現れないでください」


呆然と芽衣子の家を出て行くしか出来ない真島。



そして、堂島に黒幕の事を尋ねる芽衣子。


そこで堂島は、これから芽衣子に話を聞かせるから、いつものあの高台で待てというのだ。


かかってきた電話。
そして、堂島は、電話越しに今からのやりとりを聞かせようと画策する。

通話状態になったままの携帯をポケットに入れた堂島。

その前に現れたのは･･･宇喜田。




同級生に無差別殺人を命じたという民事党の三沢氏のご子息、準。


堂島と、宇喜田の対決。

ジャーナリストとして、堂島が最後に手がけた大仕事。



宇喜田も、うかつにも、答えなかったこと、答えたことで、その話が真実だと肯定している場面も多かったし。


この準という息子が、何故芽衣子を貶めたのかまではまだ明かされていないけど、学校ぐるみで、すべてこの息子の罪を隠そうとしたよう。

彼らへの報酬は何だったのか。

ゲーム感覚なこの男の気まぐれに人生を狂わされた芽衣子。

そして、未だ準は殺人をなんとも思っていないよう･･･。



彼の命により、ここで死ねと堂島に銃を向ける宇喜田。


宇喜田がここへ堂島を呼んだのは、どうやらここから見える駐車場で堂島の息子が働いているからのよう。

息子の命を楯に脅迫したのだ。


だが、堂島は最後に大きな芝居を仕掛ける。

そこへ駆けつけた万里たちに聞こえるような声で叫んだのだ！！

「助けてくれ」


宇喜田に殺人を強要するような台詞を叫び、自分が追い詰められているような芝居をしてみせたのだ！！


「ざまぁみろ」

宇喜田にそういい残し、堂島は柵を乗り越え、自ら大手を広げて飛び降りてしまうのだった･･･。



そこへ駆けつけた万里たち。
宇喜田は現行犯逮捕。


「自分が守るって決めたものは、守り通せ」

堂島が真島に伝えた言葉。

真島が駆けつけたとき、聞こえたのは、堂島のポケットから彼の名を呼び続ける芽衣子の声だった･･･。




その頃、芽衣子は、最後に堂島が浮浪者仲間に預けていた手紙を渡される。

俺への復讐、ひと手間省けただろ？


芽衣子の復讐のターゲットの中に自分も入っていたことを知っていた堂島。
そして、こうなることをすべて承知で、根回ししていたのだ。


封筒の中に入っていたのは、フラッシュメモリー。


そして、芽衣子は、堂島のジャーナリスト人生をかけた、最後の作品に、名前を書き込み、文章を完成させたのだ。


黒幕は、三沢とその息子---------。


だがその時、芽衣子の家に現れたのは、真島！！



壁にある写真をすべて剥ぎ取ろうとする真島を、必死に止める芽衣子。


もう自分に関わるなと叫ぶ芽衣子を、真島は力いっぱい抱きしめたのだ！！


「俺が君を受け止める。
愛してるから！！」



ついに、自分の心を認めた真島。

そして、告白を受けた芽衣子は･･･涙を流し、彼の服を握り締めることしかできない。



でも、芽衣子が復讐をやめることは出来ないだろう。

それが今日まで彼女を支えてきた生きがいだったわけだし。


真島とのしあわせな未来は･･･望んではいけないのだ。


代議士の闇が明かされるのか。
そして、逃走を始めた宇喜田の悪あがき。


芽衣子の最後の復讐はどうなるのか。


これは最後まで目が離せなくなってきた感じ。
面白くなってきましたね～♪



犯人説はいろいろあがってましたが、やっぱりこういう権力者の話でしたか･･･。


何故という部分がどうなってるのかの解明がまた楽しみなところ。


ちょっと真島が今回は置いてけぼりだったので、次回の挽回に期待です！！

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