王家のはみだし者------------雅仁親王登場!!
ようやく役者が出てきた感じで、作品全体にも動きが出てきたようで。
エンジンかかってきたかなぁ。
ここからまた面白くなりそうだなぁっと。
いよいよ清盛に第一子誕生!!
しかも男の子~♪
明子よくやったね。
「俺の子じゃ。血を分けた、俺の子じゃ」
涙を流して息子の誕生を喜ぶ清盛。
館は兎丸をはじめ、ドンチャン騒ぎ。
そこへやってきた家盛。
兄弟だけで飲みたいと、場所を移す清盛。
兄が父となったことを喜ぶ家盛だが、そんな弟に、今まで迷惑をかけたと謝罪する清盛だが・・・。
それをいまだ兄弟だと思うてはくれぬかと、からかう家盛。
うん、
仲がよくていいことだ。
さて、
今回登場した雅仁は、孤独な崇徳帝の弟。
松田くんが妙演してくれましたねぇ。
表と裏があり暗い心を抱えた雅仁をよく演じてくれましたわ。
即位15年で、子供もいないは、母は知らぬ顔だわ、鳥羽院には疎まれ・・・。
寂しい帝だよなぁ。
そんな兄を尻目に、奔放な性格の雅仁親王。
カタツムリを扇の上に載せ
「舞え、舞え」にはちょっと笑ってしまったわ。
生まれたばかりの祇園女御に息子・清太を見せに行く清盛。
頼もしゅうなったと清盛を褒める祇園の女御。
彼女はこれで想い残すことなくふるさとへ戻れると言う。
最後に彼女が清盛に与えたのは、幼き頃に勝負した双六。
後からきた者も、いい目を出せば、先に上がれる。
彼女なりの最後のエールって話ですかね。
一方、孤独な帝の力になりたいという義清。
だが・・・
女の執念か、ついに得子が男を産んだのだ!!
これで、かろうじて保たれていた均衡が崩される事に。
だが、鳥羽院はなぜか嬉しそうな顔ひとつ見せない。
それが気になる清盛。
そこで、藤原家成の紹介もあり、お披露目の宴に参加することに。
だが、そこには崇徳帝のすがたはない。
得子がこの場で義清に歌を所望し、詠んだのが、この有名な句ですね。
「瀬をはやみ、岩にせかるる滝川の、われても末に逢わむとぞ思う」
でも、これはこの場にいない帝を思って歌った歌だといってのけ、場を凍らせることに。
そこへ高笑いをして雅仁がやってきたのだ!!
すべてを戯れだと笑い飛ばす雅仁。
得子は、こんな女のために院が心をいためているのが許せない。
璋子の目を覚まさせいてやりたいと思ったからだと言う得子。
だが・・・それを咎めたのは、鳥羽院自身。
「もうよい!!」
あぁ、ここまでやっても、得子は璋子に勝つ事が出来ないんだな。
すると、璋子がぽろぽろと涙絵を流し、自分の本音を告げたのだ。
「分からぬのじゃ、私には、人を愛しく思う気持ちが。
すべては、法皇様の仰せのままに・・・」
涙を流してそう懺悔する。
だが、これが雅仁の母なのだ。
なんという茶番。
気分が悪いから帰ると言い出す頼長。
力を貸すという藤原家。
いっそはっきりしてていいなぁ、こっちは。
これが皇子の誕生を祝う宴か。
誰も皇子の誕生を祝っていない。
まるで道具か何かのような扱い。
人の痛みも分からぬ、このような者たちの手でこの国は収められていたのか。
それを始めて知った清盛は、ようやく政治世界を知ったよう。
だが、きれいごとだけで政は出来ない。
雅仁を知れと言う通憲。
ひとり呆然とする璋子にも、必ず人を愛しく思う気持ちがあると諭すように言う義清。
「お救いしとうございます」
これが愛しいという気持ちだと、璋子の手を握り、愛を伝える義清。
そして、璋子の身体を抱きしめる義清だった・・・。
博打で全てをなくし、呆然としていた雅仁を発見した清盛。
そんな雅仁の高笑いを赤子の鳴き声だと例える清盛。
すると、すごろくをしようと言い出す雅仁。
負けた者が勝った者の言う事を聞くこと。
だがそこへ、息子の清太がやってくる。
すると、
雅仁は、自分が勝ったら、清太を貰い受けると言い出したのだ!!
ルールが分からないから、ちょっと緊張感が伝わりにくいのが残念だけど、最後に10以上の目を出さねば、清盛の負け。
ここにきて清盛はお許しくださいませと何度も頭を下げるも、それをならぬときつく言う雅仁。
だがその時、サイを奮ったのは、清太。
目は・・・4と6。
これで10以上が出たので、なんとか清盛が盛り返した形になったよう。
だが、それを
「邪魔をしよって」と怒りの雅仁。
双六の駒をばら撒き、今にも清太にぶつけようとしたのだ!!
泣き出す清太を全身で庇い、負けた者は願いを聞くことと言ったはずだと言い募る清盛。
今後、清太に害なす事があれば殺すと宣言する。
親子の絆など簡単に崩れるという雅仁に、平氏は王家とは違うと言い返す。
だが・・・その
王家の血が、清盛にも流れているのだ。
「きっといずれ疼こうぞ、現に生きるもののけの血が--------」
そういい残し、去って行く雅仁。
身体を張って庇う父親の姿を見て、自分の親子のあり方を考えたんだろうなぁ。
あんなドロドロ親子じゃあなぁ。
歪んでも仕方ないとは思うけど。
愛が分からないと、実の父の子供を産んだ母。
そんな兄を持ち、父は母に冷たく、子供達には愛情の欠片も示さない。
結局鳥羽院も自分の事しか考えてないから、あんなに一生懸命愛してくれる得子を簡単に傷つけてしまうんだろう。
いやぁ、でも
今回はドロドロ最高潮でめちゃ面白かった!!
璋子は璋子なりに悩んでいたって話か。
愛かぁ。
それを身を持って示そうとした義清。
これで恋心が逆に義清に沸いてしまったって?
ミイラ取りがミイラか。
まさに破滅への道・・・。
次回どんな形で義清のその後を見せてくれるか、楽しみにしてようっと。
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