復讐劇の始まり----------。
1話目の放送は今期放送のドラマでは1番の視聴率を取っていた今作。
やはり樹里ちゃんのこういうダークヒロインってのはインパクトあるんでしょうかね。
紀香さんのキャスティングに関しても評判よかったようですし♪
15年前の医療ミスを知る西門(オダギリジョー)から謝罪の言葉を受けた明日美(上野樹里)は、それを受け流し自分のことを黙っておくよう冷たく突き放した。
そのその頃、明日美の父親の手術時、伊達(藤原紀香)の指導医をしていた千原淳一(田中直樹)は、伊達なき医局で次期教授候補として頭角を現していた。
だが、看護師や他の医師からの、彼の評判は最悪なものだった。
明日美と同じ歳の看護師・星野美羽(栗山千明)も、研究一筋で患者と向き合おうとしない千原の姿勢を腹立たしく思っていた。
三ヶ月も通院している患者には経過観察の判断しか下さず、入院中の患者の急変にも時間外だからとお構いなし。
また、研究だけで手術経験が乏しいと思われないようにと、最初の皮膚切開だけ行い後は助手に任せるという、姑息な一面も持ち合わせていた。
彼の頭の中には、出世と研究、そして溺愛している娘のことしかなかった。
そんなある日、千原の元に磐台教授(岩城滉一)直々の手術要請が入る。
彼の研究は評価しているが、大きなオペ実績がないことを危惧した磐台は、聖林大学付属病院に多額の寄付をしている特別患者の手術を千原に任せたのだ。
その手術の前日、千原の愛娘が行方不明だと妻から連絡が入る。
直後に、千原の元へ「娘を誘拐した」という電話が…。
そして、千原のデスクには、15年前の手術看護記録とアリスのメッセージカードが置かれていた…。
謝罪する西門に
「あなたに私の気持ちはわからない」
と、突き放す明日美。
今度のターゲットは伊達が言い残した指導医である千原。
彼は医師としては最悪な奴。
患者の事より研究や出世のことばかり。
患者だけでなく、看護師の名前すら覚えようとしないのだ。
そしてセカンドオピニオンで妻に癌が発見されたと訴えに来た男性には、
クレームですかと、その癌の発見が遅れたのは自分のせいであるという根拠はあるのかと、訴えをねじ伏せてしまったのだ!!
そんな彼が唯一心を許すのは------娘の存在。
「医者は患者やメスにとらわれているほど暇じゃないんだ」
研究に論文。
執刀時間など書類でどうとでも誤魔化せる。
そう言って憚らない千原。
しかも千原の手術は、最初の皮膚切開だけして、残りはすべて助手任せにしていたのだ。
これも手術時間を稼ぐためのだけのもの。
そんな千原はある薬を常用していた。
それに気づいた明日美。
どうやらそれは視野狭窄症状に効く薬だったのだ!!
そんな状態で手術を?
すぐさま明日美はアリスのシークレットのカードを千原に送る。
目隠しされた猫。
その絵を見て焦る千原。
一方、悠真は教授である盤台に特定患者と親しくするなとキツク言い含められていた。
担当患者の幼い健太のことが気になる悠真。
その話を明日美に言ってしまう。
「あなたはあなたらしい医師を目指してほしいな」
そうアドバイスした明日美。
その言葉に励まされる悠真。
15年前、薬の横流しをしていたという烙印を押されてしまった明日美の父。
死人に口なし-----。
全ての悪事を父のせいにされてしまった明日美。
唯一の理解者だと思っていた西門ですら、裏切られたと罵り、父の悪事を示す文章を書き離れて行ったのだ・・・。
だが、その西門が償いをしたいと謝罪してきたのだ。
それは・・・どうやら彼の元にも半年前、看護記録が届いたため。
そして、もう一度調べた所、すべて仕組まれたものではないかという疑いが出てきたというのだ。
父が不正を行った証拠は出てこなかったと・・・。
協力を申し出る西門だったが、今はもう西門が知っている私ではないという明日美だった-------。
一方、磐台ご指名で千原に病院へ多額の寄付をしてくれている患者の手術が任せられる。
それは教授になるための大きな手術。
視界狭窄の症状が現れるも、このチャンスを逃すまいと、それを引き受ける千原。
だが手術当日------。
蛭子を使って、千原の娘を誘拐させた明日美。
そして、
千原に娘を預かったと連絡を入れ、明日の手術を助手に任せず一人でやるようにと要求を出したのだ!!
その話を偶然聞いてしまった西門。
そして手術が始まる-------。
いつも通り・・・を言い聞かせる千原。
だが、極度の緊張からか、視界がどんどん狭まってしまう。
ついには手術を投げ出してしまう千原。
手術ができなかった千原に、娘はどうなってもいいのだなと電話を掛けた明日美。
だが、最後のチャンスを求める千原に、今から言う言葉を一言一句違えず患者に告げろと言い渡したのだ。
その電話を聞いてしまった西門はこれは犯罪だと止めるのだが、明日美はあなたに止める資格はないと振り払ってしまう。
そして、憤慨し、病院を出ていこうとする患者の前、千原はついに明日美に言われた言葉を告白する。
「私にも家族があるんだ。
根拠がない言いがかりで評価が下がったら困るんだよ-------」
多額の寄付金を出していた患者は当然怒り、もう寄付はしないと断言し出ていこうとするのだが・・・それを居合わせた盤台がなんとか止めて患者を説得し、千原はもうこの病院のスタッフではないと告げたのだ。
千原はすぐに開き直り、自分を正当に評価してくれる病院に移るまでだと遠吠えを吐く。
それを見届け、娘はここにいるとメールを送った明日美。
そう。
明日美は娘を誘拐などしていなかったのだ。
最初から蛭子を使い、延長保育を頼んで園に預けていただけ。
娘はいちばん安全な場所にいたのだ。
電話口で利かせた娘の泣き声は、病院内で泣いていた時に録音したものだったのだ。
がっくりと崩れ落ちる千原。
姿を現した明日美が15年前の医療ミスで死なせた患者の娘だと知り驚愕する。
「私はあなたを、死ぬまで許さない--------」
そう告げた明日美に千原は叫ぶ。
「告発しようとしたんだ!」
このままでいいはずがないと言ったという千原。
だが、それを止めたやつがいたのだと--------。
それは顧問弁護士の日向。
しかも明日美の父に薬の横流しの冤罪まで擦り付けたというのだ!!
「全部あいつの指示なんだよ!!」
そして千原は・・・医者を辞めたよう。
すべてが明かされ、確かに自分が知っている明日美ではないといいながらも、西門は言う。
「君を助けることにする」
それが償いになると思うし、僕も真実を知りたいと言い出したのだ。
それを勝手にしたらと突き放す明日美。
だがさすがにここの所の不祥事続きに、誰かがこの病院を引っ掻き回しているのではないかとうわさが広まっているという話を聞かせてくれる美羽。
そんな時、有馬に声をかけられた明日美。
そして有馬は明日美に最近の院内での医者の不祥事について何か知ってますよねと声をかけたのだ。
明日美は------それに
「はい」と答えるのだった・・・。
もう一人次期病院長の椅子を狙う有馬。
彼は患者のための病院を目指す・・・なんて言ってるけど、本心なのかは怪しいところ。
たらいまわし的な諸悪の根源は一体誰なのか?
回り回って有馬と盤台に行きそうだよなぁ。
でも、次回は早速復讐の終了とか言い出してるし。
日向弁護士がどんな手を使ってくるのかだな。
なんで西門が謝罪するのか?ってのがわからなかったので、今回ですっきり。
さて、どうなるのか、これはまだまだ続きが気になる所だよ。
◆キャスト
水野明日美…上野樹里
磐内悠真…中村蒼
西門優介…オダギリジョー
千原淳一...田中直樹
水野和史…中村梅雀
伊達理沙…藤原紀香(特別出演)
蛭子雅人…六平直政
磐内修一…岩城滉一
星野美羽…栗山千明
有馬毅…國村隼
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