普通の人間であること-----------!!
いい加減にしろと未来を叱りつけた秋人。
分かっていないのはどっちだ。
貧血を起こしてしまい動けない未来を担ぎ上げ、ここから逃げ出すと言い出す秋人だったが、未来を狙った桜の攻撃は続く。
その頃博臣は一人で無数の妖夢との戦いを繰り広げていた。
そこへかかってきた美月からの電話。
着信音が「お兄ちゃん大好き♪」って美月の言葉!!
痛すぎるぜ、この兄貴っ(><)
秋人の居場所を尋ねる美月に、ただではできないという博臣。
そこで美月は渋々「お願い、お兄ちゃん」とおねだり♪
ご機嫌の博臣は「りょ~かい」と嬉しそうに電話を切るのだった・・・。
いや、ここまで徹底してくれると逆に面白いけどさ。
ここは記憶の迷宮。
抜け出す手段は秋人も、そして未来も分からないようで。
では、なんでそんな場所へ秋人は飛び込んできたのか?
「眼鏡の美少女だから」
「不愉快です!!」
わはは!!
この男のフェチ度も痛すぎる!!
だがそこへまたも桜が追いついてきてしまたのだ!!
どこまでも続くエスカレーターを駆け上がる秋人たち。
だが、途中それが坂道になってしまったのだ!!
仕方なくはだしになり駆け上がった未来。
ようやく出口が!!
そこでトラップを仕掛けるため、脱いだ未来のタイツを別の道へ落とした秋人。
無数の出口はいろんな場所へ繋がっているよう。
秋人と未来が出たのは駅。
桜は伊月家へ。
懐かしい唯のいた屋敷。
だが、やはりそれでごまかしはきかなかったよう。
電車の中、唯の姿を見かけた未来は秋人と共に彼女を追う。
だが、追えど追えど、唯は遠ざかるばかり。
最終車両に出てしまったその時、巨大な手が電車を破壊し出したのだ!!
その巨大な手の持ち主は、巨人化した唯!!
更に桜が現れ、挟まれてしまう二人。
唯の巨大な手に掴まれてしまった未来。
秋人は必死にそれは唯ではないと叫ぶ。
だが、それを受け入れてしまおうとする未来。
そこで秋人は持っていた指輪を未来に向けて投げつけたのだ!!
正気に戻った未来。
そう、唯はもういないのだ。
自分が殺したから-----------!!
そこでありったけの力を出し、拘束を解いた未来。
未来の血で変化を解かれてしまった巨大唯の正体は-------うつろな影!!
骨と白いムンクの叫びの出来損ないのような体を持つそれに血の剣で応戦する未来。
とどめを!!
まばゆい光と爆風が起こる。
戻った世界。
森の中、だが未来の周りだけ、まるで焼野原のようになっていたのだ。
膝をついて座り込んでしまった未来にすぐに駆け寄ろうとする秋人。
だがそれを手だけで静止させてしまった未来。
その時・・・降り出したのは、血の雨!!
これが呪われた血の現実なのか・・・。
その血を浴びた樹木は次々と枯れていってしまったのだ!!
秋人がこれを浴びたら・・・。
唯はそのまま姿を消した。
「私は、普通の人間に見えますか?」
苦しそうにそう問う未来。
だが、秋人の答えは決まっている。
「僕には眼鏡の美少女にしか見えない」
だがその時----------!!
最後の悪あがきか、まだかろうじて力を残していたうつろな影が秋人の体を貫き、入り込もうとしたのだ!!
内側で戦いを続ける秋人。
今刺さなければうつろな影を捉えられない。
自分は不死身だから大丈夫だという秋人。
だが、もしも傷つけてしまったら・・・また唯と同じように殺してしまったらと考えると未来の手は止まってしまう。
どんどん浸食されていく秋人。
ためらう未来に、ここで自分を刺したとしても、その血の呪縛は変わらないと訴える秋人。
「だから、生きろ--------!!」
その言葉に勇気をもらった未来は、ついに血の剣で秋人を貫いたのだ!!
血を放てと笑顔を作る秋人に、目を閉じ血を送り込んだ未来。
叫ぶ秋人の中からうつろな影を追い出す事に成功!!
すぐに影を追い詰めとどめを刺した未来。
ようやく妖夢石へと変えられたのだ。
倒れたままの秋人は親指でグッドサインを送るのが精一杯。
駆け寄ろうとした未来を制したのは・・・博臣と彩華、雫。
秋人の周りに結界を張った3人。
一体何を?
彩華の説明によると、半妖の秋人は、命の危険な状態になると妖の部分が目を覚ますというのだ。
これが厄介なのだとか。
そして・・・目を覚ました秋人は・・・自我を失い結界の檻を破ろうとしたのだ!!
それが破られたら、秋人の体の組織を分解させるしかない。
強すぎる!!
吹き飛ばされてしまう3人。
破壊されそうになったその時、暴走する秋人を止めなければと必死に放った一撃が秋人を捉える。
火の攻撃をかわし、秋人に近づいた未来は、その体に抱きついたのだ!!
「ごめんなさい」
何度も謝罪する未来。
咆哮を上げた秋人。
その体が徐々に人間へと戻る。
そして・・・意識を取り戻した秋人は、あたりの惨状を見て、自分が暴走してしまった事を知る。
「ゴメン・・・」
秋人の絞り出すような謝罪に、ただ首を振り、泣きじゃくるしかできない未来。
そんな二人を見ていたのは、異界士協会の藤真。
完全に目をつけられただろう。
今は泉たちが抑えているようだけど。
戻った日常。
血が足りないという未来は、ガツガツレバーを食べまくり。
秋人はその食べっぷりに呆れつつ、自分は食が進まないよう。
トイレに立った秋人は、未来に問う。
「僕は普通の人間に見えるかな?」
「そうですね。
ただの性格の悪い眼鏡好きの先輩に見えます」
「なんだそれ」
でも、それが今一番秋人が言ってほしかった言葉。
普通の人間でいたい。
それが二人に共通する願い。
抱えるものの大きさに悩んでいるのは一人だけではない。
それを身をもって知った未来は、これで秋人に心を開いていくだろう。
心が通じた。
ようやくの序章って所かな。
ここから二人の抱える問題に周りがどう絡んでくるかだね。
異界士協会の動きが怪しいし。
進展に期待。
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