心の支配------------!!
世間では最近、小学生の連続誘拐殺人事件が発生。
近隣でも被害が発生し、彩未たちの学校でも警戒するよう校長が朝礼で呼びかけるのだが・・・。
その話の最中、倒れてしまった彩未のクラスの女子生徒の莉音。
バレエをやっている莉音は、発表会前の無理なダイエットが祟ったか、倒れてしまったよう。
琴葉に連れられて保健室で目を覚ました莉音は、倒れた事を絶対に母には言わないで欲しいと言い出す。
自分のために毎日頑張って働いて、バレエを習わせてくれている母に心配かけさせたくないというのだ。
今日もバレエの発表会前の稽古が行われ、仕事が終わって駆けつけてくれる母。
莉音には才能があるといい、自慢の娘だという母。
その夜、結衣子は夢の中で夢獣に会う。
夢獣に結衣子は母はどんな人だったかと問う。
だが、それを知っても母は戻らない。
それより結衣子には彩未がいるという夢獣。
彩未先生は一番の理解者だと。
でも、彩未は迷惑しているっぽいと不安がる結衣子に、今日は悪夢を見せないという夢獣。
いつもそうしてというと、それは出来ないと言うのだ。
「だから、彩未先生がいるんだよ」
一方、今度は倒れた莉音の夢札を獏で取った琴葉。
それを志岐に見せて解析してもらうことに。
それは発表会で失敗する夢。
そして母親に叱られる夢だったのだ。
だがこれは、発表会のプレッシャーではなく、
「母親のプレッシャーから来る不安だとは考えられないでしょうか」
だが山里は、これは無料相談ではないと怒りだす。
それに必要なのは結衣子の夢札であって、他人のものではないのだ。
だがこれには琴葉が反論。
「私の探究心を刺激して仲間に引き込んだのなら、少しくらい余分にそれを満たしてくれたって罰は当たらないと思いますけど」
それはごもっとも。
これには志岐も納得。
それに莉音の無意識が結衣子に繋がるかもしれないと・・・。
翌日、琴葉は彩未に、莉音は母親の支配を受けているのではないかと説明。
だが、彼女にはその自覚がないという。
虐待ではない。
「目に見える暴力ならまだ保護することもできますが、心の支配は一生つきまとうんです」
母親にとって自慢の娘でいなければならなかった。
それが理解できるという琴葉。
それは自分もそうだったから・・・。
自分の努力を娘に押し付ける母親。
こんなに頑張ってるのに理解してくれるのはあなただけだと言っていた母。
そんな母の気持ちから逃れるために保健室によく行っていたという琴葉。
それが彼女の保険医としての志望動機。
なるほど、彼女にもそんな過去がね。
だが、今度は結衣子が悪夢を見たよう。
その夢に現れたのは、莉音。
白鳥の湖を踊っていた莉音の顔が、同じクラスで、一緒にバレエを習っている未来の顔に変わったのだ!!
そこへやってきた莉音の母。
母は悪魔へと変身し、未来に鎌を振り上げたのだ!!
真っ二つになる白鳥。
倒れた白鳥の未来と黒鳥の莉音。
だが、その悪魔を刺したのは、なぜか夢王子!?
その夢王子を襲った黒鳥。
さらにはそこへ何故か河童が現れ、倒れていた白鳥・未来の翼をもいでしまったのだ!!
なんじゃこれは(><)
家に来た志岐に莉音の事を知らないかと尋ねる彩未。
わずかに動揺する志岐だったが、知らないと答え、結衣子の夢に出てきたのかと逆に問うてきたのだ。
これには逆に彩未が動揺。
「ロリコンじゃないわよね」
「違います」
即答の志岐に笑いだったわ(^^)
翌日、発表会の衣装を買って来てくれた母。
大喜びの莉音。
これで頑張れる、一番に輝けるというのだが・・・。
なんとその衣装が未来と全く同じものだったのだ!!
結局同じ衣装で舞台に出ることになってしまったふたり。
この舞台を彩未と結衣子も鑑賞することに。
すると、そこには琴葉の姿も!!
だがその本番中、莉音が踊っている最中、突然チャイムが鳴り響いたのだ!!
その音に動揺し、失敗して舞台に倒れてしまった莉音。
もう一度躍らせて欲しいと先生に訴える母。
だが、そんな時間はないといわれてしまう。
始まる未来の演技。
楽しそうに踊るその姿に、皆が拍手を送る。
母はその成功をねたみ、この妨害は未来の家が金をつかってやったと言い出したのだ。
「あの子の家に邪魔されたのよ!!」
そう言って泣き出す莉音の母。
未来が白鳥に、莉音が黒鳥になったというのか?
夢の意味が分からず寒気を感じる彩未。
「怖い」
その日、またも保健室に来た莉音。
彼女を心配してやってきた結衣子に、放課後話があると言って呼び出す琴葉。
そう言って、やってきた結衣子に、心が落ち着く薬をあげましょうといって、飴のようなものを飲ませる琴葉。
それは眠り薬。
獏で結衣子の夢を奪う琴葉。
一方、莉音は未来を呼び出し、河辺でナイフを突きつけ、あのチャイムはあなたがやらせたのだろうと怒りをぶつけだしたのだ!!
「人間は 生まれつき不公平なのよ。
だけどその不公平に怒る権利はある!」
そう言って、近くに停めてあったボートに乗れと言い出す莉音。
白鳥なら飛べるでしょうと、縄を切って、ボートを川に流したのだが・・・。
助けてと叫ぶ未来の声が悲鳴に変わり、思わず振り返った莉音。
そこにはボートを乗っ取った男の姿が。
そうか、河童は連続少女誘拐犯だったのか!!
すぐに琴葉に助けを求めに来た莉音。
目を覚ました結衣子は彩未に助けを求めに行くことに。
結衣子の夢札を手にした琴葉は、それを志岐に渡し、解析してもらうことに。
そこには白鳥の未来を背後から襲いかかっている河童の誘拐犯の姿が。
それをトリミングしてくれと言い出す志岐。
まさかこの河童の写真が、犯人の手がかりになるとでもいうのか!?
「証拠になるかどうか、古藤結衣子の力を信じよう」
そして、その写真を警察に提出した志岐。
バレエ教室の先生がその写真を見て、その男が発表会の舞台の照明を担当していた男に似ていると証言。
果たしてその男、河端の自宅で発見された未来。
保護された未来と両親の対面に立ち会った結衣子と彩未。
結衣子はどうしても未来に伝えたかったのだ。
最初に学校に知らせたのは莉音だったと。
その言葉に感謝する未来。
河端はあの発表会で未来に目をつけたよう。
そして、
「偽物に罰を与えた」
そう言って莉音の踊りのシーンでチャイムを鳴らし、妨害したことも自供。
一件落着の事件。
だがその夜---------。
またも無意識下で彩未が目覚め、今度はテーブルに文字を書き出したのだ!!
「黒鳥はお前だ。
お前の罪を思い出せ!!」
突然意識を取り戻した彩未。
その文章を見て、己の過去の記憶がフラッシュバックする。
ユメノスケという夢獣に似た犬を紹介してくれた菜実子という少女。
彼女の母に、今度一緒に海に行きましょうと誘われる彩未。
母親は自分を置いて行ってしまったのに・・・。
それが羨ましかったのか・・・置いて行った母親への代わりの復讐?
ホームで菜実子の母親を後ろから突き飛ばしていた手。
それは・・・幼い彩未!!
「私は・・・人殺しだ!!」
動揺を隠せない彩未。
だがそこへ突然古藤がやってきたのだ!!
TVを見ていないのかと焦った風に言い出す古藤に見せられた映像。
そこには、夢の研究成果を発表している志岐の姿が!!
夢の映像化を実現し、夢札というデータ化したものを獏で再生することに成功したという発表をした志岐は、夢のおかげで今回の連続少女誘拐事件の犯人が逮捕されたといったのだ。
「この世には予知夢を見る人間の存在が確認されています」
この研究のせいで大学を追われたと言い出す志岐。
王子が白鳥を救ったのねという彩未に、古藤は言う。
「違う、科学者の野心が噴出したんだ!!」
志岐、宣戦布告か。
予定調和ではあるけど、これで結衣子がマスコミに追われることになるやもしれないのは事実。
そして、夢の解析をする彩未も・・・。
彼女は本当に犯罪者なのか?
これこそ夢ではないのかとか思ったりもするんだけどねぇ。
あの衝撃の過去の真相は気になる。
大きなフラグを立てた今回。
琴葉の過去も判明し、彼女もいよいよ物語に深く関わるようになって、いい感じで絡んできたのは確か。
これは後半どうなっていくのか先が楽しみ。
◆キャスト
武戸井彩未:北川景子
古藤結衣子:木村真那月
古藤万之介:小日向文世
志岐 貴(夢王子):GACKT
山里峰樹:和田正人
平島琴葉:優香
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