2年生春---------。
薫と律子は同じクラスだけど、千太郎だけ違うクラスになってしまったよう。
千太郎はぶすくれた顔をして、なんだか落ち込んでいるようで・・・。
律子は、友達と違うクラスになることが慣れてないからだとフォローするも・・・。
千太郎ってば、早速喧嘩。
薫は律子とすぐさま屋上へ!!
本人は軽い運動だって言ってるけど、しっかり相手をのしてしまい、顔もキズだらけ。
何をやってるのだか。
だが、屋上からの帰り道。
調度美術室を通ると・・・そこで百合香が千太郎をモデルにした絵を描いていたのだ!!
ふらりとその方向へ向かおうとした千太郎。
薫は思わず千太郎を引き止め、キズを治療して来いと、律子に託すことに。
まだ少し胸が痛むけれど・・・じきに慣れるはず。
だから、薫は律子と千太郎のことをくっつけようとしているようで。
律子が嬉しいなら・・・。
その想いを優先させたよう。
治療をしている間、百合香と話をすることになった薫。
でも、まず驚いたのは、千太郎をモデルにしたという絵。
まぁ、いわゆるピカソ的な・・・ってやつで、どこがどういいのか、色遣いも含めてよく分からない薫。
・・・私もだが(^^;)
芸術は疎いという薫に、音楽と似てるわよと笑う百合香。
空間を埋めるという観念では確かにそうかもしれない。
もっとも、これ、淳一の受け売りらしいけど・・・。
で、淳一の名前が出たことで、彼が東京で行方不明になっている話を聞かせる薫。
それとなく手紙の件も、ポストが溢れていた・・・と言うのだが・・・。
大事な手紙があるかもしれないのにねと、知らない振りをする百合香。
そこへ千太郎が迎えにやってくる。
そして、絵を見た感想を一言。
自分がモデルになってる男性の目に涙があるのを見て、泣いているのかと問うと・・・。
アポロンは月桂樹の姿に自分を変えてまで求愛を拒まれてしまい、悲しんでいるのだと、なんだか芝居がかった口調で話を聞かせてくれた部員が。
彼はどうやら千太郎と同じクラスらしいけど・・・ノリが軽い。
しかもなんだかキラキラオーラ全開の、八重歯がチャームポイントのきゃぴっとした女の子男子な感じ。
松岡星児。
ノブ~~~(>▽<)
なんか面白キャラだよねぇ。
さて、そんな松岡の最後のウインクに、寒気を感じた千太郎に、百合香はモデルのお礼がしたいから、今度一緒に出かけようと誘いをくれたのだ!!
有頂天な千太郎。
走り出すほど嬉しそうな千太郎だけど・・・薫的には、律子の事が心配で仕方ないようで。
その律子は・・・なんだか最近上の空のよう。
今日も課題を忘れて居残りさせられているようで。
そこへ聞こえてきた吹奏楽部の音楽。
「サウンドオブ・ミュージック」
好きそうだという薫に、映画は見たことがないという律子。
いつまでも放映していると思ってたのか・・・行こうと想いつつ行けなかったらしい。
「バカね、うち・・・」
そして・・・今日の練習。
先ほどの「マイ・フェイバリット・シングス」の音楽を奏でる薫。
千太郎も合わせてくれるけど・・・なんだかむなしさを感じて薫は演奏をやめてしまう。
そして、なんだか照れながら千太郎が、相談があると、百合香とのデートをどうしたらいいかと聞いてきたので、薫は一言アドバイス。
「行くな」
ずばり、千太郎が、百合香相手にTPOをわきまえた行動が取れるはずがないと。
これにはぐうの音も出ない千太郎。
厄介ごとだらけの恋愛。
みんなやめてしまえばいいと悪態をつく薫。
だが・・・あれだけ忠告したのに、今日がそのデートの日だったらしく、それを目撃してしまった薫。
うまく行くはずがない。
そう確信する薫。
果たして・・・翌日。
なんだか抜け殻のような体の千太郎の姿が屋上に。
むなしさだけが残ったデート。
どうやら何でも買ってあげるといって、時計屋に入ったはいいけど、あまりの高さに自分は無理だと遠慮。
どうやらその時着ていたジャケットも淳一のお下がりのようで、その話をした途端、百合香の顔が笑顔に。
その後は・・・なんだか淳一の話で盛り上がったけれど・・・すっかりデートの目的を見失ってしまい、千太郎撃沈。
薫はちゃんとそんな千太郎を見抜いていたようで・・・。
やめておけと、お嬢様とはつりあわないといってしまう。
おせっかい。
しかも・・・謝罪に行こうとしたら、松岡と話をしている千太郎に遭遇。
だが放課後。
地下室へ行くと・・・千太郎が、ビートルズのレコードを持ってたのだ!!
ここはジャズ以外禁止ではないのか?
焦る薫。
どうやら松岡に押し付けられたらしいけど・・・。
その松岡はというと。
「スターになるのが夢なんだ」
5人兄弟でみそっかすと呼ばれている存在。
でも、歌だけはうまいから、自分がスターになって稼いでやると、大きな夢を持っているよう。
そんな話を聞かされた千太郎は・・・。
さて、明日の休み。
みんなで潮干狩りに行こうと言い出す千太郎。
どうやら千太郎の兄弟の面倒を見て欲しいという話のよう。
そこで、律子と薫も行くことになるのだが・・・。
ふたりでいい雰囲気になったら、身を引く。
そう覚悟を決めたのに・・・実際は、子供たちに邪魔されて、それどころではないようで(^^;)
だが、その潮干狩りで、なんと松岡と遭遇。
どうやら彼、アイドルになるため、バンドを組みたいらしく、千太郎をそのドラムに引き込もうとしているよう。
さすが兄弟が多いだけあって、子供達への接し方もなれたもの。
あっという間に千太郎の兄弟たちは松岡にんついてしまったようで。
どうにも松岡が苦手な薫はそちらの輪に入ろうとも思えないのだが・・・千太郎は、そう言うなと、松岡をフォローするようなことを言うのだ。
盛り上がる皆を見て・・・ずっとひとりぼっちで、みんなと接するにはどうしたらいいか?
悩んでいた頃の胸のむかつきを思い出してしまう薫。
だが、そこへやってきた千太郎と、貝取り勝負に熱中することに!!
楽しそうに盛り上がるふたり。
だが、松岡がビートルズは聴いてくれたかと、突然ふたりの間に入ってきたのだ!!
そんなの千太郎が聞くはずもないといわんばかりの余裕をかましていた薫ですが・・・。
なんと、千太郎はレコードを聞いたというのだ。
しかも--------。
「お前が文化祭でやるっちゅうバンドば、手伝ってよかと思って」
大喜びの松岡。
文化祭までの間、少しだけ離れるだけだと笑う千太郎。
だが・・・それは今まで薫がずっと転校するたびに聞いてきた言葉。
期待して、守られるはずもなかった約束。
うわべだけの言葉。
「冗談じゃない、見損なったよ、裏切り者!!」
捨てられるのが怖くて、自分から放り出してしまった薫。
バケツをひっくり返し、貝をばら撒いて、あっという間に背を向け、やってきたバスへ向かう薫を必死に止めようとした千太郎だが・・・。
「俺にはもう、君なんか必要じゃない」
そういい残し、一人で帰ってしまうのだった-------。
情けなくて、悔しくて・・・思わず涙を流す薫。
自分は人とうまく関われないと言うことを、ここに来て忘れていた。
だが、これで元に戻っただけ。
「何も問題ない」
薫の独白に、思わず胸が痛んだ。
気持ちは分かる。
薫は怯えてるんだよね。
失うこと、捨てられること、忘れられることを、ずっと繰り返してきたから・・・。
それを忘れさせてくれた千太郎にまた裏切られるのかと思うと、逃げることしか出来なかったんだ。
だがその頃・・・勉が行きつけのバーに顔を出すと・・・そこにはなんだか髪も伸び放題で、落ち込んでいる淳一の姿が---------!!
ってことで、今度は淳一の方も何かあったのか、えらい変わり様で・・・。
こちらも気になるところ。
果たして薫と千太郎の仲はどうなるのか。
松岡の登場がかなり波紋をもたらしてしまったようです。
・・・にしても、原作を知ってるだけにこの駆け足感が、どうにも勿体無い(><)
なんで千太郎がレコードを聴く気になったのかとか、もう少しやりとりがあるんだけどなぁ。
聞かないと言ったのに、薫との約束も破ってしまったってくだりも全部カット状態だし。
ちょっとジャズに対して、特別な想い・・・ってのが千太郎に感じられないのがなぁ。
だからこそ、バンドをやるってのが、もっと裏切り行為に拍車をかける話になるのに。
まぁ、確かにこれで原作半分って話だから、ここから文化祭に向けてのくだりは、ちょっと心が痛い部分もあるだけに、当日もあのシーンが楽しみにってことで。
次回からはちょっと我慢が続きそうですね。
で、気になるのは淳一のこともだ!!
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