犬達の救出のために!!
最後の祈りを捧げる隊員たち--------------!!
ついにこの回がやってきてしまいましたね。
究極の選択と、身を削るような決断。
残された犬たちも、残していく者たちも、これはかなり辛いよなぁ。
あぁ。
犬達の目。
倉持たちが戻ってくると信じて遠くを見つめるあのなんとも言えない目。
そして氷室の言葉に涙だった。
セスナを飛ばしてほしい。
何度もそう願い出る倉持たち。
だが、宗谷は今はスクリューが壊れ、身動きできない状況。
このままでは自分達が助かることも出来ないのだ。
でも、そうなれば、犬は残されることになってしまう。
白崎は、なんとしても犬達を助けたいという。
だが・・・残念ながらバートンアイランド号もかなり厳しい状況。
そこで、まずは一度外洋に脱出してから空輸で基地へ第二次隊を送り込むという決断をする
こんなことなら、犬たちの首輪を外してやればよかったという犬塚。
だが、その時、
自分が首輪を強く絞めなおしたことを思い出した倉持。
思わずその手を見つめ、犬達を思い、激しく頭を抱え焦る。
だが、宗谷は今は南極大陸を離れるしかできないのだった・・・。
氷の壁は厚く宗谷の前に立ちはだかる。
「今は信じるしかないですね」
美雪から子供達が作った千羽鶴を受け取った倉持。
だが、基地に犬達が取り残されたことを新聞で報道されると状況が一転。
犬殺し。
酷い中傷の紙を貼られた日本の家族たち。
リキを待つ遥香たちも、新聞に書かれた噂を危機、リキの帰りを心配そうに待つしか出来ない。
国民たちも
樺太犬を置き去りにするなと、たくさんの講義の手紙を送ってきたよう。
しまいには、犬達を連れて帰らないなら、隊員たちも戻ってくるなと・・・。
だが、
バートンアイランド号の牽引のおかげでようやく外洋に出られた宗谷!!
これで希望が持てる!!
感謝しつくせない感謝をバートンアイランドにする隊員たち。
敬礼する姿が印象的だった。
だが、
なんとここに来て燃料不足が深刻化してしまったのだ!!
このままでは、第二次観測隊を送り出すことも出来ない。
宗谷に残されたのはたった1日。
必死に食べ物を探す犬たち。
足を怪我してでも、氷を掘り返したり、もう何も残っていないえさのバケツを嘗め回したり・・・。
明日1日しか持たない燃料。
「諦めてたまるか!!」
犬達の命を!!
唯一の救いはブリザードが収まったこと。
誰も諦めてはいないのだ。
最後まで自分をセスナに乗せてほしいと願い出る倉持。
だが、実際明日何回飛べるか分からない状況なのだ。
何度も何度も、あの時の首輪を締めなおしたことが悔やまれる。
この手が----------。
「こんなことになるなら・・・」
犬たちは必死に鎖を解こうと暴れ始めたよう。
悲しい遠吠えが響く。
それに、風がおき始めたのだ。
明日1日だけでいいから!!
「頼む!!」
一方、遥香は家を飛び出してしまったよう。
必死に探す綾子たち。
すると・・・遥香はリキの小屋で眠っていたのだ!!
寒いという遥香。
でも、リキは南極でもっと寒いはず・・・。
綾子は必死に慰めるけど・・・。
その夜、
氷室は岩城に、自分が犬たちに救われたことを話して聞かせる。
そして、そんな犬たちを集め、育てたのが、倉持だと・・・。
そして・・・眠れない夜をすごすことになった隊員たち。
みんなで食堂に集まって明日晴れることを祈ることに。
だがそこへやってきた岩城たち第二次隊のメンバー。
なんと、
観測機材より、引継ぎを最初に選んでくれたのだ!!
最初に飛ぶ便で倉持も一緒に・・・それを申し出てくれた岩城。
その決断に感謝する倉持。
だが・・・次の日。
早朝から悪夢のようなブリザードが吹きすさんでいたのだ!!
なんて運命の皮肉。
「申し訳ございません」
誰より悔しいのは白崎自身。
犬達と基地の前で撮った写真が悲しい。
それでもそれを宣告しなければならない辛い役割。
「今から宗谷は帰国の途に着きます」
食堂でその報告を聞いた隊員たちはみんな静まり返って誰も何も言えない。
そんな中、氷室がまだ自由に動かない足で白崎の元へ。
そして、彼の胸倉を掴み、強い目で訴える。
「こんなことが許されていいんですか。
僕は犬達に命を救われました。
今、僕が生きているのはあいつらのおかげなんです。
それなのに、たった15頭の命を、どうして助けにいけないんだ!!」
氷室の必死の訴えに、申し訳ないとしか言えない白崎。
どちらも見てるのがキツイ。
氷室の言葉に一気に涙が溢れてきたなぁ。
そして、倉持は1度でいいからセスナを飛ばしてほしいと・・・。
助けられないなら、自分があいつらを殺すと言う倉持。
飢え死にさせるくらいなら、俺が・・・。
だが、それは間違っていると倉持を殴る星野。
「南極憲法第二条、誰も死なへんこと」
犬達を殺して自分も・・・。
きっと倉持はそう思ったのだろう。
無情にも、宗谷は日本へ向け発進。
そして犬たちは・・・。
次々と首輪を潜り抜け、南極大陸を走り出したのだ。
遠ざかる大陸に必死に腕を伸ばし、犬達の名前を呼ぶ倉持。
「ごめんなぁぁぁ!!」
もどかしいなぁ。
本当になんでたった15頭の命が助けられなかったのかといいたくなるけど、でも、この極限では仕方ない部分は多々あっただろう。
誰だって仲間を見殺しになんてしたくない。
倉持は特に、自分で首輪を締めなおしただけに余計だろう・・・。
自分の手を見るたび「あの時・・・」って思い返すだろうに。
当然越冬隊が日本に戻れば、本来なら英雄扱いされてもおかしくないような出来事だったのに、犬達を置き去りにしたことで、いわれのない中傷を受けるのだろうなぁ。
あぁ。
なんてことだろう。
何より子供達の期待にこたえられなかったこと。
隊員たちが日本へ戻ってからどうなったのか?
次回以降は南極での犬達の話と平行して2本立てになりそうですね。
比率は犬達重視でお願いしたいところですが(^^;)
後半戦、厳しい状況になってきましたね。
涙の回数も増えそうだ。
何せ犬達の表情と演技がよすぎる。
この調教をされた方に拍手だわ。
←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
【送料無料】タロとジロ
プラモデル 1/350 TBSドラマ 「南極大陸」 南極観測船 宗谷 "第一次南極観測隊"[ハセガワ]《発売済・取り寄せ品》
6251 HIT/2/29
第1話 第2話 第3話 第4話 第6話
*********
楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします。
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/d9b38e1c3c9a63e42bfb9af28053b4c8/ac