この山にも医者は必要--------------!!
だが、それを誰より理解しているはずの倉木が山の診療所を閉鎖すると決めたよう。
そんな中、倉木は、座り込んでる小山を発見。
なんともないと言う彼に、診療を受けろという倉木だが、小山は23日の下山まで待って欲しいと言い出したのだ。
今は特に遥の正念場。
だからこそ自分の体調が悪いということで振り回したくないと・・・。
その心情を受け入れ、しばらく様子を見ることになる倉木。
だが、山の診療所が閉じられる事を了承したメールを、ついに沢口に送ってしまうのだった・・・。
すべては9月23日の山小屋閉鎖まで------。
・・・って、なるほどね。
これで時間軸をリアルであわせてるわけだ、って、今気づいた私(^^;)
遅っ!!
この話は速水と遥の胸にとどめて欲しいという倉木。
考え込む速水と遥を置いて、あさって、桃花の学校の準備で早めに下山することが決まったあかりたちは大盛り上がり。
明日はみんなで天体観測をしようという話に。
朝はふたりでピクニックへ行くというあかり。
だがそこへなんと、
あかりの旦那がやってきたのだ!!
ふたりを迎えに来たと、ひとりでここまで登ってきた旦那。
話し合いがしたいというのだが・・・あかりは取り付く島もない。
夜勤をしていた時間に起こした浮気についてか?
もう話をすることもないと一蹴。
明日ひとりで下山してと、厳しい態度のあかり。
旦那は落ち込むばかり。
倉木は最後に桃花のために天体望遠鏡を作ってくれるよう。
「拒絶の心は視野を狭くする」
あかりにそうアドバイスする倉木。
じっくり話し合いをしてみればといわれ、倉木の言葉には素直に従うあかりだった。
桃花はパパが大好き。
明日は3人で一緒に最後にピクニックに行きたいと言って泣き出してしまう。
「一緒がいいの、一緒がいいの」
桃花の涙にあかりも今回は負けたようで。
パパと一緒に行くことを了承。
診療所の閉鎖に関し、振り回される形になる皆。
どうやら速水はこの山の診療所の閉鎖を事前に知っていたよう。
沢口の気持ちも分かる。
医師不足を考えれば沢口の言っていることが正論。
でも・・・。
「正論だけでは納得できない自分がいるんです」
ここに来るまで、そんな気持ちになることなど考えてもいなかった。
迷ったら尊敬する先輩の真似をしろ。
それは大学で倉木から教えてもらった講義。
その話を聞き、思わず苦笑の倉木だった・・・。
翌朝、
小山の先導で、あかりと旦那、桃花でピクニックへ出かけることに。
でも、なんだかお疲れ気味の旦那。
桃花に大丈夫かといわれ、思わず見栄を張ってスキップを見せてしまう。
・・・ありえんわ(><)
こんな石がごろごろしてるような場所でそんなことするなんて。
で、案の定バランスを崩した旦那。
そして、それを助けようとして
小山は足を滑らせ転倒してしまったのだ!!
すぐさま桃花は速水たちを呼びに下山。
泣きながら的を得ない話に、すぐさま現場に駆けつける速水たち。
小山はどうやら脱臼していたようで。
それを倉木と速水とふたりがかりですぐに戻す事に。
脱臼治すのって、痛いんだよねぇ・・・。
でも、無事戻った腕に、ほっとする皆。
小山はしみじみと言う。
「ありがたいものだよね」
人は順調なときは神様の存在は忘れる。
困難や病気や怪我の時だけ思い出すのだ。
でも、神様は見捨てない。
「ここの診療所の皆は、神様の仕事してんだね。
本当に、ありがたいよ。
どんな人間も、神様は必要だからね」
そう言って、今日は疲れたと横になる小山。
小山の言葉に、神様という職業。
それを改めて考えさせられた皆。
そして天体観測で盛り上がる皆の中、あかりに謝罪をする旦那。
小山の言葉に、出逢った頃を思い出したという旦那。
平原は患者としてあかりと出会ってたんだよね。
あの時、あかりが神様に見えた。
もう一度やり直したいと頭を下げる平原。
そんなあかりたちを見てきた井上。
本当は彼はあかりが好きなんだけど、家族を壊すことは願っていないのだ。
だから、たとえ自分が悲しむことになっても、あかりと、桃花のしあわせを願う男。
旦那と話をした方がいいとアドバイスまでしちゃって。
可哀相な役回りだけど、井上にもいい人現れるよ(^^)
そして翌日-----。
旦那とあかり、桃花と3人で一緒に下山することに。
ちゃんとした話し合いはまだこれからになるんだろうけど、一応旦那の気持ちはあかりに伝わったようで。
「また来年よろしく」
閉鎖を知らないあかりに、複雑な心境の遥。
来年は-------この診療所にはないのだ。
遥こそがこの診療所を一番愛してる。
もう看護師じゃないなんていわせないと、笑顔のあかり。
彼女あってのこの山の診療所だった。
でも・・・。
あの診療所を守る、もう誰もあそこで死なせない。
そう約束してくれたのは、母を一緒に看取った倉木だったのに・・・。
思わず山へ走り出してしまう遥。
それを追った速水。
そこで遥から母の死の話を聞かされた速水。
もう誰もあそこで死なせない。
倉木のその言葉を聞いて、遥は看護師になろうと決めたという。
「立派な看護師になって、山の診療所に戻って・・・」
その先は嗚咽で言葉が続かない遥。
そんな遥の肩に触れ、背中から抱きしめてあげる速水。
それにますます涙が止まらない遥だった・・・。
これって速水は少しは遥に心を・・・って話なんだろうか。
慰めたいって気持ちはあるだろうけど、抱きしめるのはやりすぎだもんなぁ。
さぁて、光香に対しては割りと淡白な付き合いな感じの速水なだけに、余計にこの行動の意味が気になるところ。
だがその頃、高井が山小屋に電話をかけていたよう。
それを取った井上は、ついに山の診療所の閉鎖の話を聞いてしまったのだ!!
「この診療所が閉鎖ってご存知でしたか」
倉木が不在のため、戻って来た速水と遥にそれを問う井上たち。
何も言わないことが真実を告げていた。
そして誰からそれをと聞いた言葉に、遥も知っていたことが皆にバレてしまったよう。
「先生は、それで平気なんですか!?」
来年から登山者はどうなるのか?
尊敬する速水や倉木がいるから、ここへ戻ってこようと思った自分の気持ちはどうなるのか。
速水の気持ちは?
答えを求める学生たち。
速水は間を取り、ゆっくりと話し出す。
「昨日おやっさんは、医者の仕事は神様の仕事だと言ってくれた。
でも俺は神様どころか、最初は、二人いる患者さんのどちらを先に搬送すべきかも判断できないようなダメな医者だった」
ここにいる皆に助けられ、教えられたから。
そして、倉木という偉大な先生と出会えたから。
「もし神様がいるとしたらそれは...俺にとってこの山そのものです。
おやっさんは、すべての人に神様が必要だって言ってた。
人がたくさんいる街には、たくさんの神様が必要。
それは分かる。
でも...山でケガをしたり病気になる人にもやっぱり...
神様は必要なんだ。
だからこの診療所は...閉めちゃダメだ。
絶対に閉めちゃダメだ。
俺は今、心からそう思ってます。
閉めるというのなら------俺はここを潰そうとする人たちと、戦います!!」
ついに速水が自分の意志でこの山の診療所のため、皆のために自分の意志を貫く決意を固めましたね。
そうきましたかと言う感じはしましたが、でも流れ的には間違いではないんじゃないかと。
ついに山の診療所の存続をかけた戦いが始まる。
そのために沢口と、倉木とも戦うことになってしまうのか。
速水の戦いはどうなる。
山の診療所の運命は-------!?
次回はその決断と、小山がついに倒れることに!!(←今回は倒れる詐欺だったからね。次回こそ本当みたいですね)
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