やることをやる-----------------!!
このドラマの独特のやり取りが、自分の想定してるセリフとか流れじゃないのが面白いんだよな。
前回の「俺は」じゃなく「俺が」ってのもそうで。
ま、確かにこんなのは学生の時だけだもんね(^^;)
この小田原城徳高校の政党は本当素直で、言われたまんま従うというか、それも面白いというか可愛い。
そんな中、ようやく自発的にドンマイとか声を出せるようになってきた野球部部員たち。
少しずつ変わって行っているようで、白尾と田茂の対立もうやむやになって、江波戸のキャプテン権限でやめることなくまた一緒に続けられることになれたのは何より。
で、今回のメインキャラは3年の亀沢・本郷くんと柚子。
柚子はこの時期になると、なんだかイライラした様子を見せ、キレるのも多くなってくるよう。
それは--------
父の命日。
13年前、柚子が父と母と最後に見た試合が、あの田茂の酷いキャッチングすらできないボロボロの試合だったよう。
相変わらず家に帰らず、学校に住みついてしまった赤岩。
そんな彼を気遣い、マネージャーとしての仕事をこなしていた柚子だが・・・。
Gが部室に出たと怯える男どもを一蹴。
そしてGに冷却スプレーを噴射し、あまつさえたたくものがないからと、踏みつけてみせたのだ!!
逞しすぎるっ!!
ってか、男子弱すぎるっ(><)
しかも今度はボールが来ると焦ってしまい、捕れなくなってしまうというのだ。
強気でいけとアドバイスする田茂だが、イマイチ頼りない返事しか返ってこない。
文句ばかり言う部員たちに呆れる田茂。
「何かお前達はさ、野球のほうが悪いみたいなこと言ってるけど、要はお前達の予測が外れてるだけだろ?」
「だったら予測の範囲を広げようよ」
そう皆に宣言したのは-------なんと
ユニホーム姿の柚子!!
なぜユニホーム?
すると柚子は田茂に頭を下げお願いをしたのだ。
「私野球がしたいんです。
やらせてくださいお願いします!」
だが、それを田茂は女子は試合に出れないから無理だと一刀両断してしまう。
それは・・・毎年の恒例行事のようなものなのだそう。
中学までもソフト部に入部していたよう。
だがセンスがないので高校ではマネージャーになったのか?
でも、楓曰く、選手になりたいと思ったきっかけはあの最後に見た田茂の試合が原因ではないかというのだ。
あまりに下手な田茂の姿を見て、自分の方がうまいといった柚子。
父はそこで自分も柚子の試合が見たいと言ったそう。
その場凌ぎの言葉だったのだろうけど、柚子はそれを父の遺言ぐらいに考えてしまったよう。
おまけに今年はそのきっかけとなった田茂が帰ってきたのだ。
選手になりたいという気持ち、長引くかもしれないと楓に脅されてしまう田茂だった。
で、その通り、どんどんやる気モードになっていく柚子。
さて、田茂に学校に住み着いているのがバレてしまった赤岩は、今日は亀沢の家に泊めてもらうことにしたよう。
彼はボロ屋で一人暮らしをしているよう。
一人暮らしもいいなぁと甘い事を言い出す赤岩に、そんな簡単ではないと忠告する亀沢。
どうやら彼は実家が貧乏だけど、東大へ行くためにわざわざ城徳に来たよう。
そこで毎朝朝刊配りをして、家庭教師も週3回。
まだ吹奏楽部の時はよかったけど、流石に運動部では体力的にもキツイようで。
だから最近練習中によく居眠りをしている姿を見たのか。
練習量を減らしてもらえばと言う赤岩に、まだ踏ん張れるという亀沢だった。
だが、授業中にも寝てしまうほど疲れている亀沢。
そんな事情を分かっていても、赤岩に練習時間は譲らないという田茂。
「俺は勝つって決めたんだよ」
田茂は今度は体で覚えるより、頭で練習をさせようとする。
止まっている玉に対し、最終局面を考え、拾うという動作から入ることに。
ボールを追いかけながら捕るということはうちでは例外。
捕らなくていいって、極論すぎる(><)
流石にこの事態に、男子たちも何か亀沢に協力できないかと動き出す。
ま、高校男子の頭では、滞納してる学費を卒業まで待ってほしいとか校長に直談判するくらいしかできないわけですが。
それに、先延ばしにしても今度は大学資金がいるわけで・・・。
で、結局皆持ち寄りで亀沢に物を渡しはじめ・・・施しを受けるような形になってしまい、さすがにこれには亀沢はキレてしまったよう。
赤岩を最低呼ばわりして出て行ってしまうのだった・・・。
話を聞いた田茂は無神経だとあきれる。
亀沢が何とかしてほしいと頼んだわけでもないのだからと。
「そもそもお前に打ち明けたのもあいつのためじゃなくて、むしろお前のために言ってくれたんじゃないか」
「えっ? 俺のため…?」
「お前、会話のキャッチボールも下手くそなのかよ」
盛大な溜息をつく田茂だった。
本当に柚子はマネージャーをやめるのか?
赤岩がかけている迷惑に比べたら微々たるものだと反論する柚子に、ついに赤岩は交換条件を出す。
家に帰るから、マネージャーに戻れという赤岩。
って、ここで大きな虹がかかってる風景が映し出されましたが、本当に虹が出てたんだそうで、CGじゃないんだそうです。
そして自宅へ戻った赤岩。
どうやら楓が赤岩の父を振ったということで、一応納得して・・・家に戻ったよう。
なんというか、本当赤岩ってお坊ちゃんだったんだ(><)
すごい豪宅。
さて翌日。
田茂にとっては招かねざる客到来。
なんと谷内田が城徳へやってきたのだ!!
ちょうど璃子も取材に来ており、グラウンドはスター選手の来校にざわめく。
だが、田茂にとっては因縁の存在。
何しに来たといわんばかりの口の態度に、二人の対等な姿に皆が驚く。
谷内田は、監督としての田茂を見に来たという。
自分にかまうなという谷内田は、田茂が監督として認められるようなら、バッティング位してやるというのだった・・・。
今日は走塁の練習をする部員たち。
でも、どのタイミングで走らせるか、ストップをかけるか。
全然意思の疎通ができず、散々な練習。
おまけについに亀沢が倒れてしまったのだ!!
田茂は皆にいう。
「お前達はさ、自分本位なんだよ。
それを言われたら相手がどう思うかっていう気持ちをまるで考えてない。
走る相手の気持ちを… いやもっと全体的にひとの気持ちを考えろ。
行くべきか止まるべきか。
迷う気持ちはよく分かる。
いや、迷っていいんだ。
迷うことは大事なことだから。
ただしさ、決断をしろ。
相手のために。
自分の役割のために。
適切なタイミングで決断してそれを必ず相手に伝えるんだ」
その言葉を聞いた谷内田はバットを持ち、快音を響かせ、ボールを飛ばしてみせるのだった・・・。
それはつまり田茂の監督としての資質を認めたって事。
ま、素直に喜べないのが田茂なんだけどね。
それでも互いをライバルと認めてくれたからこその対決なわけで。
選手として散々な試合をした。
今度は監督として両者は試合へ。
これは楽しみなラストになりそうだね。
そして・・・そんな田茂の背中を見て、柚子もまた自分のすべきことを考え直したよう。
キャッチボールしようと田茂を誘う柚子。
それは父が亡くなって、田茂が卒業するまで続けられたものだった。
ちゃんと田茂も自分のすべきことをわかっていたからそうしたのだ。
柚子に付き合って、どれだけ下手でもキャッチボールしてくれた・・・。
それを思い出した柚子は、正面からは言えないけど、ありがとうと田茂に感謝するのだった。
さて、部員たちは今度は亀沢の負担にならないよう、自分たちのランニングついでだということで、朝刊の配達を手伝うことにしたよう。
こうすれば早く上がれるだろうからという気遣いのようで。
う~ん、青春♪
素直じゃない、それでもあったかいものがあるこの城徳メンバー。
一人一人のフューチャーもあるし、選手の個性もこれで引き立っていくから、もっと見えてくるものはあるだろう。
因縁の対決の中、チームがどう成長していくか。
弱くても勝てる。
その本当の意味がどこにあるのか。
見守りたいね。
◆キャスト
二宮和也
麻生久美子
福士蒼汰
有村架純
中島裕翔
山崎賢人
本郷奏多
間宮祥太朗
桜田通
鈴木勝大
柳俊太郎
平岡拓真
阿久津愼太郎
市川海老蔵
光石研
川原和久
荒川良々
笹野高史
薬師丸ひろ子
【楽天ブックスなら送料無料】弱くても勝てます [ 高橋秀実 ]
【楽天ブックスなら送料無料】【CDポイント3倍対象商品】日本テレビ系 土曜ドラマ 弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~ オリジナル・サウンドトラック [ 井上鑑(音楽) ]
←よろしければポチっとお願いいたします♪
第1話
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
↓
<トラックバック URL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/b8fad4417e3ab2657191e26df1a1520d/ac