「集、お姉ちゃんの事、好き?
じゃぁ約束して。お姉ちゃんをしあわせにするって----------」
いのりに似た少女は、集の姉だったのか。
でも、クリスマスに亡くなったようで。
ここは教会?
燃え盛る日の中、血の涙を流して、身体から光を放った姉---------。
潤の一件でトラウマを抱えてしまった集。
計画のため、いのりからヴォイドを取り出そうとするけど・・・触れようとしたその瞬間、ヴォイドを使って切った感覚が手に戻ってきてしまい、力を発動できなくなってしまったのだ!!
敵にバレてしまった葬儀社の潜入。
奇襲攻撃をかけるつもりが、あっという間に劣勢に。
集の名を呼んで、何があったのかと助けを求める仲間たち。
だが、集は叫び声を挙げ逃げ出してしまうのだった・・・。
その夜、家に戻りたくなかった集は祭に救いを求めてメールしたよう。
仲間を危険に晒し、役に立てなかった無力さ。
そして怖さ---------。
まぁ、ヘタレな集だからさ、仕方ないけど、本当この子って一進一退だよねぇ(^^;)
下手すれば一進二退かもだけど(わはは)
祭にも何も事情を話さないで・・・そりゃ心配するわ。
姉の夢で目覚めた最悪な朝。
鳴り続ける電話にも出ないで集は逃げているようで。
いのりはひとり、集へ電話をかけ続けるのだった・・・。
ひとまず集は放っておけと電話で指示を出す涯。
彼は今供奉院家にいるよう。
亞里沙は「恙神さん」と声をかけるのだが、涯は集への怒りを瞬時に隠し、亞里沙に「涯と」
仲間は皆そう呼ぶと笑顔を見せる。
ぎゃ~~~っす!!
さすがタラシ!!
また亞里沙は惚れただろうに。
どうやら供奉院は涯の事を調べたよう。
その中で知った、涯の父親の事-------。
「まさか君があの男の息子だったとはな」
何のために戦うのか。
「女のためです。
たったひとりの女をこの手に抱きたい。
だから戦っています」
えぇぇぇ!?
涯ってばそうなんだ。
で、これが誰の事を指しているのかって話だよね。
って、あの男って誰だ!?
GHQはどうやら「始まりの石」を海外へ持ち出そうとしているよう。
これは日本にあるべきものだという供奉院。
涯もそれに賛同し、全力で阻止することを断言するのだった・・・。
一応学校へ行く気にはなったようだけど、颯太を見てヴォイドを思い出したり、焦って引いたところ、今度は別の生徒とぶつかり、その子を見て、結晶化していく幻覚を見てしまい、思わず叫びだし、頭を抱えて縮こまってしまう集。
酷いトラウマだなぁ。
こりゃ精神的にヤバイでしょ。
とてもじゃないけど、人のいる場所には出られないよな。
そこへやってきた綾瀬。
集はまたも「やめたいんです、もう」と言い出してしまう。
キャンサー化した子をひとり救えなかったからって全部諦めるのか?
「出来ると思ったんだ。僕は変わった。
だから僕だって、涯みたいにできるって・・・。
なのに、僕は僕だった。
どうしようもなく、桜満集は桜満集だった--------」
腑抜けの集の胸倉を掴み寄せる綾瀬。
だがその時、「無駄だ、綾瀬」と厳しい声をかけてきたのは・・・涯。
そして、集に銃を向けながら「始まりの石」の奪還作戦を始めると話す涯。
「来い」
「知らないよ、そんなの!!」
そう言って、こんな力ほしくなかったと言い出す集。
あぁ、最低野郎だなぁ。
意気地なし。
だが涯は、ヴォイドゲノムは所有者が死ねば分離できる可能性があるというのだ。
「試すか?」
そう言って銃を放つ涯。
それは集に向けて放たれたものではなかった。
「これでお前は死んだ。
二度と俺達の前に姿を現すな」
いのりも引き上げさせるという涯に、初めて動揺する集。
「意気地なし!!
一瞬でも仲間だと思った私がバカだったわ!!」
綾瀬は泣きそうに訴え、背を向けてしまうのだった・・・。
その様子を見ていた祭。
そして・・・家に戻った集は、そこでまだいのりがいたことに驚きを隠せない。
どうやら最後に集に新曲を渡そうとしていてくれたよう。
だがそれを受け取ろうとしたところ・・・今朝見た夢の少女をいのりがダブる。
結晶化していくいのりの身体。
思わずそのチップを払いのけ「化け物!!」と叫んでしまった集。
粉々になってしまった新曲の入ったチップ。
思わず謝罪する集だったが・・・いのりはもういいのと言う。
そして笑顔を見せ、涙を流して告げる。
「さようなら、集」
集は引き止めることも出来ずに、いのりを行かせてしまう集。
「多分僕は涯みたいになりたかったんだと思う」
でも出来なかった。
だからこれでいいのだ。
全部元通り----------。
だがそこにはいのりが作った不恰好なおにぎりが残されていた。
それを食べる集。
「これでいいはずなのに---------。
しょっぱいよ、いのり・・・」
集の頬にも、涙が伝っていたのだった・・・。
後悔するなら・・・だけど、集だしねぇ。
あ~イライラするって言いたくなるけど、これも人間だから・・・なんだろうなぁ。
迷って考えて。
そして選んで。
集が本当の意味で『戦う』事を決めるのは今からなんだろう。
人の死を体感した今だから・・・。
葬儀社へ戻ったいのりは、涯に血を与えながら尋ねる。
「私は化け物?」
好きになったのか?
「好き?」
だが、いのりにはその感情が分からない。
涯は絶望を感じる。
「お前もあいつを選ぶのか----------」
それでも、まずは生き残ることだけを考えろという涯だった。
さて、石を持ってやってきた父を迎えに来たダリル。
だが、息子の誕生日の会食にも現れなかっただけでなく、エレベーターの中で秘書とキス。
流石に怒りのダリル。
ヤンもバツが悪いようで。
その頃、クロスのIDを使って石を奪おうとした茎道は目隠しをされ、拘束椅子に座らされ檻の中に。
何故石をヤンに渡したのかと咎める春夏。
だが茎道は島で懐かしい顔を見たと話す。
集を巻き込むなと叫ぶ春夏に、もう遅いと、口の端を上げて笑みを浮かべる茎道。
「もう遅い。
彼は継承した、『王の力』を」
彼が葬儀社に参加していることを告げる茎道。
そしていのりの事。
やはり姉との関係者であることは間違いない。
その頃、石の奪取に向かう葬儀社。
それを迎え撃つGHQは、嘘界の指示でワクチンを撃てと命じる。
だが、石の輸送機へ潜入した涯は、あまりに静かすぎる事態に違和感を感じる。
果たしてコクピットはもぬけの空。
操作盤に書かれた文字は、ここが涯の天国だと。
「恙神涯、君を天国へ------!!」
そう叫んで嘘界が押したスイッチ。
光りを放ちだした「始まりの石」
その頃。
いのりもいなくなり、救いを祭に求めた集。
傍にいてよと祭に近づく集は「祭は僕の事好きなんだろ?」だって。
思い切り集をひっぱたく祭。
利用したのは丸分かり。
谷尋から取り出したもので、傷ついていた集をなんとか励ましてやりたいと思ったけれど・・・。
こんなのは自分が好きになった集ではない!!
泣き出す祭にかける言葉も見つからない集。
だがその時、空を覆うように何かが広がったのだ。
声---------!?
遺伝子共鳴。
それに発動される形になった者たちは次々と結晶化して崩れて行ってしまったのだ!!
人々は突然の事に大混乱し、結晶化はなんと涯にまで!!
「人類の未来を-----!!」
ロストクリスマスの続きを始めようと言い出す茎道。
そうか、やはりラスボスはお前だったか。
ヤンには捕まったフリをしていただけで、石を発動させるための捨石になってもらったわけか。
集も何かを感じる。
そしていのりは、このうたではないと、叫び声を上げるのだった------------。
1クール目の締めの盛り上げですねぇ。
こんなものを発動させて、日本をまた支配でもする気なのか。
ワクチンを接種していないものは全員発症してしまうの?
涯はなんとか耐えてはいるようだけど、これもいのりの血のおかげなのかな。
集はこの事態にどうするか。
早く立ち直らないと、やっぱかっこ悪いったらありゃしないってことで。
次回は大きな戦いになりそうですね。
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