医者の言葉の責任----------!!
このドラマはやっぱ安定してますねぇ。
やっぱ見てしまう。
すずが最近体調がいいので、また児童館の仕事をしたいと言い出したよう。
それを止めて欲しくて父が訪ねてくるのだが・・・。
すずはやる気満々のようだけど、医者としては、無理はして欲しくないと、反対する紺野。
その言い方が冷たいという谷口たち。
だが、それを沢村は正論だという。
「責任あるから・・・医者の言葉は」
さて、今回の患者さんは、
ずっと闘病を続けている、木島という末期のガン患者。
だが、治る見込みがないと言うことで、新見たちがホスピスに転院させようとしていたのだ!!
当人は、まだ幼い娘がいる身。
必死にガンと戦っている木島の姿を見ている紺野は、ここで転院などありえないと感じるも・・・この病院はベッドコントロールを重視するやり方で、治らないという患者には、体よく出て行ってくれという方向のよう。
そして、新見もザクっと「治らない」と木島に説明し、転院の手続きをどんどん進めてしまう。
そんな新見に、もう少し言い方はないのかと進言する紺野。
だが、新見に言わせれば、
根拠もないのに「治ります」と言った方がよかったのかと逆に返されてしまう。
そちらの方がよほど無責任。
何も言い返せない紺野。
すると・・・今度は、上に話も通さず、
紺野は勝手にすいガン治療を専門にしている病院に、木島の転院を受け入れてもらえないかと電話してしまったのだ!!
そりゃあかんやろ(><)
だが・・・沢村は落ち込む木島の妻と、元気のない娘を見て、思わず手を差し伸べてしまう。
自分の大学の先輩にアポを取って、それを紺野に教えてくれたのだ!!
彼女もやはり身内を亡くして泣いたことがあるよう。
その話は後で語られることに!!
そして、翌日のカンファレンスで、木島にある薬を試したいと言い出す紺野。
どうやら沢村の先輩から、大学病院で使用されているすい蔵ガンの新薬の話を聞いたよう。
ただし、これは副作用が大きいようで、まだ10人中7人しかガンが縮小した実績はないよう。
残りの3人は3週間以内に死亡--------。
いくら死期が決まっているといっても、これでは人体実験。
特に新見は大反対。
大学病院にキズがつくのではないのかと心配する医者たち。
だが、佐伯は
「キズがつかなければいいんじゃない」と、なんと前向きに検討してくれたのだ!!
・・・なんだか胡散臭いと思ってたけど、やっぱ、同意しているように見えて、実は、紺野がのめりこんで自滅してくれるのを待っているよう。
表では物分りのいい上司を装い、実は・・・って、やり方が汚いなぁ(><)
だが、
あくまで治療を受ける、受けないは患者次第。
3対7の確立。
3週間の猶予か、ホスピスで半年生きるか。
結構厳しい選択であるのは確か。
すると・・・
なんと木島は、最終的に、紺野が治るといえば新薬を使うと言い出したのだ!!
ただ、そうすることで紺野に責任を負わせようとかそういのではないらしい。
「気持ちの問題です」
変わってるけど、いい先生にめぐり合えたと思っているという木島。
今回の新薬の事も、自分を生かすために見つけてきてくれたものなのだろうし。
「紺野さんが治るって言ってくれれば、信じます」
紺野の答えは-----------。
だが、答えられなかったという紺野の報告を聞き、「賢明だ」と答えた森下。
医者は治る、治らないと簡単に口にしてはならないのだ。
「医者の言葉には責任がある」
それは沢村と同じ言葉。
一方、すずはやはり児童館に遊びに来て、手話を教えているうちに、やはり仕事をしたいと思ったよう。
「大丈夫」
紺野がそう言ってくれたら、それが「お守りになる」というすず。
医者としてではなく、
紺野の言葉で「大丈夫」だと言ってくれたら、その言葉が自分を守ってくれると思えるというのだ。
迷う紺野。
そして-------------。
ついに投薬を承諾した木島。
と言うことは、やはり紺野は木島に「治る」と言ったのか?
投薬が終わってデスクに戻ってきた紺野に詰め寄る沢村。
「言って助かるなら、言うべきです」
だが、その言葉に、沢村はついに自分の母の話を聞かせる。
13の時、肺がんで亡くなったという沢村の母。
病院に運ばれたときには手遅れだったというのだ。
かかりつけの医者はいい人だった。
だが、医者としては無能だったのだ。
早期に訴えたけれど・・・すぐ治りますと簡単に言った言葉を信じてしまい、結局母を亡くしてしまう結果に。
「だから私は許せないんです。
治るなんて軽々しく口にする医者も、そういう言葉をうのみにする患者も」
医者の言葉の責任。
それが理解できない人に医者を続けて欲しくない。
そう言う沢村。
そして・・・紺野は、もし退院できたら、合コンがしたいという木島にずっとついて治療を続けることに。
その熱意が通じたか。
なんと木島の腫瘍が小さくなっていたのだ!!
投与は成功!!
なんと、もう歩けるところまで回復したのだ!!
このまま行けば、なんと来月には退院できるところまできたよう。
合コンも待ってるし。
意気揚々。
だが、すずを迎えに行こうとした矢先。
紺野は木島の娘さんからもらったキャンディを地面に落としてしまう。
それを車が踏み潰していく。
その時、病院からかかってきた電話。
なんと、突発的な肺からの出血。
木島は帰らぬ人に-----------。
結果を聞いた佐伯は、紺野にはそろそろ現実を知ってもらうにはいい機会だったのではないかと。
いい薬になったのではないのかと、のんきにゴルフの練習。
「奇跡っていうのはね、めったに起きないから奇跡って言うんだよ」
そして、木島の娘は、何故パパを助けてくれなかったのかと紺野に泣きついてきたのだ!!
何も言えない紺野。
そんな娘さんを見て、あの子は自分と同じだと言う沢村。
だが・・・木島の妻が、紺野宛の彼の遺書を渡してくれたのだ。
そこには・・・木島が3の方に入る可能性も考えていたことが。
感謝が綴られた手紙。
「死の準備をするのではなく、生きる可能性に向かえたことを、心から感謝します」
そして、紺野ならいい医者になれると。
なってくれと書き記されてあったのだ。
それが木島の残した最後の約束。
紺野は、傍についていてくれた沢村に思わず漏らす。
「治るって・・・言ってあげればよかった」
「え?」
「言えなかったんですよ、僕」
なんと!!
ではあの判断を下したのは木島本人だったってわけか。
答えに困った紺野を見て、木島が自らそう申し出たよう。
「医者として、失格かもしれませんけど・・・治るって、言ってあげればよかった。
僕は・・・お守りを渡せなかったんですよ・・・」
そう言って、遺書を握り締め号泣する紺野。
そんな紺野の名札を取って、ポケットに閉まってくれる沢村。
今は・・・医者としてではなく、紺野個人として、木島のために泣いてやれということか。
いやぁ。
助かると見せかけて・・・なだけに反動も大きかったなぁ。
なかなかキツイ。
まぁ、合併症とかのこと考えて、マスク位しろよとか突っ込んでしまいましたが(^^;)
それにしても、こうしてみると、本当に新薬ってのは、マジで人体実験なんだよなぁ。
治るか保障はないわけで、命を使った博打だもんなぁ。
でも7対3ならアウトちゃうのか?
そういうのってどうなんだろ。
まぁ、小難しいことはおいといて。
これでひとつ挫折を味わうことになってしまった紺野。
木島が感謝してくれたことが救いだけど・・・これはトラウマになりそうだよなぁ。
奇跡を簡単に見せないのも、重い話で、言い方は悪いかもだけど、よかった。
次回はどんな体験をするのか。
無鉄砲さが今後も裏目に出ないことを祈りますわ。
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