朝比奈の復讐--------！！
ついに後半戦への火蓋が切られた転機の回だったかと。
予定調和だったこの展開。
でも、これでドン底に行った分、再建が面白くなってきました（＾＾）
嘘つき女･･･。
いつでも呼んでくれと言ったのは、真琴の方。
なのに、日向からの電話に出なかった真琴。
その頃、燿子と一緒にいた日向。
まぁ、どうやらあの日はキスだけでそれ以上はなかったよう。
どこかで自制が働いたか、やっぱり想いが伴わなかったか。
勢いとかでいかない人でよかったよ、日向。
朝比奈は真琴に本気で迫ったというのだが･･･振られたようで。
基本、朝比奈はからかってるだけと思ってるんだろうなぁ。
NEXT INNOVATIONは業務停止命令を受け、社員は休みをもらうことに。
今日は皆で海へ行くことになったよう。
でも、みんなやっぱり会社の事が気になってしまうようで･･･。
自主的に夏休み返上。
営業をしなければいい。
だったら新しいソフト開発するだって。
みんな仕事熱心♪
でも、そんな中、日向は流石にあの毒舌もなりを潜めてしまったよう。
そんな日向に発破をかける朝比奈。
「日向徹は、意外と打たれ弱いんだな」
そんな日向を見て、真琴も心配を隠せない。
大丈夫かと問う真琴に、お前に心配されるようになったら終わりだという日向。
「心配するな。
打つ手なんか、いくらでもある。
...とでも言えば満足するか？
お前を安心させるためだけに無責任な嘘をつけと？」
それでも、真琴はそうあって欲しいと願う。
「無責任な嘘ついて欲しいです」
日向は不必要に敵を作る人。
誹謗中傷を言っていた海水浴場の客もいた。
それを聞いて、ホント嫌われてるんだなぁと感じたという真琴。
でも、海から帰るとき、細木が会社の事を気にしていたのだ。
「私うれしかったんです。
日向社長の周りは敵ばかりじゃないです。
あなたについていこうっていう人もいます。
だから、嘘でもいいから、打つ手なんていくらでもあるって言って欲しいです」
すると、日向は大笑いして、真琴に向かっていつもの強気を取り戻したよう。
「僕をなんだと思ってるんだ」
そして、彼が打った手は･･･。
500万人の情報流出者に謝罪金を支払うこと！！
一人千円の謝罪金。
だが全部で50億のその金額は、今の会社にはかなりの負担。
それでも、痛手を負わなければ信用は回復しない。
リスク覚悟の打開策。
そこで自分の持ち株すべてを担保にすると言い出す日向。
「僕は間違ってるか」
その答えを朝比奈に問う日向。
朝比奈は間違ったのは自分だという。
「お前のやり方を 疑った。ここはお前の会社だ」
「立て直すぞ」
朝比奈の後押しに得意気な日向の顔。
戻って来た日向の強さ。
朝比奈もそんな日向を待っていたようで。
･･･って、これも全て朝比奈のシナリオだったわけで･･･。
拳を付き合わせた日向と朝比奈。
きっと日向にしてみれば、会社立ち上げ時期を思い出す勢いだったんじゃないかな。
嬉しそうなふたりは久しぶりだ♪
この図がいつまでも続けばいいと願ったけれど･･･。
そんな頃、真琴にＳーtel製薬会社から突然の電話が入る。
なんと、真琴を研究員として雇いたいという話だったのだ！！
これはもう就職決定！？
大手製薬会社に内定が出たということなのか。
しかも社宅まで用意してくれるという破格の扱い。
3ヶ月前なら大喜びだったろうけど･･･めちゃめちゃ迷う真琴。
NEXT INNOVATIONは再建する時期。
社員も、日向も今は一丸となっている時期。
そんな中、会社を去るのが心残りなのだ。
日向は積極的に自ら謝罪し、誠意を見せる姿勢に。
「僕の周りは敵ばかりではない」
そう教えてくれたのは真琴。
だから、その味方を守ることが、今の日向に出来ることだから。
真琴の言葉を受け入れてる日向の事･･･朝比奈はやっぱ面白くないだろうなぁ。
さて、燿子の方は、店での新しい料理教室と、同じ食材を使って、乃木が料理を作って提供をはじめたよう。
こわもての乃木が作る繊細な料理。
珠に見せる笑顔に、奥様方からの評判は上場のようで。
自分も負けないと宣戦布告の燿子。
･･･これ、乃木はなんだかんだ言って、態度を軟化して、自分に頭を下げて協力を申し出た燿子の事、少しずつ惹かれて行ってるんじゃないかしら（＾＾）
個人的にはこっちのペアの方がお互い切磋琢磨できていいと思うけどな。
そんな成功を話したいと、燿子は真琴を食事に誘うのだが･･･。
行った店で日向と朝比奈とばったり会ってしまう。
結局4人で食事することに。
その中で、あの日キスまでしかしなかったという話が出たり、日向が電話を気にしていたということで、それをかけていたのが真琴だったことが判明。
なんだか妙な空気になっちゃったけど･･･帰りは何故か日向と真琴が一緒に。
日向は努力と根性が認められたのだと、若干の皮肉を込めておめでとうというのだが･･･。
真琴はまだ迷っていた。
3ヶ月前なら迷わずＯＫを出した。
地道な努力をしたものが勝ち取った勝利だから堂々と行けと日向はいうけれど･･･。
「大した努力もせずに、才能や運だけでものすごいことをやってのけてしまう人もいる。
でもそれは、私たちにはそう見えてるだけで、本人は努力してるし戦ってる。
目立つ分、たぶん傷ついてる。
周りに何言われたとしても、やろうとしたことは、やる。
多少人を傷つけたとしても、信じた道を突き進む勇気がある。
そんな人がいるってこと知っちゃったから」
そこで真琴は思わず日向に願い出る。
「どんな形でもいいから、このまま雇ってくれませんか！！
私は、あなたの元で働きたんです！！」
だが、成長がないと言い出す日向。
「今は自分の事だけ考えろ」
そう諭され、真琴はまた間違えるところだったと、流すことに。
「ありがとうございました。
日向社長と仕事が出来て、しあわせでした」
そう言って、泣きながら笑顔で感謝する真琴。
そんな真琴に声もかけられず、彼女をタクシーに乗せる日向。
「お休み」
そう告げるのが精一杯の不器用な日向。
女の扱いはダメなようで。
一方･･･家に戻った燿子は、何故朝比奈と二人で真琴を返したのかと責める。
だがその時、うっかりぶつけた上着が兄のＰＣに当たってしまう。
壊れていないか確認した画面。
だがそこには----------日向に関するとんでもない計画が記載されていたのだ！！
日向に話すか？
開き直る兄を見て何も言えない燿子。
その頃、謝罪と、迅速な対応、そして謝罪金のおかげで株価は少しずつ上昇。
1000円台まで回復したのを大喜びする社員たち。
そして、今だと。
このタイミングでパーソナルファイルを、今度の最初の事業にしてしまおうと考える日向は、取締り役員会を開くことに。
チャンスだと皆を説得し、取締役会は無事この事業を承諾。
だがこの席で、山上が立ち上がる。
そこで今後も同じことが起こらないよう、なんと、日向解任動議を提案したのだ！！
今が変革の時。
なんと、日向社長の解任を決定！！
これは取締役全員一致の意見。
日向を庇った朝比奈もまた、実はそれに加担してたのは見え見え。
これが彼の復讐か。
日向解任で、副社長に。
新社長は朝比奈になったＮＥＸＴ ＩＮＮＯＶＡＴＩＯＮ。
衝撃のニュースに動揺する社員たち。
真琴はこんなときに辞めるのは余計に後ろ髪を引かれてしまう。
だが、日向が真琴を頼ることはないのだ･･･。
そして翌日、懐かしい就活の格好の真琴が出社。
どうやら正式内定をもらったので、製薬会社へ行くことになったよう。
「今度は迷わず行け」
そう励ます日向に笑顔ではいと答える真琴。
そして、副社長として仕事を始めた日向。
だがその時、日向に届いたメール。
『NEXT INNOVATIONは日向徹を解雇します 朝比奈』
驚きを隠せない日向。
そこへ自分が出資した会社を負かされた坂口からの電話が。
どうやら先日彼の会社のプログラマーが3人引きぬかれたという。
そして、行き先は遠野貿易だったというのだ。
それは遠野の会社。
その遠野貿易の社長は--------なんと朝比奈だったのだ！！
「日向徹を、切る-------！！」
それが朝比奈の真意。
PCに書かれていたのは、今回の解雇計画書だったのだ！！
彼は降格させるだけでは済まさなかった。
日向の何もかもを奪う形で、ＮＥＸＴ ＩＮＮＯＶＡＴＩＯＮを自分のものにしてしまったのだ！！
一番信頼していた者の裏切り。
それを半ば呆然と受け入れるしか出来なかった日向。
そして、会見が開かれることに。
「残念だよ」
すれ違いざま、日向に囁いた朝比奈。
そして、勝ち誇った笑みを浮かべて会見場を後にするのだった--------。
まさに勝利宣言。
日向は会見場で社長を辞任することを宣言。
更に、NEXT INNOVATIONを辞めると発表！！
マスコミは先日の事件のせいなのか。
会社再建のこの時期に、会社を捨てるのかと、詰め寄る。
「NEXT INNOVATIONが僕を切ったということです」
その会見を見た朝比奈は、あいつはバカだと笑いが止まらない。
社長室で高笑いをし、初めて日向を負かしたという優越感に浸る朝比奈。
真琴は･･･街頭でその会見を見て、何も事情を知らない一般人の、日向への誹謗中傷を聞き、一歩も動けないのだった----------。
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第5話
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ぶる山@
