二人を助けに行く--------!!
ついに革の覚醒の時!!
危険と分かっていても、管が通った道を辿っていく事にした革。
そこにはガトヤの番人といわれる鞘がいるだろう。
それでも、ギンチは自分を庇って食われてしまった。
まだ死んだと決まったわけではない。
コトハは自分が守ると言って、二人は管の通った道を進むことに。
どうやらカナテとギンチは生きていたよう。
だが、両手足を拘束され、宙に浮かばされた状態。
鞘のツツガが、今から罪人を裁くと宣言し、二人を引きちぎろうとしたのだ。
その頃、革はまた足元を掬われ、落下しそうになっていた。
なんとか助かったその時。
オソメが調度下の階にいたようで、手招きしてくれたのだ。
だが、革は今からギンチたちを助けに行くと誘いを断る。
彼女は表情を変え、必死で止めるのだが、ずっと怯えて暮らすなど出来ないと、ツツガの元へ向かう事に。
彼女を泣かせるなと、かんざしを返して送り出してくれたオソメ。
その頃、命乞いをするカナテに、一度だけチャンスをやろうと言い出すツツガ。
それは・・・なんと
ギンチとの勝負。
勝った方を無罪としてここから出してやるというのだ!!
そんな事、出来るはずがない。
だが、出来なければ死あるのみ。
二人に与えられた武器。
戦えというツツガ。
その時、ようやく革たちは二人の元へ到着。
何故二人が戦っているのか?
「それでいい。
生き延びたくば相手を殺せ」
ツツガの言葉にすべてを悟った革は二人を止めようとするが、ツツガの攻撃を受けてしまう。
反撃できず、防戦一方のギンチ。
そしてカナテはかかってこないギンチに、今日からお前はもう弟でもないと叫んだのだ!!
だがそれは、ギンチを助けるため。
自分を殺させることで、ギンチを助けようとうしたのだ!!
ずっとギンチの面倒を見てきた。
いつか指輪をくれた母の元へ戻してやると約束したから。
勝敗は決した。
罪人はカナテ。
だが・・・
なんとギンチはたった今罪を犯したと、ツツガは再びギンチを捕らえてしまったのだ!!
怒りの革。
手のひらから劍神を取り出す!!
そしてギンチの縄を解いた革。
これが審判の正体か。
人の心を試し、結局どちらも殺す。
「こいつらは、てめぇのおもちゃじゃねぇんだぞ!!」
ツツガの居場所を探す革。
だが、結局劍神を使えない革には、抵抗するのがやっと。
もうだめなのか?
諦めかけたその時。
コトハの革を呼ぶ声に、応えたいと思った革。
「顕れたまえ!!」
必死に叫んだ革。
すると--------ついに劍神は革の思いに答えたのだ!!
目覚めた劍神。
その黄金の強い光は、革を追ってガトヤへやってきていたカンナギの乗る船まで届いていた。
光に包まれた革は、劍神を振るわずとも次々と管を消滅させていく。
罪人たちは驚いてそれを見上げるしか出来ない。
そして、攻撃を仕掛けるツツガを逆に返り討ちにしてしまった革。
壊れた瓦礫の中に埋まっていたのは・・・老人。
その体中から管を出し、
胸に劍神を突き刺されたツツガの姿!!
その劍神は黒く染まり、苦しそうなツツガ。
革が劍神に触れると・・・。
そこから流れ込んできたツツガの記憶。
古い友が罪を犯した。
それでも罪人は罪人だと、罪を悔い改めよと諭したのだが・・・。
その友人はツツガの気持ちを踏みにじり、
最後は裏切って劍神をツツガに突き刺してしまったのだ!!
信じていたのに。
裏切られた。
所詮人間など信じられない。
罪人を閉じ込めてやると、悪鬼となったツツガ。
劍神もツツガの思いで真っ黒に染まり鬼神へと変わってしまったよう。
怒りと憎しみで支配されてしまったガトヤ。
罪人たちは今までの恐怖のお返しだと、ツツガを殺せと、口々に叫ぶのだが・・・。
革はそれでも劍神を抜こうと、自分の劍神を解き、柄を握り締めたのだ。
そこから今度は革の思いが逆流する。
革も同じ。
友に裏切られた経験者。
だからこそツツガの思いは痛いほどわかる。
「それでも俺には、大事な友達だったんだぁぁ!!」
それが革の本音。
ひとりでこんな所にいてはダメだと、必死にツツガの身体から劍神を抜こうとする革。
闇の思いに支配されようとしたけれど、それを振り切って、ついに劍神を抜いて見せたのだ!!
「絶対に助ける!!」
何故そこまで出来るのか。
呆然となるツツガ。
「あんたの過去が見えて胸が痛かった。
俺と同じだって。
信じて裏切られて、悔しくて・・・。
でも、本当はまだ信じたい。
許したいって思ってんだよな。
だから誰かを試して・・・また絶望して。
俺もそうなってたかもしれない。
ずっと辛かったよね」
ツツガと革の思いが重なる。
涙する革に、ツツガは、本当は自分を止めてくれる者を探していた事を知る。
すると、ツツガの劍神が本来の姿へ戻ったのだ!!
美しい劍神。
劍神・審判(サニワ)
裁きをつかさどる神。
するとツツガはその魂を審判の中へと溶け込む道を選んだのだ。
そしてその光は、今度は革の劍神に吸い込まれていく。
劍神も、ツツガも革へ降る事に。
自分の役目は済んだ。
これからは革の劍神の中で生きるというツツガ。
これで
審判の劍神は鞘である革のものとなったというのだ!!
「見せてくれ鞘、革よ。
新たなる管理者として、このガトヤを元に戻したまえ」
その思いに答えようと、革は審判を呼ぶ。
そして、崩れたガトヤは再生され、本来の姿を取り戻したのだ。
更には、ツツガが審判として食ったはずの罪人たちが戻ってきたのだ!!
どうやらそこにはオソメの大切な人もいたよう。
戻ってきた彼の姿を見て革に感謝し、涙するオソメ。
だがそこへついにカンナギがやってきてしまったのだ!!
危険を知らせるツツガは、早くここを出ろと革に進言。
カナテとギンジを伴い、彼が案内してくれたのは・・・元に戻った自分たちの部屋。
どうやらそこは船だったよう。
すぐさまそれに乗って逃げたす4人。
カンナギの前に姿を現したツツガ。
彼はその姿を見て、ツツガが革に降った事を知ったよう。
革は強いぞというツツガは、カンナギに、
革の持つ劍神こそ、この世界を統べる、源の剣だと告げたのだ!!
ハッとなるカンナギ。
「行こう、秘女王のいる、都へ------!!」
革は思いを新たにするのだった・・・。
ようやくこれで革は劍神を自由に使うことが出来るようになったって話か。
革の覚醒。
悲しいツツガの過去。
全員が救われたのは一番の救いだろうなぁ。
ま、相変わらず展開はめちゃ速いので、置いてけぼりにならないようついていくのがやっとなわけですが、それでも革がこうやって主人公してくれる姿はやっぱ面白いなと。
劍神が劍神を降らせる。
そうやってどんどん劍神も強くなっていくんだな。
では、いずれすべての劍神をひとつにすることも可能だって話か。
ま、それはとてつもなく長い話になりそうだけど・・・。
次回はまた新たな鞘が出てくるのか。
コニタンボイス♪
いきなり4人旅になっちゃって、どうなるか、姫女王のいる都までの旅。
見守ることにしましょう。
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