セプテントリオンの出現------!!
死に顔動画で予告はされていた。
回避できたはずなのに、自分が油断したから、啓太は死んでしまった。
自分を責める響希。
だが、そんな風に考えなくていいとフォローするヒナコ。
それでも、悲しむ時間すら響希たちには与えられない。
巨大なセプテントリオンが大阪上空に現れたのだ!!
直ちに厳戒態勢が敷かれ、ジプス大阪支局は全力で攻撃を開始。
だが、ビクともしないセプテントリオン・メラク。
それを高みの見物していた憂う者。
これで人間が滅んだとしたら、それが人間の運命なのだと、完全に傍観者の姿勢。
彼は何を試そうとしているのか。
尚も新大阪より南に向けて進行中のメラク。
それを見た大和は、ジプス全勢力でもってこれに対抗すべく指揮を執る事に。
メラクの戦力は想定の10倍以上。
狙いは、大阪の結界・通天閣!!
これを失えば大阪が消えるということで、サマナーたちがメラクの進行ルートに配置。
これは人間の壁----------。
だが、大地は召還した悪魔のレベルが低すぎるということで、救護班にまわされることに。
それでも自分の出来る事があると喜び出動する大地。
啓太は昨日、瓦礫に挟まって動けなくなっている時に助けてくれたと、維緒に話を聞かせてくれるヒナコ。
そこでジプスに保護されたという。
前線に向かうよう指示が出されるヒナコ。
だが、維緒には何故か待機が大和より指示されたというのだ。
ヒナコは維緒に響希のそばにいてやれと耳打ちする。
啓太が死んだのは自分のせいだと責めている彼の傍にと・・・。
その響希は最終防衛ラインと言う事で、通天閣の手前で待機を命じられてしまう。
それは皆が殺されてからの登場となるわけで・・・。
啓太は自分を庇って死んだと大和との通話で話す響希。
それを当然ありうる犠牲だという一言で片付けてしまう大和。
「犠牲なんて・・・俺はそんな風には考えられません」
だがそれを聞いた大和は、では辞退しろと言い出したのだ!!
「戦う意思のない者に用はない」
力があるのにそれを使わないなどクズ同然だと・・・なんという冷酷さ。
大和に反発する響希。
「辞退なんてしません!!
俺の力は人を守るために使います。
もう犠牲なんて、出しちゃいけないんだ!!」
必死に攻撃を続けるサマナーたち。
だが、瞬時にしてメラクに防衛ラインを突破されてしまい、サマナー生存者ゼロの状態に。
酷い状態。
しかも、メラクは今度は巨大な冷気を発し、一瞬にしてあたりを氷付けにしてしまったのだ!!
大地はその光景を見て冷気だけでない震えを感じる。
救護班と言っても、助ける奴がいなければ意味がないのだ!!
思わず響希にそこから逃げろと電話をしてしまう大地。
響希がすべてを背負う必要などない。
ジプスの言いなりになっていれば殺されると忠告する大地。
その通話は大和により容赦なく遮断されてしまう。
それでも、響希は行くと宣言。
ジプスのメンバーは持ち場はここだと留めようとするのだが、もう響希はこれ以上の犠牲を出すわけにはいかないと前線行きを望む。
最初から自分が前線に行けば、皆死なずに済むのに。
・・・って、これは響希のおごりもあるでしょ。
止められても行く。
そして、ビャッコに乗って行ってしまった響希。
だが、大和は代わりはいるというのだ。
響希が行ってしまったその後。
そこへやってきたのは------維緒!!
そうか。
すべては大和の計算通りって話か。
彼女もまた待機を命じられておとなしくしているはずがないのだ。
響希を心配して駆けつけるであろうことを予想しての配置でもあったわけだ。
怖い人だ。
そして次の防衛ラインにいたのは、ヒナコたちサマナー。
攻撃を仕掛けても、やはりメラクには通用しない。
しかもメラクの翼のように生えていたものは、変形し、無数のバームクーヘンの形をした爆弾のような塊になって攻撃を仕掛けてきたのだ!!
ぶつかると思ったその時。
目の前で爆発したそれ。
ヒナコの前にいたのは、ビャッコ。
皆を見殺しになど出来ないと駆けつけた響希に、しんがりに戻れと説得するヒナコだったが、ここで倒せば問題ないとビャッコを向かわせる響希。
だが、メラクにはビャッコの電撃が通用しなかったのだ!!
やっぱり(><)
逆にビャッコがピンチに陥り、今度は響希が標的にされてしまう。
爆弾が響希たちを襲う。
目を覚ました響希。
あたりは静かになっていた。
倒れたビャッコ。
サマナーたちの姿が。
空から降り注ぐ天使たちの羽根。
それは敗北を意味し・・・その先に倒れていたヒナコの姿が!!
すぐさま駆け寄り、彼女を抱き上げた響希。
だが、その身体からは大量の血が!!
維緒とはすれ違ってしまったのかと、アホやなぁと笑うヒナコは意識を失ってしまったのだ。
通信機から聞こえた次の防衛ライン突破の知らせ。
今にも壊れそうな響希。
自分のおごりがまた人を傷つけてしまった。
その時、
「大丈夫かい」と響希を気遣う声が。
そこにいたのは----------憂う者。
悪魔が協力な響希だけは助かったようで・・・。
「はじめまして、だね」
そういって、この場に不似合いにも自己紹介を始めた憂う者・アルコル。
大和の古い友人だという彼。
「助けられなかった」
そう呟いた響希に、アルコルは
「君が巻き込んでいるように見えるけど」と容赦ない一言。
響希にはその自覚はなかったけれど・・・。
確かに啓太も、ヒナコも自分を庇って傷ついて倒れてしまった。
それに今度は維緒が響希の代わりに戦う事になってしまったと教えてくれるアルコル。
「だめだ!!」
「君の選択の結果じゃないか。
力を持つ者は、少なからず周囲に影響を与えてしまうということだね」
それを自覚した響希。
その時、強く反応した携帯と響希の腕。
それを見て目を細めたアルコル。
何が響希を戦いに駆り立てるのか?
こんな力を持ってしまったから。
本当は逃げ出したい。
でも---------!!
そして、ついに維緒の前に姿を現したメラク。
地下鉄事故の後、響希がいなければ、ただ泣いていただけだと思う維緒。
それではダメなのだ。
だから自分も響希のように頑張る!!
そして、女神キクリヒメを召還した維緒。
キクリヒメを援護して戦う形になるのだが・・・メラクはやはり強い。
維緒たちを吹き飛ばし、今度こそ通天閣を-------!!
その時、メラクの横っ面を張ったように攻撃を仕掛けられ、ブレたメラク。
そこにいたのは-----響希とビャッコ。
更に魔力を増大させるメラク。
だが、力をためている今こそ敵が無防備になるチャンス!!
倒せと命じる真琴の声に呼応するように、力を増幅させた響希。
ビャッコの力が増す!!
赤い光となって貫いたメラクの身体。
そして、メラクが発した魔力は軌道を反れ、天に向かって発射されたのだ!!
瞬時固まったメラク。
そして------上から粒子のように消えていくメラク。
反応が消失して行ったのだ。
それを見ていたヒナコは、響希がやったことを悟る。
よかった、彼女、生きてた!!
アルコルはこの結果を見て呟く。
「彼の選ぶ可能性はどこに繋がっていくんだろうね----」
歓喜に沸くジプス。
大和もそれでいいと頷く。
そんな中、ようやく目を覚ました菅野。
だがその時、
メラクが最後の力を振り絞り、消滅前に攻撃を仕掛けようと動いたのだ!!
それを真っ二つにぶった切ったのは--------アルコルと一緒にいたフードを被った男。
「最後まで気を許すな」
そう忠告してきたのは、ロナウドという、ジプスにあだなす者だという男。
その時、ジプス名古屋支部が、暴徒に占拠されたとの知らせが入る。
首謀者は-----元ジプス隊員の栗木ロナウド!!
大和は危険だというロナウド。
一緒に来て欲しいと響希を誘う彼。
そして-------響希は姿を消してしまうのだった---------。
大和のやり方には疑問を持っていた響希にとって、ロナウドの存在はまた違った視点を与えてくれるだろう。
でも、維緒や大地はどう思うか・・・。
でも、確かにジプスの大事の前の小事とばかりの犠牲者への切捨ては、響希には受け入れがたいもの。
自分が選ばれた者だという自覚はいいけど、やはり力の限界は知るべきだよな。
無防備な暴走が逆に回りに被害を与える。
うん。
憂う者・アルコルの存在もまた表に少し出てきた感じだし、ここからまた分岐にはなりそうですよね。
今回はちょっと響希の無謀さに呆れた部分はあったけど、その結果オーライだったからよかったって話。
次回からどう展開するのか3日目を迎えた戦い。
残された時間も気になります。
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