祈り--------------!!
真名の復活-----------!!
最終決戦。
この結末はどうなるのか。
最終回が楽しみでしかたなかったよ。
大きな光を感じる葬儀社のメンバー。
そして、綾瀬の前に立ちはだかったのは、ダリル!!
システム奪還を恐ろしいスピードで続けるツグミ。
だが、どれだけやってもそれを潰されてしまうのだ。
彼女と互角の争いをするのは-------城戸!!
そうか、まだお前がいたか!!
ついに復活を遂げた真名は「おはよう、トリトン」って大あくび。
いかにも真名らしい態度。
だが、集がいるのを見て、来てくれたのねって、すぐさま抱きついてきたのだ!!
邪魔をする嫌な女がいたと、大変だったけど、ようやく身体を取り戻したと笑う真名。
「だいたい生意気なのよ、作られた化け物のくせに」
「やめろ!!」
思わず真名を突き飛ばしてしまう集。
そう、姿や声は同じでも、いのりと真名は違う。
彼女は集のために泣いてくれたのだ。
「彼女は人間だ」
「酷いわ、集」
身体がちりじりになっても愛してたのに。
「なのに、また私を拒むのね、集」
真名の目が赤く染まる。
そして、ここからは自分に任せろと、涯が真名からヴォイドを取り出す。
お姉ちゃんは傷ついたと、集にも同じだけ傷ついてもらうと宣言する真名。
可愛さ余って憎さ100倍って所か。
まあ、こうなるだろうなぁって展開だよね。
愛するが故、拒まれたら憎悪を向ける-------。
そして、突然聞こえた男性の歌声。
すると、24区からロストクリスマスを上回る、膨大なゲノム共鳴の流出が!!
それは世界中に飛び火し、瞬く間に人々をアポカリプスウイルスに感染させ、結晶化したのだ!!
「始まったのさ、4度目の黙示録。
この星の命の進化と淘汰が!!」
そう宣言する涯に、ヴォイドで立ち向かう集。
だが、涯は言う。
「脆弱な肉体を捨て、結晶の中に永遠の至高を獲得する。
それが次なるステージ。
ヴォイドは前触れ。
心が物質となる、新たなる世界の--------!!」
だが、あの時、六本木で涯は真名を救うと言った。
なのに何故こんなことに?
「お前には分からない」
常に選ばれ、それを手放してきたお前には分からないと言い、死ねとヴォイドの剣を振りかざす涯。
昔の集にならアダムの地位を譲った。
だが、今の集にはその価値はないと--------。
一方、今にも綾瀬を踏みにじりそうなダリル。
彼もまた力を欲した一人か。
ツグミが城戸とのイタチごっこに付き合わされているため、援護しようにも身動きが取れないよう。
施策段階の肉体を使った攻撃を仕掛けるダリル。
彼はもう葬儀社を潰すことしか考えてないようで、ヴォイドゲノムを使ったこの攻撃による己の肉体への負荷はどうでもいいよう。
ダリルの身体もすでにアポカリプスウイルスに犯され、キャンサー化が進んでいるよう。
爆発が起こり、巻き込まれるアルゴたち。
そして、春夏は、ついに茎道の元へ。
兄に銃口を向ける妹。
涯を守ろうと、ひとり防御を続ける亞理沙。
四分儀は合図をするまで攻防システムを持たせろとツグミに迫る。
出来ますねなんていわれたら、やるしかないよね~♪
みんなのヴォイドを抱えたまま、このまま終わるのか--------!?
集が死を覚悟したその時。
「諦めないで、集」
集に聞こえたいのりの声。
「みんなが集を待ってる」
目の前に一輪のガラスの花が咲いていたのだ。
それはいのりが自我を失う前、最後に流した涙で出来た花。
いのりが手を差し伸べる。
花の結晶に向かって集は赤い糸を絡ませる。
あふれ出す光。
「お願い、みんな、私を使って---------!!」
そして、いのりの歌声が響き渡る。
止まるエンドレイヴ。
攻撃。
そして、ついに四分儀は城戸の元へ。
「チェックメイトです」
にやりと笑った城戸に突きつけた銃口から、銃声が一発。
城戸ももう少し何か活躍の場が欲しかったキャラだったなぁ・・・。
これはちょっと勿体無かった感じ。
その分、四分儀が美味しい所持ってったね(^^;)
そして、集は立ち上がる。
「僕に命を預けて、信じてくれてる人がいるんだ。
僕はまだ終われない。必ずいのりを取り戻す!!」
全力で涯を倒すと宣言し、ついに集は彼と戦う道を選ぶ。
ぶつかる力。
茎道は自らにアポカリプスウイルスを突き立てる。
結晶に包まれる茎道。
結局勝ったのは自分でも、クロスでもない。
行けと春夏に告げ、彼は完全に結晶化してしまうのだった・・・。
・・・彼もまたウイルスに魅せられたひとり。
支配しているようで、されていた者だったんだよなぁ。
自由を得たツグミは、すぐさまシステムを回復させ、綾瀬の援護に!!
自分が自分でいられるために、「皆殺しのダリル」であろうとするダリル。
だが、それもツグミに言わせれば、
「お黙り!!あんたはもやしっ子よっ!!」
わはは!!
ツグミ容赦ねぇなぁ。
そして、集はついに涯を追い詰める。
集の腕にはいのりの姿が!!
皆の想いを乗せたヴォイドが、涯を掠める。
真名の悲鳴が!!
すると・・・空から雪のような結晶が。
「それでいい、集。
そういうお前で---------」
集に笑顔を見せ、目を閉じた涯。
そして------結晶化された冷たい世界に佇む集。
ここは淘汰の収束点だと教えてくれたのは・・・涯。
「黙示録の果ての世界だ。
これが、ダアトの言う理想郷-------。
この星のすべては、結晶の中の思い出となるのさ」
これがOPに繋がるのか!!
わぁ、ちょっと鳥肌だった。
こんな意味が隠されてたんだね、あの映像には。
だが、こんな世界の王になって何が王なのか。
孤独な王。
だが、それもまたいずれは・・・。
淘汰されることを恐れ、抗うため、真名を欲した涯。
あの時、六本木で真名を開放できると思った。
だが、ダアトは・・・生物淘汰の意志は、真名に死を与えはしない。
何度でも再生されてしまうのだ。
真名を開放する方法はひとつだけ。
「その役目を終わらせること------」
そして、口から血を流す真名を抱き寄せる涯。
その身体からも、おびただしい血が・・・。
「だから俺は賭けた。
自ら魔王となり、アポカリプスを成就することに。
そして、お前がやってくることに。
俺の役目はここまでだ
後はお前がいのりを救え-----------」
そういい残し、今度こそ涯は真名と共に結晶化して消えてしまうのだった・・・。
涙を流した真名はようやく死という永遠を受け入れられたのかもしれない。
涯の手で・・・。
涯の中で最初は打算があったのかもしれない。
でも、きっと彼は真名を愛していたから、己のすべてを賭けて、真名を救うため戻って来たのだろう。
今度こそ・・・。
真名の安心した笑顔が永遠であって欲しい。
そして・・・集の名を呼ぶいのりの声が聞こえる。
いのりの姿が。
「集、自分を責めないで。
あたし、集にたくさんの気持ちをもらったよ。
全部、集のおかげ」
だが・・・いのりの身体はすでにウイルスに犯され、半分がキャンサー化していたのだ。
もう目も見えないのか、集を探すいのり。
そんな彼女の手を握り、何も言わずに抱きしめる集。
「ずっと傍にいてね。
私は集の味方だから、ね」
「いのり、一緒に逝こう」
そして----------集はすべてのヴォイドを自分の元へと集約し始めたのだ!!
わぁ!!
そうきたか。
集、切な過ぎる(><)
ヴォイドを戻され、感じた集の心。
花音も、谷尋も。
集は救世主にでもなるつもりか!?
一筋の光が、天に向かって伸びている。
ウイルスをすべて取り除かれ、元通りになる、世界中の人々。
ダリルも・・・。
そんなダリルを身体を張って救ったのは、ローワン。
「生き直せるんなら、今度はもっと優しくしろ。
本当は優しい子だったろ、ダリル坊やは!!」
そして、ローワンにエレベーターに押し込まれたダリル。
閉じた扉の向こうで、銃弾の音が響く。
「みんなの心が流れ込んでくる。
想い出も・・・僕に悪意を向けた人だって、誰かに愛されて生まれたんだ------」
ついに結晶に包まれてしまった集。
意識の中、目の前にはいのりが。
笑顔を見せ「取って」と差し出された赤い糸で紡がれたあやとりの橋。
集はそれを今度こそ取ってみせる。
それに満足そうな笑顔を見せるいのり。
「いのり!!」
咄嗟に伸ばされた集の手をすり抜け、遠ざかるいのり。
そして--------集を包んでいた結晶が、粉々に砕け散ったのだ!!
崩れ落ちる施設。
アルゴは最後の決断を迫られ、皆を助けるため、脱出を慣行。
崩れ落ちる建物を前に、皆は涙するしか出来ないのだった・・・。
そして---------。
世界は平穏を取り戻す。
街にはいのりの歌がオーロラビジョンに映し出されている。
仕事を終えてやってきた谷尋。
そこには花音や颯太、綾瀬、ツグミの姿も。
どうやら綾瀬は今、ツグミに教えてもらいながら教員試験の勉強をしているよう。
ふゅーねるには子供が!?
何台いるんだ。
今日はどうやら祭の誕生日。
それをみんなで祝おうと集まったよう。
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第21話
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