仁は長崎へ------------!!
いよいよ倒幕へ近づいてきた歴史。
この中で、仁は何をすることが出来るのか。
彼の役目は。
そして龍馬との関係。
今回は
特に戦もじっくり見せてくれて、本当痛みを感じられる作品に仕上がってたと思いました。
長崎の精得館にペニシリンの講義にきていた仁。
そこをまとめていたドクターボードウィンは、自分も知らない医術を知っている仁が信じられない。
どこで医術を学んだのか?
それを記憶がないということで誤魔化した仁ですが・・・。
そんなものを信じられるわけがない。
それが講義をする仁と生徒たちの間に溝を作っているよう。
それに仁の心配はもうひとつ。
龍馬との連絡が取れないこと。
だから松本先生の紹介で、長崎へ行けば、龍馬に会えるのではないかと思ったからだった。
そこへ怪我をしたグラバーを抱えてやってきたのは・・・なんと龍馬!!
再会を喜ぶ仁だが、なんだかよそよそしい龍馬。
どうやらグラバーは目をきりつけられたよう。
涙管を傷つけられたグラバーは、たとえその管を閉塞しても、涙が止まらない可能性があるというのだ。
手術は出来る。
だが、癒着による閉塞を気にしていた仁。
目のスペシャリストであるボードウィンを頼ってきたグラバー。
だが、彼は仁の腕前を試そうとして、手術を任せてしまったのだ!!
そこで仁はまず、拡大鏡をお手製で作り、癒着による閉塞は本来はチューブを使うのだが、それを細い針金で補うことに。
その手術を見て、鮮やか過ぎる手際に拍手を送るボードウィン。
握手を交わすふたり。
どうやら誤解も解けたようです。
・・・いやぁ。
目の手術のシーンはめちゃめちゃ痛かった~(><)
寒イボ立てながら見ちゃったよ
だが、東と話をしている龍馬は何かを隠している。
それが何か?
なんだか龍馬と距離を感じる仁。
そして、グラバーを屋敷へ送り届けたところ、龍馬と再会してしまう仁。
だが・・・
どうやら龍馬はここで長州のために銃を手に入れていたのだ!!
それを目撃してしまった仁。
歴史は確実に動いている。
倒幕への道を-----------。
そこで武器を買ったことを口止めをして、龍馬は仁を長州へと誘うことに。
仁はペニシリンの販売を巡り、龍馬に保険の話をする。
そのシステムに大賛同の龍馬は嬉しそうにそれを理解し、メモしていた。
そんな龍馬の暗殺話をしようとした仁。
だが、
その話をしようとした瞬間、また酷い頭痛に見舞われたのだ!!
・・・どうやら直接未来に関係ある話をすると頭痛に襲われるということのよう。
そして、長州で桂と会う仁。
またも歴史の著名人との対面。
ペニシリンの製造所を開きたいと願う仁と龍馬に対し、今回はその機会はないという桂。
・・・そこは戦場。
だが、長州は幕府に対し、かなり優勢な戦いを強いていた。
・・・すごい決戦の場だねぇ。
TBSの本気を見ましたわ。
ものすごくセットにも気合入ってるよなぁ。
こっちが大河って言われても絶対納得するよ。
本当凄惨な場だったわ。
そして、この場に立たされることになった現代人の仁の気持ち。
龍馬は武士だけが国を支配する時代が終わるというのだが・・・。
「私には分かりません。
同じ日本人同士がもみ合ってる風にしか・・・」
この言葉の意味の重さ。
武器商人となってしまった龍馬。
その気持ちのすれ違い。
医者としてけが人を放っておけない仁。
しかも相手は同じ日本人なのに・・・。
道中、幕府の残党兵を見つけた長州兵たちは、制裁を加え、平気な顔をして立ち去ってしまう。
それを見過ごすことは出来なかった仁。
龍馬は変わってしまった。
以前の龍馬なら、こういうとき訳隔てなく助けただろう。
国を助けるための必要な戦だという龍馬。
「戦だけが国をまとめる手段なんですか!?」
これでは、うまくいかなくなったらまた戦を繰り返すだけ。
「暴力は暴力を生むだけなんです!!」
だが、龍馬は言う。
先にやられてしまえば、それで終わりなのだと・・・。
まずは力でねじ伏せる。
それから従わせる。
「先生は特別な人じゃき。
きれいごとばっかいえるがじゃ」
だが仁も思いはひとつ。
「私だって国をよくしようと戦っているつもりです!!」
そして、幕府の兵士を助ける仁。
龍馬は・・・仁とは別の道を選んでしまう。
あぁ、ついに決別してしまうのか、仁と龍馬は・・・(><)
兵士を手当てし、休み場所を見つけたと思ったその時・・・。
銃声が響く。
助けたと思った兵士たちは、次々と長州の兵に殺されてしまったのだった・・・。
なんとむごい
その時、象山の言葉を思い出す仁。
仁がやったことが神の意にそわないなら、容赦なく取り消すだろうと・・・。
「何でこんなことするんですか!!」
敗北感にさらされ、天に向かって叫ぶ仁。
道をたがえてしまったと思われた龍馬と仁。
だが、龍馬は仁に言われた言葉を思い出す。
「龍馬さんの売った銃で撃たれたのかもしれませんよ」
その言葉に、元来た道を戻る龍馬。
だが、すでに仁の姿はどこにもない。
その頃、仁は、幕府の兵士を助け、長崎へ戻って来る。
そこで、ペニシリンの講義を受けた男が仁に挨拶に来る。
彼は、
田中久重という無尽灯を作った男だったのだ。
彼は医療機器を作った技師でもある。
彼もまた息子を孫を失くし、歴史の渦に巻き込まれた者のひとり。
その中にいる友である龍馬を引き出せなかったと告白する仁。
そんな仁に田中はアドバイスをくれる。
「友として 先生が なすべきことは、その方の道しるべとなることではないでしょうか?
暗い渦の中からでも、目的地を見失わぬよう明るく輝く 道しるべになるのです。
先生ご自身が無尽灯のように---------」
その言葉に救われた仁。
そして田中にペンライトの電球を渡したのだ!!
なるほどね。
これがこれからの電球のきっかけになるかもしれないんだ。
これで自分もまた、暗い渦の中でも光となることが出来る。
「世を照らそう、医療という光で。
この時代で 俺が助けられる命は、ほんの些細な数。
しかも出来レースなのかもしれない。
ともせるのは、小さな小さな光なのかもしれない。
けれど その光が、いつか 誰かの道しるべとなることもあるかもしれないと、
願おう------------」
龍馬もまた道を外れたことを自覚したよう。
さて、ふたりの友情は戻るのか?
だが、幕府を完全に敵に回した龍馬。
今度は上役から恭太郎に龍馬の身辺を探れと命がくだされてしまう。
更に野風に再発した乳がん。
さぁて、一斉に動き出した感じですねぇ。
でもやっぱ面白くなってきた!!
ここからどうまとめてくれるのか、本当楽しみだわ♪
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