カテゴリ:動画紹介
B・ジョエルを久々に取り上げたついでに、前から気になっていた“ロックの高齢化”について雑談&動画紹介をしてみたいと思います。 もうだいぶ前(といっても2000年代に入ってから)なのですが、ビリー・ジョエルがすっかり老け込んだのを見て衝撃を受けました。イタリアの街角で仲間とだべっている初老のおじさん、というのが正直な印象でした(ファンの方ご免なさい! ちなみに、ビリーは現在63歳)。 ロックやポップスのミュージシャンと言えば、ドラッグが原因だったり、謎の死を遂げたり(最近だったらマイケル・ジャクソンやホイットニー・ヒューストン)、はたまた暗殺されたり(ジョン・レノン)、長生きしない人が多いという印象があるかと思います。ポップ/ロック界に限らず、ジャズ界まで視野を広げると、はもっと激しい生き様を見せた人も多くいます。 でも、よく考えてみると、普通に70歳、80歳まで生きるミュージシャンもいくらでもいるわけです(それはジャズ界でもある程度は真実)。わかりやすい例は、ビートルズでしょう。若くして予期せぬ死を遂げたジョン(享年40歳)。早くに癌が見つかり、結局は60歳手前で亡くなったジョージ(享年58歳)。現役を続けているポールとリンゴ(現在、それぞれ70歳と72歳)。 それでもって、今回のロンドン五輪。ポール・マッカートニーが登場し、「ヘイ・ジュード」を熱唱して注目を浴びましたが、ポールもかなり好爺な顔つきになってきたように感じました。昨年には3度目の結婚宣言をし、まだまだ元気なのでしょうけれど…。 ポール・マッカートニーにせよ、ビリー・ジョエルにせよ、高音域がきつくなってきて(実際ライブなどではキーを下げる曲も)、5年後、10年後もこのまま元気で歌っているかどうかは、実際のところ、わかりません。時の流れを感じ、複雑な思いにかられつつも、以下の最近の映像をどうぞ。 まずは、記憶に新しいロンドン・オリンピック開会式でのP・マッカートニー「ヘイ・ジュード」です。 さらに最近のポールをもう一つ。同じく今年、メキシコのエスタディオ・アステカ(アステカ・スタジアム)でのライヴより、「レット・イット・ビー」です。 続いては、ビリー・ジョエルの名曲「ピアノ・マン」です(キーは下がってしまっていますが…)。正直、この老け込んだビリーの姿にはがっかりした部分もありました。 と思いきや、「ニューヨークの想い」がやたらカッコいい最近のインタヴューもどうぞ(今回は英語オンリーではありません。画面右下ボタンのうち、いちばん左のものをクリックすると日本語字幕が出ます)。 せっかくなので最後にもう1本。昨年のポールのライヴから、ビリー・ジョエルとの共演での「アイ・ソーハー・スタンディング・ゼア」です。 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、ひとつでも“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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