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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2013年08月06日
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時代がついて行けなかったのか、彼女が早すぎたのか…


 GWINKO(ぎんこ)は、沖縄出身の女性シンガーで、現在は美良樹吟呼と名乗っている。1987~94年まで活動したが、90年代から現在まで沖縄に戻って女優活動などをしている。そんな彼女のファースト・アルバムが、1987年に発売されたこの『YESTERDAY TODAY FOREVER』だった。デビュー・シングル(本盤には未収録)と同じ月に、シングルに続いてリリースされた。

 実はこのGWINKOという人は、沖縄アクターズスクールの第1期生。このスクールは、後に安室奈美恵(1992年デビュー)、SPEED(1996年デビュー)を輩出している。いわば、GWINKOはこうした後進たちの先駆けとなったシンガーだった。

 デビュー当時のGWINKOは14歳。この年齢を考えればなおのこと、歌のうまさが光っている。歌っているのはR&Bっぽい、当時の洋楽だとマイケル・ジャクソンの妹のジャネットなんかが意識されている感じだろうか。シャープな踊りも上記の後輩たちの原型になったように思われる。

 筆者はデビュー当時にラジオで特集が組まれているので初めて知った(確かスタジオライヴか何かだったような記憶がある)のだが、やはり第一印象はその歌声だった。中学生とは思えない歌唱力に、楽曲も結構いい感じのものが提供されていた。本盤収録曲の楽しみどころとしては、3.「KISS KISS KISS」、4.「GWINKO’S CHRISTMAS CAROL」、5.「スクランブル・ムーン」、それから、リゾート風アコギサウンドに乗せてのバラードの7.「鐘がきこえる日々」。

 結局のところ、GWINKOが爆発的な人気を博すことはなかった。時代が彼女についていけなかったと言うべきか、はたまた彼女の登場が時代に先行し過ぎていたのか…。あと5年遅く登場していたら、よくも悪くも大注目されていたのかもしれない、と想像してみたりもする。



[収録曲]

1. YESTERDAY TODAY FOREVER
2. MILKY-WAYは君につづいて
3. KISS KISS KISS
4. GWINKO'S CHRISTMAS CAROL
5. スクランブル・ムーン
6. RAINBOW
7. 鐘がきこえる日々
8. DAY TRIPPER
9. ダイナソス・ラブ。

1987年リリース。








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