「すべての鍵は、この密室が握っています」
全話、密室-------------!!
始まりました、今期の月9!!
大野くんが主役ってので、めちゃ期待してました~♪
小さな個人事務所に勤めていた純子は今度フリードマン・芹沢総合法律事務所に勤めることになる。
憧れていた芹沢の下で働けると、意気揚々と入社挨拶に来たところ・・・・
早速仕事を命じられ、クライアントに会うことになる純子。
そこでクライアントに言われたのが、社長の死に対する不信感。
大石という社長は、病気が判明し、余命半年といわれていた。
彼の多額の遺産は池端という人物に譲ることにしていたのだが、彼の横領が判明し、遺言状を書き換えようとしていたというのだ。
だが、遺体の発見された部屋は密室だったので自殺だと警察は判断。
部屋においてあった遺書には、やはり池端に遺産を譲るとかかれてあったのだ。
だが、わざわざ遺言状を変更するといっていた話まで出ていて、自殺などするか?
これを解いて欲しいという依頼。
そして、大石の遺産を調べに銀行の金庫に入った芹沢と純子。
だが、純子は好奇心に抗えず、扉の脇にあったボタンを押してしまったのだ!!
・・・気持ちは分からなくもないけど、かなり面倒臭い子だねぇ、今回の戸田さんの役(^^;)
そのボタンは・・・金庫の扉を閉めるもの。
50cm位あるような重い扉が無情にも閉められてしまう。
中には芹沢と、頭取が入ったままなのに!!
しかも手動であけられるパスワードは、芹沢と一緒に金庫の中に閉じ込められた頭取だけが知っているというのだ!!
この金庫、翌朝の営業時間になるまで開錠されないという。
だが、今日は金曜日。
つまり月曜までこのままという事。
そこで呼び出されたのは・・・
「東京総合セキュリティの榎本です」
キタ~~~っ!!(>▽<)
大野さん登場♪
いいねぇ、この無表情さ。
インタビューでおっしゃってましたけど、動きも出来るだけ少なくして、表情もなしでと、逆に動きを入れると指摘が入った榎本役だったそうで。
この何を考えているか分からないって雰囲気がめちゃ大野さんに合ってるよ。
どうやっても開けることは出来ないという担当者。
祈るような気持ちで見守る純子。
榎本が鍵の仕組みの説明をしてくれるのだが・・・なんというか、もうここまでの域になると、完全にマニア。
そして、少し手間取ったといいながら、17分で解いてみせたその金庫のダイヤル。
鍵オタク!!
セキュリティ面も心配になるほどあっさりと解決してみせた榎本の手腕はすごすぎる。
そして、面倒臭そうにしながらも、純子が引き受けてしまったので、自殺したと思われた大石社長の遺体発見現場へ向かうことになった芹沢と純子、そして、なぜか榎本まで。
自殺ではないという状況下なら、他殺を証明できるか?
それを藁にも縋る想いで榎本に尋ねた純子に、榎本は宣言する。
「破れない密室なんて、この世に存在しません」
それに、密室で死んでいたから自殺とするのはどうかというのだ。
そして、榎本は早速その密室を解く事に。
扉は内側から全て施錠。
入り口前には何故か白い布が100箇所以上ピンで止められてふさがれている形に。
そして遺体が座っていた前には20kgもするようなガラスのテーブルとソファーが。
自身で入り口を塞ぐ形にされたその密室内。
死因は痛み止めのモルヒネの致死量摂取だったよう。
この状況を改めて見て、芹沢はやはり、これは自殺だと断定する。
だが、榎本は部屋の中を歩き回り、捜査に没頭。
そして翌日、榎本から呼び出しを受けるふたり。
すると・・・セキュリティ会社に向かった純子たちは、受付で榎本に何の用かと不審な目で見られてしまう。
どうやら普通のフロアにはいない榎本。
上の方の階にある、倉庫のような場所で閉じこもってひとりでいるよう。
・・・やはり榎本は会社でも変人扱いされているよう。
仕事は出来るけれど、鍵オタクだって思われてるんだろうなぁ。
その部屋は、鍵や錠の博物館なのか、珍しい昔の鍵や、外国のものまで取り揃えられていたのだ!!
間違いなくオタク。
だが、器用な彼は、なんと1日で、大石が見つかった部屋の細部まで細かく作られた模型まで作っていたのだ!!
歩けば大体の数値が分かるという彼の特技なのか、寸分の狂いもない模型・
でも、その部屋は完全密室。
なのに榎本は言う。
「自殺とは考えにくい」
ではその根拠は?
どうやってこの密室を作ったのか?
考えれば考えるほど無理が生じる他殺説。
ここは自殺でしか考えられない密室なのだ。
でも、榎本はこの密室の謎を解く気満々。
だが、今はまだ情報が少なすぎる。
物事を違う視点から見なければ解決は難しいというのだ。
密室が破られない限り、自殺を覆すことは出来ない。
「時間の無駄なんだよ」
そう断言する芹沢。
彼は金にならない仕事はしない主義のよう。
それに警察が断定している案件を覆すなど、面倒なだけ。
確かに外向きはいい顔をしているようだが、実は芹沢は仕事を選んで、外面がいい弁護士なよう。
現実を知り、憧れが崩れていく純子。
だが、どうにも納得できない純子は後1日時間が欲しいと願い出る事に。
そしてもう一度事情を把握し、聞き込みを続ける事に。
そして、どうしても気になった純子は大石が亡くなっていた家を再び訪れることに。
そこにいたのは、榎本。
だが、そこには小さな子供も。
彼はここで白い髪の男の人が自分にらんだという証言をしたのだ。
早速大石の葬儀に彼・大輝を連れて行く純子。
そして、池端を見せて、そこにいたのはこの人ではないのかと問う。
・・・この断定した問い方は危険だろ(><)
あのおじさんじゃないのかとか、ここにそこで見た人はいるかとか聞くべきだろうに。
そして、池端ではないという大輝。
そう、彼が見たのは大石社長だったというのだ!!
だが、立っていたという大石社長は、その時間はすでに死亡推定時刻後。
これはどういうことなのか。
ますます混乱してくる純子たち。
違う次元で物事を考えなければならないのか。
そして、何度も指を鳴らすようにこすり合わせる榎本。
その指が・・・ついに鍵を施錠する音に!!
「これで密室は破れました」
だが、それは明日話をするという榎本。
「何で明日なんだよ」
怒りの芹沢。
彼は推理小説なんかでも、犯人が分かっているのに、勿体つけるように先延ばしにする探偵とかが大嫌いなんだそうで(^^;)
で、榎本に今すぐここで話をしろと叫ぶ芹沢でしたが・・・。
わはは!!
強引に翌日になってるし。
ええなぁ、この演出。
バラエティノリで好きだ。
そして、慌てて現場に駆けつけると・・・そこには、部屋を整理したいと先に池端が到着していたのだ。
そして、榎本が話し始めた密室トリックの謎。
それは何のことはない。
この部屋は、大石が亡くなってから、発見されるまでに一度開けられた部屋だったのだ!!
「つまりこの事件のキーワードは、時間だというわけです」
その日、大石社長に話をしにきた犯人・・・池端。
だが、痛み止めが切れ、注射の心得があった池端は、自分がモルヒネをうってやると言って、大石に致死量以上のモルヒネを打ち、彼を死亡させたのだ。
その遺体を横たえらせたという榎本。
そう、犯人は遺体を座らせてはいなかった。
「遺体が自分で座ったんですよ」
榎本が今日話をすると言ったのは、医学的見解を調べるため。
犯人は、大石殺害後、12時間後にもう一度この部屋へやってきて、死後硬直を利用して、テーブルなどの仕掛けを施し、大石がまるで扉にもたれて立っているかのように見せて密室を作って退室したよう。
大輝が見たのはこのときだったのだ。
そして、時間経過と共に、死後硬直が解かれ、シルク製の白い布を滑って、まるで自分から座り込んだようにして死んでいた大石。
調べれば、立っていた高さに大石のDNAが付着しているはず。
池端はそれを回収すれば完全な密室殺人が可能だと想っていたはず。
そう、榎本さえ現れなければ・・・!!
だが、それを池端がやったという証拠はあるのか?
追い詰められた池端は逆にそれを問うも・・・・
「証拠は・・・ありません」
え!?
そうなの?
一瞬戸惑う一同。
私もあんぐりだったわ。
しかも榎本は、この密室トリックを暴くことだけが目的で、犯人なんてどうでもいいようで・・・(^^;)
「別にあなたが犯人だなんて言ってませんよ」
榎本は密室が破れたといっただけ。
犯人を特定する証拠はないという。
まぁ、確かに榎本は鍵オタクなだけで、探偵でもなくば、警察関係者でもないわけで。
犯人逮捕に関する協力も、本来は全く職種違いなんだよね。
間違ってないんだよ、彼の言ってることは。
だがその時-----------。
池端の行く先をふさいだのは・・・芹沢。
彼は池端を通すわけにはいかないと言い出したのだ。
そう、池端が書いた偽の遺言状に書いてあった融資の件は、ふたり以外は知らなかった事実。
そのことを知っているのは・・・つまり逆に考えると、大石と池端しか知り得ない情報だったというわけ。
自分で書いた最大の秘密が、命取りになった池端。
これぞ自白。
あ~でもよかった。
このまま芹沢がイヤな奴ってだけで終わるのかと思ってしまっただけに、この最後の逆転劇はスカっとしたわ~♪
見せ場があってよかったよ。
こういうのでしっかり芹沢が敏腕弁護士って見せる辺りの脚本の流れもいいわぁ♪
これで少しは芹沢を見直した純子。
密室が破られ、芹沢の追い詰めで事件解決。
「ああいうのを天才っていうのかな」
「ただの変人だろ」
その頃、鍵のない錠を解除しようとしていた榎本。
そして、錠が開くのを見て、ニヤリとほくそ笑むのだった----------。
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