今回は平安警察~♪
相棒風味で始まった定家のコント。
子供の頃から笑ったことがないという藤原行成(てらし~)
彼の父は有名な歌人。
そこで子供の頃から期待され、行成も努力した。
だが、世間の評価は、それなりに・・・だけで、歌の才能はなかったよう。
そんな幼少期を過ごし、すっかり彼は笑わない、真面目青年になってしまったようで。
行成に声をかけてきたのは、斉信。
愛想よくしろとアドバイスされ、ひとりの女房を紹介される。
それが清少納言。
彼女もまた歌人として誉れ高き一族の娘。
歌でも読まれたらどうしようかと焦った行成ですが・・・。
どうやら清少納言もまた親の才に悩まされたひとりだったよう。
「つたない歌で、親の顔に泥を塗りたくない」
その言葉で、ふたりは意気投合♪
お互い歌嫌いって事で。
すっかり仲良くなったふたりは宮中でも噂に。
だが、そんな清少納言の元カレ、実方を見かけた行成と斉信。
先日も雨の中、どうせ桜を見るなら雨の中でと歌を歌ってみせたという実方。
いい男は何をやっても様になる。
だが、そてを行成に言わせれば、わざとらしく、雨に濡れるなどバカだと一蹴。
それを告げ口する公任。
だいさくさんってばイヤミな男~♪(><)
でも、実方的には面白いと思ったようで。
その時、公任に話があると遣いにやってきた行成。
そこに実方がいたことで驚くも・・・いたずら好きの公任はふたりをなんとか戦わせてみたいと策を講じたよう。
そんな挑発には乗らないと、軽く諌める実方。
彼が清少納言の元カレだと思うと、いい男なだけに少々複雑な行成。
だが、用があると出て行く実方の後をついて出ようとした行成は、彼が通った後に降りてきた御簾に冠帽をぶつけてしまい、頭部を曝してしまったのだ!!
この時代、頭部をさらすということは、下着姿を曝すにも等しいことだったようで。
赤っ恥(><)
申し訳ないと、謝罪する実方に、気になさらないでくださいと、怒りもせずに、むしろ恥ずかしいとそそくさと行ってしまう行成。
どうやらその話は瞬く間に宮中で話題になってしまったようで。
大人な対応の行成に皆感心しているよう。
切羽詰った時こそ男の真価が問われるという事で、行成は男を上げたよう。
だが・・・事件は起こる。
定子の兄弟が誤って法皇に矢を射てしまったというのだ。
定子は帝の子を身ごもったまま、剃髪。
彼女に仕えていた清少納言は里へ戻ってしまったよう。
そんな彼女に会いに里にまで行った行成。
そんな行成の努力も実ったか、翌年、定子と共に清少納言は宮中に戻って来たよう。
だが・・・。
最初はあの義孝の息子と言うことで評判を集めるも・・・人付き合いがからきしで、清少納言以外の女房とは話もしないので、どんどん評価が落ちるばかり。
そこで自分以外ともせめて話が出来るようにしろと勧める清少納言だったが・・・。
広く浅くの付き合いはしないと、ただひとりでも深い友愛を深められる者がいればいいという行成。
頑固もほどほどに。
人の本性は改めることは出来ないと言う行成。
そこで、顔を見せて、誠意を見せて助言すれば、性格も改めると言い出す。
一定の距離を取ってそれ以上踏み込まなせない清少納言に、少し寂しさを感じるものの、彼女には未だ不安定な立場の定子の女房として、今は不用意なことはできないと責任感もあるよう。
枕草子を書き連ねる清少納言。
それでも彼女との友愛関係を続ける行成。
本気で口説くつもりか、歌ににおわせた夜の話。
だが、清少納言は、それを中宮付き女房としてうまくかわそうと歌を詠む。
「夜をこめて、鳥のそら音は はかるとも
よに逢坂の 関はゆるさじ」
あなたの嘘で開ける恋の関ではない。
あいにく私は守りが堅いの♪
なるほどね~(^^)
これは面白いかも。
で、行成の返事は・・・。
みんな関を超えるのは軽いと言っているだって。
こりゃ失礼きわまりない話。
返礼しない清少納言に、少々小言を言う行成。
それでも信じて貫こうとしない人生はつまらないと、清少納言との関係を大切にすることを宣言。
それは父が言った言葉と同じ。
清少納言は少しは歩み寄りを見せるけれど・・・行成ってばその見返りに清少納言に顔を見せろと要求。
ここまで来たら今更だし、気恥ずかしいと言う清少納言ですが・・・。
なんだかんだでこのふたりの友情は続きそうな予感。
心の関は無事開かれたようで。
まるで言葉遊び。
でも、たった一度相手を思って読んだ歌が残ってるってのもまたすごい話だよなぁ。
面白いねぇ。
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