インターハイ第1日目、最後の決戦開始---------!!
前回は本当感想書くのが楽しかったなぁ。
こういうのだよね、見たいのは。
アニメになってよかったって思うのは。
今泉と金城が飛び出す。
残り4kmの戦い。
1stリザルトを捕った田所と鳴子。
驚異的追い上げで皆を引っ張ってくれた小野田。
今までは負けたくないと思っていた.
だが、今日は違う。
「あいつらのためにゴール捕んなきゃって思ってる」
福富の踏み込みの一瞬も見逃さなかった今泉は、素早く彼の進路を塞ぎブロック。
その反応の良さに、金城が今泉をしっかり育てている事を悟った福富。
残り5分で勝負がつく。
それを感じた金城は今泉に行けるかと問う。
すると今泉は暑さにやられてると軽口を叩き、調子がいいので金城がついてこれるかと挑発したのだ!!
一気に加速する今泉と金城。
ハコガクとの差が広がる。
だが、沿道で見ていた観客は、それでも勝つのはハコガクだというのだ。
福富は荒北と組み始めてからのレースには一度も負けていないというのだ!!
この差をひっくり返すのか!?
残り3kmの勝負。
ゴ―ル前に前を走っている奴がいた場合、すさまじいまでの集中力を発揮する荒北。
普段はすぐサボるし、面倒くさいとやる気のない選手だけど、ここ一番の勝ちへの執念はスゴイというのだ。
それはまるで野生の本能。
もし総北が前を走っていたら・・・残念だが勝ちはハコガクだと巻島に断言する東堂。
そして・・・カーブを曲がる瞬間、ついに巻島と東堂を抜き去った4人!!
先頭を走っていたのは、今泉!!
下り坂道が終わり、ついに平坦な道へ入った勝負。
接触など恐れない。
強引なまでのぎりぎりの走りを見せる荒北。
それをかわし、瞬時に反応を見せる今泉も流石。
だが・・・頭はよくても勝てないと叫ぶ荒北。
それは-------今泉がいい子ちゃんだから!!
荒北はどうやら中学で一度大きな挫折を味わったことがある選手のよう。
中二まで野球をしていた荒北。
だが、大事な試合前に肘を壊してしまい、高校は野球部のない箱根学園へ入ってきたそう。
でも、何をやってもつまらない。
面倒くさい。
粋がっていたら・・・誰も残らなかった。
信じられるのは原付バイクだけ。
「運べ。
誰もいない、いやなことがない世界へ----------!!」
だが・・・どれだけバイクで走っても爽快感など得られない。
景色を見ても荒んだ心を慰めることは出来なかった。
そんな時、丁度ロードへやってきた福富と遭遇したのだ。
休憩を取っていた福富と遭遇した荒北は、誰でもいいからと喧嘩を吹っ掛けたよう。
ちんたら車道を走るなと、チャリは歩道を走れと凄んで言うも、動じない福富は、ロードバイクは車道を走るものだと落ち着いて返す。
当然気に入らない荒北は暴力に訴え、福富の自転車を倒し、自転車を罵倒する。
こんな細いチャリに乗って何になるというのか?
「進む。
前に、確実に」
お前とは違う。
そう言われて思わず福富の胸倉を掴んだ荒北。
だが、それでも自分は悪くないと、他人に当たる荒北に対し、原因を他者に求めているようでは前に進めないと言う福富。
「俺は強い」
だから勝負は道の上でつけようと言い出したのだ。
ここから学校まで5kmの勝負。
原付と自転車の勝負。
くだらない。
誰でもわかる勝敗ではないか。
原付は自転車より早い。
これが現実なのだ。
だが・・・ここは下りだったのだ!!
カーブで抜き去るつもりだった荒北の思惑は大きく外れる。
そのカーブで逆に福富に抜き去られてしまったのだ!!
ロードバイクで坂道の時速は70kmまで加速する。
もはや荒北に福富を追い超すだけのスピードは残されていなかった。
負けた悔しさから、すぐに自転車に乗り始めた荒北。
最初はうまくいかず、フラフラな走りしかできない。
その様子を見ていた福富は、「前を見ろ」とアドバイス。
・・・ちゃっかり福富の自転車に乗って練習してるあたりがなんか荒北可愛いじゃん♪
でもよく怒らないよね。
普通なら俺の自転車に乗るなとか触るなとか言いそうなんだけど。
流石懐深い男♪
「すべてを忘れろ。
過去もしがらみも。
自転車にエンジンはついていない。
進むも止まるも、お前次第だ。
進まないのは、お前が進もうとしていないからだ。
前だけを見ろ。
すべてを使って進もうとしなければ、自転車は早くはならない」
すべてを----------!!
そして荒北は変わった。
前だけ見て進んだ結果、素晴らしい勢いで頭角を現し、勝利を手にしたのだ!!
彼が認める選手は福富だけ。
その福富をゴールまで運ぶ事が自分の使命!!
ついに横に並ばれてしまう今泉。
実力はやはり2年分の重みがある。
このままでは負けると思ってしまう今泉。
だが、ここで気持ちで負けてどうするのか!?
集中しろと自分に言い聞かせる今泉。
試合前、金城にも言われたのだ。
ハコガクは3年生中心のチーム。
実力差はそこかしこで実感することになると。
だから金城はこの試合全部を通してのオーダーを今泉に示す。
「成長しろ。
この3日間でだ。
それがなければ俺たちは勝てない。
自分と向き合え。
現状を知り、打破する方法を考え、試せ。
他人をまねても答えは出ない。
今泉お前ならわかるだろう。
本質は自分の中にしかない」
では本質とは?
ここで成長しなえればと考えるも・・・その一瞬の躊躇が荒北の本能を刺激する。
ここぞという場所での一気の加速。
ついにハコガクが総北を抜いた!!
お利巧ちゃんの今泉には無理なのだ。
実力不足なのか!?
原因は、本質とは?
だが・・・もう考えている時間はない。
それに考えていられる状況でもないのだ。
その時、今泉の目つきが変わる。
「俺はうるさいのは嫌いなんだ!!
先頭は俺が走る!!」
何も考えるな、ぶっちぎるだけだと、ただ前を見ることだけ考える今泉。
その目は野獣を彷彿させる獣の目。
これで今泉もこの勝負に参加する資格を得た!!
ついに残り500mの勝負。
皆の思いをゴールへ届けるのだ!!
金城の背中を押して前へ進ませた今泉。
福富もハコガクの思いを背負い飛び出す。
だがその時、
「お待たせや--------」
御堂筋がにたりと笑って4人を抜き去って行ったのだった・・・。
えぇぇぇぇ!?
ここで伏兵登場っすか(><)
来ないのが不気味とは思ってたけど、まさかこういう形で御堂筋が絡んでくるとは。
怖い男や。
成長する姿。
抱えた重み。
チームで走るということ。
どちらの思いも切ないなぁ。
両者の熱い戦い。
それに水を差す御堂筋の登場。
波乱の次回だなぁ。
これは楽しみでもあるし、怖い。
それにしても荒北が意外といい奴ってフォローを入れたCパートはなんかほほえましかったね。
獣には優しいのか。
餌付けっすね(^^)
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