一番変わったのは、カミさんかな-----------。
今回のアバンは啓介。
その啓介は、淳子が夫の殺人容疑で出頭したと聞き、家を飛び出してしまう。
血のついた凶器らしいものを持っていた啓介。
それを捨てようとしたのか。
だが、啓介の車を追っていたのは結城たち。
その追跡に気づいた啓介は、凶器を捨てるのを断念。
あの夜、高橋家で何があったのか?
少しずつあかされていく真実。
今までの証言は、決して嘘ではない。
ただ、それぞれの見方の違いなだけだった。
彩花と真弓がもめているのを聞いていたくなくて、車で隠れていた啓介。
帰宅恐怖症。
今の自宅は啓介には寛げる場所ではなくなってしまったのだ。
そして聞こえた高橋家のもめる声。
その時、叫び声を聞いた小島が高橋家を訪ねて来たのを目撃した啓介。
そして小島が帰った後、高橋家を訪ねた啓介。
慌てて出てきた淳子は、啓介に紙袋を渡し、「どこかに捨ててください」
そう言って、真弓にも何も言わないでと押し付けたそれは・・・凶器!!?
その後、慌てて家に戻った啓介を、小島は監視していたため見ていたのだろう。
そしてコンビニへ行って戻って来た真弓は、そこにいた啓介を犯人と思った。
あの時、啓介が酷く焦っていたのは、突然渡された血のついた凶器に動揺していたからだったのか。
翌日、結城が家を訪ねてくる。
そこで再度啓介に事件当日の話を聞くことに。
車の中にいたという目撃証言があるという話をした所、パチンコへ行ったというのはうそだと認めた啓介。
そこで帰宅恐怖症の話をして、言い争う声が聞こえた後、小島が高橋家を訪れるのを見た事。
そして、その後自分も訪ねて行き、あの日淳子と会ったと告白し、出てきた彼女はいつもどおりだったという啓介。
ただ、お騒がせしてすみませんと謝罪したと・・・。
だが、結城たちは啓介が借りた1千万の口座を調べており、この3年で300万も使われていた事を既に知っていたのだ。
何に使われたか?
家のローンに宛てていたという啓介。
真弓に嘘をついていた啓介。
結城を見送る真弓は、高橋家の中傷のビラを酷いと言うも、結城は、向かいの事件に関わらない方がいいと忠告。
「友達の家より、自分の家のほうが大事だよ」
結城なりのアドバイスだよなぁ。
真弓は啓介に彩花のことを相談し、お金の事を責めてしまう。
啓介は思わず逆ギレ。
「逃げないでよ、お父さん。
私と彩花がどうなってもいいの?」
「自分だけ大変だと思うなよ!
二人でいるときに暴れるんだったら、それは彩花とお母さんの問題だろ。
俺は俺でやることがあるんだよ!
誰のためにやってると思ってんだよ
お前達のためだろ。
俺一人ならこんな苦労しょい込まないよ」
「じゃ どうしたらいいの?
何が悪いの?私が悪いの?
ねえ お父さんも彩花もそう思ってるの?」
「ひばりヶ丘になんか家建てなきゃよかった
建てなきゃ、こんな目に遭わなかった・・・」
・・・真弓の気持ちも分からなくもない。
反抗的すぎる娘が理解できずに神経をすり減らして、なんとか向き合おうとしている姿は頑張ってるとは思う。
でも、やっぱ彼女の根底にあるのは、『自分のため』なんだよね。
だから、真弓の言葉はどうにもムカっとすることが多い。
一言多いんだよ。
それに押し付けがましいというか、私がこれだけしてあげてるのに、なぜあなたは答えてくれないの的なニュアンスが多いんだもん。
こりゃ、キレても仕方ない面はあるわ。
そして翌日、ひばりケ丘の自治会が開かれる事になる。
小島の話は一方的すぎる。
犯罪を犯した者はここを立ち退くように決めて欲しいと、それがひばりケ丘の治安のためだというのだ。
だが、良幸たちは何も罪など犯してはいないのだ。
それを大げさに金切り声をあげて、迷惑をこうむっていると言い出す小島。
後は真弓たちが出て行けば平穏が戻るという。
「出て行きたくありません」
そう告げる真弓。
「ひばりヶ丘に引っ越したのは間違いだったって思ったことあるでしょ?
あるわよね?」
尚も攻める小島。
・・・いや、もうこんな場所にしがみつく必要ないと思うんだけどなぁ(^^;)
いいじゃん、坂の下で。
それにやはり今度は小島ハブに皆が動き出したよう。
誰も小島の意見に賛同しなくなってしまったのだ。
本当怖い場所だよ。
彩花の事は確かに親の責任。
それには素直に謝罪する真弓。
だが、高橋と真弓の一家がここを出て行けば、事件の騒ぎが落ち着くというのか・・・?
良幸と比奈子は警察から散々話を聞かれ、動機などを探ろうとしているよう。
真弓は自分がやったの一点張りで、凶器なども覚えていませんと、なんとも曖昧な供述ばかり。
誰かを庇っているのか。
こうなると、犯人は・・・慎司なのか?
一方、誰も賛同を得られず、小島はマー君の仕事場にまで彼に話を聞いてもらうことに。
・・・って、これはウザイ(><)
職場までやってくる、子離れできない親はあかんわ。
今からまたNYに戻るというマー君。
なのに、母親はまだ帰国後、自分と一緒に住むつもりでいるよう。
そこでマー君ははっきり母親に、帰国後は妻の実家の方で世話になると宣言。
既にそちらで二世帯住宅に改築も済んでいるというのだ。
だが、それは小島の家もすでにやったこと。
赤ちゃんが出来たら戻ってくるのよねと縋る小島に、マー君は、戻らないと断言。
改築など頼んでいないのに、小島が勝手にやっただけのよう。
「勝手に...そう何でもかんでも先回りして、頼んでもないことやるでしょ。
息が詰まるんだよ。
家に帰ったら くつろぎたいんだ。
里奈の両親にはよくしてもらってるし、親孝行したいから」
「マー君の親は...私よね?」
マー君の帰りをどれだけ待っていたかと訴える小島。
あんな殺人事件が起こった場所だから戻りたくないのか?
「違う!母さんがいるから帰りたくない!!
母さんがいるとくつろげないんだよ!
もう うんざりなんだよ」
息子の本心に、呆然となり崩れ落ちる小島だった・・・。
これはちょっと言いすぎな所もあるけど、でも、確かにこんな子離れできないプライドだけは高い親もイヤだぁ(><)
あれからずっと警察の監視を受けている啓介。
そこで仕事に出たついでを利用し、客の家の修理をしに行ったその隙をついて、裏山に凶器を埋めた啓介。
「彩花も...お母さんも、ちょっとは俺のこと分かれよ!
いたわれよ!
何やってんだよ、俺は」
愚痴を漏らしながら、必死に穴を掘って、紙袋を埋める啓介だった・・・。
一方、彩花の事が心配で、町中で志保たちを見つけた真弓は、最近学校でどうなのかと志保たちに問う事に。
・・・あぁ、また余計なことをと、視聴者は皆思ったろうなぁ(^^;)
先日はパートしている店にも来たけれど・・・一緒だったのかと。
その話を聞き、自分たちの事を真弓に話したと勘違いした志保たちは、彩花を呼び出し、問いただすことに。
そこで謝れと責められ、過呼吸を起す彩花。
そして・・・ガラスが割れる音を聞き、思わず表に出た真弓は、高橋家のガラスが割れているのを目撃する。
そこにいたのは・・・彩花。
思わず疑ってしまう真弓。
・・・これ、小島だろうなぁ(^^;)
食事をしていた彩花に、今日志保たちと会ったという話をした真弓。
そこでまた母親が余計なことを言ったから志保たちにあんなことを言われたのかと悟った彩花は、癇癪を起こし、全部おまえのせいだと食べ物をぶちまげてしまう。
「ひばりヶ丘に家建てて、娘が私立通ってれば満足なんだろ。
あんたが見栄張ってこんなとこに家建てるから、私、バカにされてんだよ!」
「お母さん彩花のためを思って...」
「全部あんたのためだろ!」
「穏やかな街で三人幸せに暮らしたかった。
見栄じゃないよ、夢見たんだよ。
夢見ることがそんないけなか...」
「あんたのどうでもいい夢に私を入れんな!」
全部お前のせいだと、暴れだす彩花に、呆然となっていた真弓は、頭の中にここに家を建てなければよかったという夫の言葉や、小島の言葉が蘇る。
わめき続ける彩花を黙らせようと、床に押し付ける真弓。
「もう黙って...!!」
どうすればいいか分からなくなってしまった真弓は、落ちていたからあげを次々と彩花の口に突っ込んで、無理やり黙らせようとしたのだ。
窒息させる勢い。
狂気の目。
「こんな母親の顔を初めて見た。
<殺してやる>
そんなふうに見えた--------」
あらら。
ついに真弓も狂気の世界に踏み込んでしまったか。
真弓と彩花のやり取りは白熱シーンだったなぁ。
で、結城は家族写真から、凶器が良幸のトロフィーだったことを突き止めたよう。
違うんですと力一杯否定する淳子が誰を庇っているのか・・・やはり慎司か。
これってさ、進級試験でナーバスになっていた慎司と、それを説得しようと高橋がもめて、突き飛ばしたとかで打ち所が悪くて・・・とかって落ちとか?
殺意はなかったけど、自分が父を殺したとかで絶望して慎司は逃走を続けてるとか。
事件の解明もそうだけど、こうなるとそれぞれの家の事情の結末もどうなる事かって感じだよな。
小島はこれで完全に孤立しそうだし、啓介も今後も監視は続けられるだろう。
これではどこにも逃げ場がないし、精神的に追い詰められそう。
あ~でも今回は本当なかなかヘビーな内容だったなぁ。
面白いけど、ちょっとぐったりかも(^^;)
←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
10834 HIT/2/13
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
↓
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/8d925132f8830ea661e586c673f9480c/ac