お救いしとうございます----------。
義清の言葉にほだされたか、璋子は翌日歌を詠む。
「乱れて今朝はものをこそ思へ」
なんだか璋子さまめちゃ嬉しそうだ♪
さて、ようやく男子を産んだ得子は、今度は息子を東宮にすべく奔走。
どうやら鳥羽院曰く、
息子が東宮になるには、得子の身分が低いと言うのだ！！
･･･本当自分勝手な院だこと。
そこで、得子は、子供のいないもうひとりの妻・聖子の養子にしてはどうかと言い出したのだ。
その話はすぐにまとまり、ついに得子の子は東宮の座に！！
次期帝は誰に！？
だが、ここにはもうひとり、雅仁がいる。
清盛はめちゃ嫌そうだけど･･･。
さて、
今日のメインは義清くん。
初めての清盛邸への来訪。
見目麗しい義清の姿に女房たちも浮かれ気味♪
そんな義清が気に入らないと、勝負を挑んできたのは兎丸。
相撲で勝負！！
でも、熱くなった方が負けと、飄々と兎丸をかわしてしまう義清。
確かにこれもひとつの技だけどね（＾＾）
でも･･･あの歌の日以降、何か璋子の様子がおかしいと察した堀河局は、義清を璋子からの成りすましの手紙で呼び出し、もう二度と関わるなと警告。
では誰が彼女を救うのか？
救うなどおこがましいと一蹴の堀河局。
その頃、ついに雅仁が元服。
童の髪型はやっぱりちょっと無理があったもんなぁ。
元服姿を見てようやくほっとしたわ。
でも、奇行も相変わらずのようで。
いやぁ、いいねぇ、この飄々とした性格。
私は好きだ。
腹の中では何を考えてるか分からないから付き合いたくはないけど（＾＾；）
だが、偶然廊下ですれ違った得子と雅仁。
元服のお祝いを述べ、いつしかイヤミの応酬合戦へ！！
そこで得子は雅仁は上皇の子ではないのかと言ってしまったのだ！！
だが、その時。
突然ふたりの間に乱入してきたのは･･･
璋子！！
雅仁は確かに院の子だと。
要らぬ子と言った得子に対し、
「取り消してくださいませ」と何度も何度も言って、掴みかかる勢いを見せたのだ！！
あら、感情をこんなに表に出してる璋子は珍しいね。
母の愛か。
その頃、やはり忘れられなかったのは------義清だったよう。
庭にいた璋子の元へ現れた義清。
寄るな、忘れろと命じる璋子。
彼女は、植え替えられてしまった庭で、水仙を探していたよう。
庭の片隅にそれを見つけた璋子は涙を流しここに咲いておったかと感慨深げ。
思わず院に嫉妬した義清は
「許さぬ」と璋子の首を絞めてしまったのだ！！
駆けつけた堀河局と、清盛の判断の速さで、なんとか事なきを得たようだけど、流石にこの物音で、不審者ではないかと警備の者たちが駆けつけてしまったのだ！！
自分が救いたかった。
でも、璋子の中に眠っていたのは･･･院に対する想いだった。
武士が王家を守っている。
宮廷がふがいないから、今こそそれを世間に思い知らせるときではないのか？
そう、義清の言った言葉で説得する清盛の言葉も届かない。
璋子に近づいたことで、
胸の奥に眠っていた想いを知らされたのは----自分の方だった。
これが人を愛する気持ち･･･。
そして、頼長からの呼び出しを受けた義清。
どうやら璋子への狼藉をした犯人が誰だかわかっているよう。
鳥羽院の御前で狼藉をした犯人は義清だというのだが･･･。
それを聞いても咎めもしない院。
璋子が誰と何をしようと、
最早、心に波風立てる事はないと言って去っていってしまったのだ。
院ってば、強がり言いすぎ（＞＜）
言った後に後悔するならやめればいいのに。
もしや彼はMなのか？
自虐的すぎるよ、この人っ！！
それを義清は、院が咎めを許したのは、今だ璋子を思うての事。
王家の乱れは、人が人を愛しく思う気持ちなのだと･･･。
そして、璋子が忘れられなくなってしまった義清は、八つ当たりで、娘に乱暴してしまい、
出家すると言い出だしてしまったのだ！！
･･･子供に当たるのはあかんわ。
しかもこんな幼い女の子に。
これはちょっと評価下がったわ、義清くん。
桜吹雪の中。
清盛をたったひとりの友だと言って、最後のわがままを聞いて欲しいと言う義清。
必死でこれからだろうと、殴ってまで説得を続けた清盛ですが･･･自ら髪を下ろした義清。
いよいよ西行の誕生ですな。
しっかしこれこそタイトルに偽りアリ？
ってか、間違いじゃないけど、勘違いさせそうなタイトルだったもんね（＾＾；）
いやぁ、でも、
こうもドロドロ続きだと、少々おなかいっぱい（＞＜）
今回清盛なんて全然活躍ないし。
下手すれば鳥羽院の方が出た時間長かったかもね。
平氏のどの時代をメインに描きたいのか？
そこが見えない。
なんとなくダラダラ政を描いてる印象。
もう少し手狭な所で話を続けてもいいんじゃないかなとか思った。
あぁ、では今度は見目麗しい僧侶が見られるのね（＾＾）
それに期待してようっと♪
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