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くろまる雑記帳

よいFPの選び方

FPを探す前に、まずあなたがFPに何を求めるのか?を決めておきましょう。
とりあえず今抱えている単発の問題に対応すればいいのか?
それともライフプランを相談できる一生付き合えるFPを探すのか?

『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキは「FPを選ぶとき、初めて会った人にすぐに決めてはいけない」と言いました。
FPを選ぶということはそれほど重要なことなのです。


FP資格をとるための試験範囲は非常に広く、お金関連の事柄はひととおり学んでおかなければなりません。
ですからFPの資格保持者であれば基本的にお金関係全般に通じているはずです。

しかし、お医者さんが外科、内科、眼科や耳鼻咽喉科等に分かれるのと同じく、FPもそれぞれ得意分野をもっています。

捻挫をしたら外科へ、風邪をひいたなら内科へ行くのと同様に、例えばあなたが資産の一部として不動産投資をしようと考えた時、家計設計が得意なFPや保険分野が得意なFPでは、少々不安が残ります。

また、いわゆる「標準家庭」のプランニングばかりしているFPでは、シングルのあなたや、「標準家庭」に属さない人の本当のニーズを引き出すことができないかもしれません。

しかし、実際のところ、私はFPの存在意義はライフプランにあると考えています…
矛盾するようですが、せっかくFPを探すなら、単発の問題だけを相談できる専門医ではなく、あなたのライフプラン全般にわたって相談できる主治医を探すべきです。

もちろん単発の問題で、そのFPを試してみるのもいい方法です。

いくつかの質問を用意し、そのFPが丁寧にわかりやすく説明してくれるかよく観察しましょう。
また、わからないところを変にごまかさず、「後日調べて回答いたします。」ときちんと対応してくれる真面目さや誠意といった部分もテストする必要があるでしょう。

費用もかかるし、何よりプライベートな部分を知られるわけですから、誠実さ、人となり、あなたとの相性(これがけっこう重要だったりします)等、慎重に選んで選びすぎるということはありません。

契約までじっくり時間をかけましょう。



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