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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2011年09月14日
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天賦の才を与えられた、お騒がせ少女(?)によるヒット曲


 エイス・ワンダー(Eighth Wonder)というのは、80年代の洋楽シーンを知る人以外には“何それ?”という程度の知名度かもしれない。女優として活躍するパッツィ・ケンジットをヴォーカルとする英国のバンドで、世界的には1枚のアルバム(ただし日本限定ではファーストの前にミニアルバム『ブリリアント・ドリームス』も出ている)を残しただけで実質的に活動停止となってしまった。

 ミニスカートで歌うパッツィのアイドル的人気もあって、日本やイタリアでは先行ヒットを飛ばしていたが、ようやくエイス・ワンダーが世界的にブレイクしたのは、このシングル曲「モンマルトルの森(I’m Not Scared)」(英チャートで最高位は7位)であった。曲の提供は、当時伸び盛りだったペット・ショップ・ボーイズで、この80年代ディスコちっくなサウンドは当時の彼らの得意とするところが存分に含まれている。さらに、ペットショップ・ボーイズは、この曲のプロデュースも担当している。

 個人的な思い入れも勝手に含めてしまうと、「浮気なテディ・ボーイ」といい、この曲といい、パッツィのヴォーカルは本当に魅力的であった。本人の行動が特異で時にお騒がせなのとは対照的なほどに、その小悪魔的魅力が強烈であった。子役から女優のキャリアをスタートさせ、兄のバンド結成にせっついては16歳でそのヴォーカリストとなったかと思えば、女優業の優先を理由にバンド活動を停止に追い込み、本人は現在のところ4回の結婚を経験している。この経歴だけ見ると、知らない方は“とんでも女”かと想像されるかもしれないが、当時のパッツィの可愛さ(容姿だけでなくヴォーカルの声の魅力)はずば抜けていた。

 いつしか、いろんなバンドの“再結成ブーム”みたいなものが進んできた。70年代~80年代のバンドの再結成や復活ライブのような企画は、来日企画としても盛んである。けれども、エイス・ワンダーは、復活して欲しくない筆頭である。このエイス・ワンダーだけは10代後半から20歳頃のパッツィ・ケンジットの“甘い思い出”みたいなもののままでいてもらいたい気がする。ともあれ、若々しい色っぽさを披露していたパッツィに乾杯! 



[収録アルバム]

Eighth Wonder / Fearless(クロス・マイ・ハート) (1988年)





 
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