交換条件------------。
え~。
今回のお話、専門用語とか説明が多くて、正直よく分からない部分もあり・・・(^^;)
なので、あらすじはざっくりと・・・で行きます。
鈍器で殴られ死亡していた死体が発見される。
発見されたのはNIA社員の内藤という男。
NIAは、カイトの恋人の悦子が務める航空会社。
だが2年前、赤字経営で給料カット、解雇された者が200人を超すというのだ。
調べを進めると、内藤は組合のトップで、人事部所属だったよう。
つまり、この解雇を決めた人物だというのだ!!
当然裏切り者と言われ、恨みを持つ人物も多かったよう。
だが、彼の携帯の発信履歴を確認すると・・・航空関係の色んな専門職に電話していた中、1件だけ固定電話にかけられていた履歴があり、それが気になるという右京。
更には、彼の手帳は、今年の手帳にわざわざ去年のカバーがかけられていたのだ。
その中に書かれた文字。
と、「Barter潮」という名前。
それは元警察庁警備局長の潮弘道(石丸謙二郎)ではないかというのだ。
バーター。
交換条件。
だがこれは物々交換の意味だという右京。
その文句を恋人の悦子に話すと・・・航空関係の略字や、社内では有名な内藤のことを説明してくれる。
これはリストラされた者の復讐なのか?
だが、彼はどうやらリストラされた人たちと会っていたよう。
再就職先を気にしていたようで、彼なりのケアだったのか。
そして潮は、どうやら若くして警察を依願退職していたよう。
調べを進めると、彼だけでなく、警察関係者のOBがこのNIAの子会社に、そして、NIAから警備局に転職していたのだ!!
そして、警備保障側の代表である佐久間(中丸新将)からも話を聞くことに。
なんと、佐久間は2年前、真っ先にNIAをクビになった役員。
どうやら自ら模範を示す形で、退職をしたよう。
これは警察と航空会社が天下り先を交換したという事なのか。
内藤はそれを知り殺されたのか。
潮に話を聞きに行く右京たち。
天下り先の話をすすめる二人に、これは内藤殺しの話ではないのかと怒りの潮。
だが、殺人捜査は一課の仕事。
特命は興味を持ったものを調べるという右京。
むしろ、持たなければならないと。
そして、内藤の遺留品から見つかったデジカメが、真っ黒な1枚を撮影していたのが見つかる。
ポケットに入れたまま電源が入っており、シャッターが押されていたのではないかと推測するのだが・・・。
その日付が調度犯行時間内だったのだ。
そしてカメラのGPS機能を調べると・・・それが調度佐久間の家と一致。
このカメラは殺人の証拠も写していたのだ!!
そこで佐久間が無断欠勤したという話が入る。
急ぎ彼のマンションを訪ねる右京とカイト。
そこには、今まさに手首を切ろうとしていた佐久間の姿が。
「疲れたから死ぬ」
そう書かれた遺書。
そして、佐久間の部屋から内藤を殺した凶器が発見されたのだ。
それで誰を庇っていたのか?
誰の代わりに内藤を殺したのか?
佐久間と潮は天下り斡旋会社を互いに作った形に。
関連会社には天下らない。
そういう約束で、役員皆で血を流す覚悟だった。
内藤もそのつもりで鬼になりリストラの指示を出して従った。
この事実に気づいた内藤は、佐久間に連絡を取り、これを公表すると言い出す。
「あなたには失望しました」
そう言われ、咄嗟に佐久間は内藤を殺してしまったよう。
事が露見すれば、これから先の官僚の再就職先がなくなってしまう。
そんな責任を自分が負うことは出来ないと・・・。
自分が内藤を殺した事を認めた佐久間。
彼もまた、この天下りシステムに巻き込まれた一人。
流される間に抜けられなくなり、悩みを抱えここまで来てしまったよう。
だが自分は違法行為はしていないと主張する潮。
確かに表向きはそう。
法に抵触していないものを罰することはできない。
右京もまたそれを認める。
だが、世間はそうは見ないだろう。
これが公表されれば、中傷や企業イメージダウンは免れない。
だが、それでも自分は選ばれた者だといわんばかりに、次の天下り先を待つだけだという潮。
人の命が、社員の生活がかかっていても、社員を愚民扱いし、まるで自分に非がないと思うような態度の彼に怒りを燃やすカイトは、思わず潮の胸倉を掴む勢いで詰め寄る。
「カイトくん!!
そっから先は違法行為です!!」
厳しい声でカイトを止める右京。
だが、必ず法では裁けないペナルティがあるはず。
そう、なんとこの天下りシステムを作ったのは、甲斐!!
うわぁ、カイトパパやっぱ黒かったのか(><)
特命係がこれを暴いたと聞き、思わず笑みを浮かべてしまう甲斐。
彼はますます右京に興味を示すのか、これから対立して行くのか・・・。
そして、甲斐は全ての天下りの官僚たちを嘱託職員にしろと命じる。
そうすることで、肩書きだけの権限のない社員扱いになるわけで。
官僚たちの逃げ場を用意した甲斐。
潮にはタダの社員になることが、甲斐的ペナルティだったよう。
これだけはざまぁ!!な采配だったなぁ。
そして甲斐は、また新たな天下りの会社を作ればいいと笑うのだった・・・。
事件も落ち着き、カイトがCAの知り合いがいるという話が広まり、CAたちと合コンだと盛り上がる米沢たち。
カイト的には迷惑この上ないよう。
右京は今日も優雅にお茶を飲むのだった・・・。
今回ようやく悦子の仕事が絡んでのお話になったことで、CAである意味が出ましたね。
専門用語が多くて、かなりすっ飛ばしたあらすじになってますけど、天下り先交換システムを作るための会社を作ったっていう黒幕が、まさかの甲斐だったことは驚いたし、面白い展開になってきたなぁと。
親子対立だけじゃなく、これは特命としても、新たな戦いになりそうで、いい伏線になったのではないかしら。
今回はようやくふたりで捜査的方向にもなってたし、段階的にも右京がどうやって事件を解決しているのか、興味を持ち出したカイトの姿がちゃんと見えてるのはいい。
それにしても相変わらずの記憶力で(^^)
一回見ただけの名前を覚えるなんてさすが右京。
流れは本当いい感じだし、二人だからこそ・・・の相棒をこれから見せてもらいたいです。
◆キャスト
杉下右京:水谷豊
甲斐亨:成宮寛貴
笛吹悦子:真飛聖
甲斐峯秋:石坂浩二
伊丹慶一:川原和久
三浦信輔:大谷亮介
芹沢憲二:山中崇史
角田六郎:山西惇
米沢守:六角精児
ゲスト
石丸謙二郎
中丸新将
菊池均也
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第1話 第2話 第3話
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