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カテゴリ:TVドラマ感想
子供のころに読んだ絵本をもう一度読みたいという想いが生まれる時はどういうときか--------。
最近は大輔の勉強がてら、定休日は古書店巡りをしているという大輔と栞子。 今日は写真集専門の古書店に行くことになったよう。 だがその会場で、大輔は高校時代の同級生の晶穂と遭遇してしまったのだ!! 今はカメラマンとして成功している彼女は、野上という最近注目されているカメラマンと一緒に写真展をやっているというのだ。 だが、そんな彼女は、栞子が古書店の店主だという話を聞き、突然頼みごとをしてきたのだ!! 「タヌキの絵本探してくれない?」 そこで昔読んだ絵本を探したいというのだ。 タイトルも分からない、内容もうろ覚え。 出てくるのは動物。 一番覚えているのは犬だという。 それがライオンと友達になるというのだが、 主人公はタヌキなんだとか。 で、みんなで集まれる家を作るという話なのだそう。 これは流石の栞子でも難しいようで。 でも、どうやらこの晶穂って、大輔の元カノのよう。 高校卒業時にカメラマンになると言って、東京へ行ってしまった晶穂。 2年も付き合って、何の相談もなしにそれを決められてしまった大輔には、ちょっと苦い思い出。 昔から強引で、他人の気持ちを考えないと言い出す大輔は、巻き込んでしまったと栞子に平謝り。 でも、元カノと言う話に複雑な栞子。 だが、また思い出したことがあると言ってビブリアへやってきた晶穂。 志田が出したパンを断る姿は、やっぱり他人の気持ちはどうでもいいようで・・・。 どうやらその絵本にはサイやワニも出てくるというのだ。 だが、それを聞いてもまだ栞子にも検討がつかないよう。 こうなると後は実家にあるのではないか? だが、親と顔を合わせたくないという晶穂。 母から昨日電話がかかって来て、突然実家にある晶穂の荷物を処分すると言い出したというのだ。 それが嫌なら取りに来いというのだが・・・。 渋々取りに行く事になる晶穂は、それでも最後の悪あがきと言うことで、なんと栞子に同行して欲しいと言い出したのだ!! 迷惑~(><) そこには古びた『なかよしの家』と書かれた札が掲げられた犬小屋が置いてあった。 昔飼っていた犬の小屋で、例の絵本の中に出てきたタヌキたちが作った家の名前から取ったそう。 出迎えた母のミズエは早速カメラマンは栄養不足なのかとイヤミ。 さらには気が利かないわねと、お客さんが来てるのにとストーブを付けていく始末。 そこで栞子たちはミズエに絵本の話を聞くも・・・覚えていないという。 逆に古書店の店員だと聞いたミズエは、家にある本を買い取って欲しいと言い出したのだ!! だが、本棚に置いてあった4冊の本だけは置いておくという。 その時メモ帳を忘れた大輔は、ミズエに借りることに。 結局それらしい絵本を見つけることも出来ず、申し訳なさそうな晶穂。 「私、あの人とはホントに駄目。 母と娘なのにね。 分かり合えないんだよ」 そんな風に呟く晶穂。 だが、それを聞いた大輔は、本当はカメラマンになるという事で、母親に反対されたのだろうと思いつく。 それを独りで何とかしようとしたのではないのか。 そして、今も絵本を探しているだけじゃない気がすると。 何か気づいて欲しいのではないのか? そう考えた大輔。 だが、翌日、晶穂はもう絵本を探さなくていいという電話を大輔にしたよう。 それでも、大輔は探してやりたいと考える。 そこで、定休日を利用した古書店巡りは今日は行けないという大輔。 そこで栞子は海浜図書館には絵本がたくさんあると言うアドバイスをすることに。 だが、あまりに大量の本にやはり簡単には見つからない。 大輔は昨日の査定金額を届けにミズエの家を訪ねるのだが・・・。 晶穂が必死に探している絵本。 そこからちなんで付けられた犬小屋の名前。 だが、それをミズエは『友達の家』と言ったのだ。 犬にもトービクなんて付けて、くだらないとバカにしたように言うミズエ。 ミズエは晶穂に感心がない。 そう感じた大輔。 だから友達だろうが、なかよしの家だろうが関係ないし、犬の名前もバカにしていたと栞子に愚痴をこぼす。 だがその時、栞子の中で何かが繋がる。 犬の名前は、トービク。 「絵本が、分かりました」 そして翌日。 やってきた晶穂に、まず「チェブラーシカ」のDVDを見せる栞子。 そのお話を聞かせた所・・・友達を作り、一人ぼっちの者たちが集まれる『友だちの家』を作るというのだ。 だが、チューブラシカはタヌキではない。 その次に、栞子が取り出してきた本は・・・ 「チェブラーシュカとなかまたち」 そこに書かれてあったイラストには、晶穂が覚えていたタヌキが!! そう、これがチューブラシカの原作本だったのだ!! 絵本のオリジナル話や、キャラクターの変更などで、栞子はこの本の事を想い出せなかったよう。 しかも栞子はこの絵本を読んだことがなくて、映画を見た弟から話を聞いただけだったようで。 弟の話だけでこの本を見つけた栞子を凄いと感心する晶穂。 だが、栞子が気づいたのは、ミズエの『友だちの家』の発言だったそう、 『なかよしの家』と間違えたそれは、DVDの中では『友だちの家』になっていたからだったのだ!! つまりミズエは映画の『チューブラシカ』を見たという話。 何故? 「絵本を探したからです」 栞子たちから話を聞いて、絵本の事を思い出し、家の中を探したミズエ。 だが、見つからず、書店で聞いたところ、DVDを勧められたのではないか。 「あり得ないよ。 あの人は私に何の興味もないの。 そんなこと、絶対にあり得ない。 あの人が絵本、探すわけないよ」 だが、栞子は反論。 「お母さまは、お母さまなりの方法で、晶穂さんのことを分かろうとしていらっしゃるんです」 そして、買取の際に大輔が借りたミズエがくれた紙のメモを繋ぎ合わせたという栞子。 そこには晶穂の写真展の場所が書かれてあったのだ!! ・・・って、ここで調度、地図が出来るだけの枚数のメモを使ってるのは出来すぎだろ? そして、ミズエは晶穂の写真展に行ったのだというだ!! 買取から外した4冊は・・・晶穂がアシスタント時代に参加した写真集。 ミズエは晶穂をずっと見ていたのだ。 では、晶穂が絵本を探していたのは、何のため? パンを食べなかった。 コーヒーに手をつけなかった。 そう。 晶穂は妊娠していたのだ!! 相手は、写真家の野上。 だが、彼はこれからベルリンで成功を収めようとしている時。 邪魔したくない。 何より独りで子供を育てたら、きっと自分のように寂しい想いをさせてしまう。 そんな想いをさせるなら産まない方がいい・・・。 「私みたいな子、増やしたくない。 あの人みたいな母親になるのが怖い」 「親子だからって分かり合えるわけじゃない。 以前、そんなふうにおっしゃっていましたね。 私も 同感です。 でも、母と娘だからこそ、分かり合えることもあるんじゃないでしょうか?」 晶穂の体調を気遣っていたミズエ。 でも、それを素直に言えずにああいう言い方をしてしまったのだというのだ!! 母は晶穂の妊娠を知っているのだろう。 ・・・って、写真展で晶穂が体調悪そうな姿を見ただけで、妊娠に気づくか~? それは思わず突っ込んでしまったわ(^^;) そこで、晶穂と話をするために、荷物を処分するという電話をかけた。 でも、いざ来た娘を前に、どう切り出していいものか分からず、栞子たちがいたのもあって、あんな言い方しか出来なかった。 栄養不足も、冷えを心配してのストーブ付けも、全部晶穂を心配しての事。 そして・・・ミズエは昨晩栞子に電話をいれていたという。 晶穂と代わりに話をして、体調を教えて欲しいといわれたそう。 そして・・・店に入ってきたミズエ。 どうするのか? 無責任。 迷うくらいならやめておけというミズエ。 あならがそんなだからと母に反論する晶穂。 「だから私、怖くなったんじゃない。 親子なのに言いたいことも言えない。 自分の子供にそんな思いさせるくらいなら、最初から諦めた方がいい。 産まない方がいい」 そうやってまた逃げるのか? だが、本当は自分に子供が出来たら、寂しい想いはさせないと思っていた。 「その子が 安心して暮らせるような家つくろうって。 私が「なかよしの家」をつくるんだって」 だったら思ったようにすべきだと発破をかけるミズエ。 ずっとそうしてきたではないか。 一人だけでずっと。 「私産む。 絶対産むから」 娘の言葉に、どこかほっとしたような顔を見せた母。 そして帰りますと、頭を下げるミズエ。 最後に晶穂に向かって告げる。 「今度また家に寄りなさい。 これから先のこと、色々話し合わなきゃならないんだから」 その言葉に泣き崩れる晶穂だった・・・。 帰り道、大輔に感謝する晶穂。 そんな彼女に、野上にちゃんと話せとアドバイスする大輔。 「ちゃんとぶつかれば、きっと応えてくれる。 一人じゃないんだから」 それに頷く晶穂。 いい笑顔だ。 そして・・・2人の同級生だった奈津実からの報告で、野上にプロポーズされたという晶穂。 母も喜んでるという話を聞き、嬉しそうな大輔。 「親子ってのは、どっか深いところでちゃ~んと繋がってる。 俺はそう思うよ」 志田の言葉に、思わず母の写真を見返す栞子。 だが、やはり許せない。 思わずファイルを閉じてしまう栞子だった・・・。 ここの母娘の確執もなかなか深いようで。 でも、次回は栞子と母親の対決に!? 何故栞子の母親は突然いなくなってしまったのか? そして、何故今戻ってきたのか? そういうのも次回明かされるのかしら。 チューブラシカのお話、知ってた人は分かったのかしら? 私はDVDも見てなくて、あのキャラだけ知ってたので、全然分かりませんでしたけど、確かにあれでは原作とは全く違う別の生物でしょ(><) で、原作の絵本の値段は? そっちのが気になる!!(わはは) ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第8話 11864 HIT/2/12 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/c4c6758509c32e3fcbbbe5066438a504/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/03/12 08:50:32 PM
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